徒然なるまゝによしなしごとを書きつくる

旧タイトル めざせ、ブータン

剣道部顧問

2016年12月23日 | 日記

僕も剣道部だったけど、この大分・竹田高校の元顧問は認知症かね、

http://www.nishinippon.co.jp/nnp/national/article/297522

工藤さんは「もう無理です」と訴え、竹刀を落としても気付かないまま構えのしぐさを続けた。 

元顧問は、工藤さんが倒れると横腹を蹴り、再び倒れると体の上にまたがり、 
「演技じゃろうが」と言いながら10回程度、頬を平手打ちした。 
元顧問は「気持ちを奮い立たせるためだった」などと主張した。 


シリア 政府軍がアレッポ奪還

2016年12月23日 | 政治

イデオロギーに拘らなければ、これも内戦を終わらせる方法かもね

トランプなら受け入れるかもしれんな、奴はビジネスマンだからw

 

【カイロ秋山信一】シリア政府軍総司令部は22日、北部アレッポを反体制派から奪還したと発表した。アレッポに残っていた反体制派の戦闘員は市外に撤退した。6年近いシリア内戦で政権側にとっては最大の戦果で、軍は「重要な分岐点となる勝利だ。シリア全土での治安と安定の回復に向けて、大きな励みになる」と強調した。

ニュースサイトで読む: http://mainichi.jp/articles/20161223/k00/00e/030/164000c#csidx5b0fc2ae43a567c9797d5b3d2d6a9c2 
Copyright 毎日新聞

 

 


しつこい風邪と抗生物質

2016年12月23日 | 病気

なんだか久しぶりに病気になった、といっても風邪ですが。なんだか寒気がして体が重く頭痛がして、こりゃあ風邪をひいたかなと思ったのが12月のはじめ。風邪ならインフルエンザでも1週間もしたら治るだろうと思ってほっていたら1週間経っても症状が波状に襲ってくる。頭痛がかなりひどくて左後頭部の特定の場所が頻繁にキリで刺したようにズキンズキンと痛む。鎮痛剤を飲んでも痛みが12時間以上続いたりして参ってしまった。症状がおさまって治りかけかなと思っていてもまた酷くなる。

その後、二週間しても症状が治まらないので、こりゃあ変だなと思い医者に行ったほうが良いかなと思い始めた。おいおい、まだ医者に行ってないのかいという意見はごもっともですが僕は風邪やインフルエンザで医者に掛かって碌なことになった験しがない。昔、インフルエンザにかかって高熱が出て、すこし収まったところでフラフラしながら病院に行ったら待合室で二時間待たされ診察室で5分で診察が終わり、ただの風邪薬をもらって帰った経験以来、風邪で医者にはいかない主義なんです。

ところが、今回の風邪は奇妙に長引く。ネットで調べると溶連菌などの細菌感染の場合は長引くようだ。風邪の90%はウィルスが引き起こす。ウィルスは細胞内に侵入し、細胞の組織を使って自己増殖をはたす。この時に働く防御機構が細胞免疫でウィルスに感染した自己細胞を免疫機能が除去する。これに対し細菌の場合は血液中や炎症部分で細菌が増殖し、これに対して液性免疫といって血液やリンパ液の中で防御機能が働く。つまり、ウィルスの場合と細菌の場合は免疫防御機能が違うのですね。

そして、細菌性の場合は抗生物質が特効的に効く。それで、医者に行って抗生剤でも貰おうかと思っていたところ以前親知らずを抜いた時に飲み残した抗生剤が有るのを思い出した。クラビット500mgが二錠。本当は抗生物質は飲み残してはイケないのです。なぜなら、中途半端に飲んで細菌が全滅しないで生き残ると、その抗生剤に対する耐性がついてしまい、他人にその耐性菌が移ると抗生物質が効かなくなって危険なことになるからです。ただ、親知らずを抜いた時、医者が炎症を予防的に抑える目的で抗生剤を処方したが全く炎症が起こらなかったので腸内細菌保護を考えて三日で止めて二錠残ったということです。

そこで、またまた悪い癖でこのクラビットを飲んだら効くんじゃないかと勝手に自己判断して飲みましたね\(^o^)/ 二日間かけて二錠飲んだのですが飲んだ後二時間ほどすると毒気に当たったように気分が悪くなってきたが、そのあと寝るとなんと久々にすっきりとした気分。それまで、二週間ウダウダと不快な症状に悩まされていたのがやっと峠を越して快方に向かってきた。二錠の抗生物質が明らかに効きましたね。本当は5日間くらいは飲み続けなくてはイケないんだけど御免なさい。

ということで、今回の風邪は抗生物質が効く細菌性の物でした。咳はほとんどなかったのでマイコプラズマの線はないから恐らく溶連菌では無いかと勝手に思っています。溶連菌は子供だと猩紅熱といってかなり重い症状がでますが、大人の場合はある程度の獲得免疫があるのでそんなに症状はひどくはならないがダラダラと長引く。こんなことなら最初から医者に掛かっていればこんなに不快な目に合わなくても済んだかもしれませんね\(^o^)/

 

 


イタリア 池田信夫もたまには良いことをいう

2016年12月21日 | 歴史

最近、感心した論評 池田信夫はあまり好きではないがこれは穿った見方というべきか、

http://www.newsweekjapan.jp/column/ikeda/2011/06/post-337.php

経済は貧しいがローマの街は美しく、スパゲティはおいしい。製造業はまったくだめだが、ファッションではイタリアは世界の中心だ。人々の音楽や芸術への情熱は強く、著作権法が機能していないので、イタリアでは海賊版の映画やビデオがウェブで見放題だ。人々はみんな明るく、男性は若い女性にはすぐ声をかけ、女性は果てしなくおしゃべりしている。日本の自殺率はOECD諸国で最高だが、イタリアは最低である。

 これはたぶんイタリア人が、衰退に慣れているからだろう。日本人は戦後ずっと高度成長を続けてきたので、明日は今日より貧しくなるという生活になじめないが、イタリアの最盛期は古代ローマ帝国で、そのピークを超えることはできない。近代初期にもフィレンツェなどの都市国家が繁栄したが、その後は衰退の一途だ。戦後もずっと成長率は欧州のどん尻で、最近はマイナス成長である。

 


AIによる自動翻訳と音声認識

2016年12月11日 | AI

ちょっと地味だけど、最近の自動翻訳と音声認識の進歩にも目を見張るものがある。

例のAmazon Goに関するコストコCFOのコメントを自動翻訳したのがこれ。

”アマゾンの努力” なんてのは直訳過ぎるけど、自然な日本語になっている。ほんの数年前の自動翻訳に比べれば月とスッポン\(^o^)/

Windows10には音声認識がついているが。早口で文章を読んでも驚くべき精度で認識する。

それも、これもディープラーニング・ニューラルネットの成果だ。

ところで、コストコは明らかに動揺してるなw 鈍感な日本の経営者達はこの脅威にまだ気が付いていないようだね。

 追記; 今日(12/12)、ニュースでローソンと松下さんがレジロボなるシステムを実験導入したと言っていた。当然、アマゾンのシステムと並んで評価されるわけだけど、話にならないね。AIテクノロジーの応用という意味でアマゾンの方が20年は先を行ってる。日本人ってあの程度の発想しかできないんだろうか... ちょっとしらける

 


AIによる自動運転

2016年12月07日 | AI

AIついでに最近衝撃を受けた動画、テスラの自動運転ビデオです。

自宅から会社まで完全手放し。圧巻は玄関口で降車した後、無人の車が勝手に空いてる駐車スペースを探して縦列駐車してしまう\(^o^)/ 

さて、これでは帰宅時にどこに駐車したか分らんじゃないか、と思ったあなたは頭が古いw

ヒトコト言っときますが、この車アメリカですでに発売中ですぜ!

 

蛇足: 帰宅時はiPhonで無人車を玄関口まで呼び出すんですなw

 

 

 


Amazon Go!

2016年12月06日 | AI

オイオイ、Amazonがとんでもないことを始めるぞ! まずは下の動画を見て。

 AI(ニューラルネット、ディープラーニング)の応用でカメラで人の顔を認識したうえで、客の買い物を動線トレースしてレジを不要にするショッピングシステムです。いったん手に取った品物も元に戻せばキャンセルされる。要は入り口で身元がばれて、店内では完全自動監視システムで見張られている、という事ですね。

アマゾンは来年(2017年)早々に、全米で2000店舗展開するらしい。お客にとってはレジ待ちが無くなるし、店側にとっては万引き被害をゼロに出来る。レジパートの雇用は失われるけどね...

AIの実用化は21世紀最大の発明と言って絶対に間違いない。これから、とんでもないことが次々と起こるぞ\(^o^)/

 


Time of our Lives ;生命の持ち時間は決まっているのか

2016年12月03日 | 生命

トム・カークウッド(イギリス、大学教授、老化学)の書いた題名の本を読んだ。

自分自身も還暦を迎え、老いと死の問題がそんなに他人事でもない年代に近づいている。知り合い知人の中には既に物故している人も数名いるし、老化が進んでいる者もいる。この、老いを遅らせることは可能なのだろうか?そもそも、老化というのは如何なる現象なのだろうか?という全ての人が持っている疑問に現在の最先端の科学で答えたのがこの本だ。

一日が29時間だということをご存じだろうか。この40年間で平均寿命は30年延びた。一日当たり5時間に相当する。つまり、我々は平均すると1日生きるごとに5時間の余命が増加していることになる。長寿化は良いことばかりではない。生産に寄与しない老人が増えることで生産従事年齢の世代の負担は増える。ましてや4人に一人が認知症ともなればそのケアに関する社会的負担は膨大なものになる。事は極めて深刻、特に世界一の長寿国である日本はその最たるものでちょっと想像しただけで暗澹たる気分になる。社会全体のことはとても手に負えないので、せめて自分自身のことだけは処せるようにはして置きたい。

カークウッドの主張の核心は”使い捨ての体;Disposable soma"理論だ。これはドーキンスの”利己的な遺伝子”に通じる主張で、我々の体は生殖細胞を除いてエネルギー収支がトントンで収まるよう手抜きの構成になっている、というものです。言い換えれば、エネルギー収支が潤沢であれば体の老化は必然ではなく防ぐことができる、という希望のある主張でもあある。なぜこのようなことを言い出したかというと、1980年代まで科学者は老化はあらかじめ遺伝子にプログラムされた物だと考えていた。しかし、カークウッドは老化はDNAの最大拡散を前提とするバイオエコノミクス(生物経済学)の問題ととらえたのだ。DNAを効率よくコピーして増やす(生命の存在理由)為には生殖細胞は完璧であるべきだがそのビークル;担体である体にはそんなにコストは掛けられないので徐々にDNA情報にエラーが蓄積して破綻する、これが老化だ、というものだ。

それで、どうすれば老化を防げるかというと1食事、2運動、3持って生まれた遺伝子 ということになる。食事に関してはまずは老化を進めるものは極力取らない、具体的には動物性脂肪と糖類を抑えること、必須栄養素はバランスよくとること特にオメガ3脂肪酸(魚油)は効果的、そしてカロリー制限。カロリーを抑えた動物が長寿化する事は実験で繰り返し確認されている。ヒトも例外ではない。あとは適度な運動と親からもらった遺伝子で長生きできる。

しかし、冒頭で書いた通り皆が長生きすると本当に困ったことになる。これから事態は深刻化し新たな社会実験が始まるだろう。その中には身の毛がよだつような提案も含まれるかもしれない。日本はその最先端にいるのだ。