徒然なるまゝによしなしごとを書きつくる

旧タイトル めざせ、ブータン

フランス旅行 9,10日目 帰国

2017年06月16日 | 旅行

最終日オン・フルールから帰国の途に就く。しかしこれが長い長い旅路

まず、オン・フルールからタクシーでドゥービル・トゥルービルまで行き列車に乗り、リジューで乗り換えてパリへ。パリからロアシーバスで空港へ。

空港では警察が不審な荷物があったとかで空港を一部閉鎖してポリスが行く手を塞いでいる。テロの影響でナーバスになってるんだな。それを何とか迂回してやっとチェックインしてさようならパリ オルボァール!

これですんなり旅が終わればラッキーですが、そうは問屋が許さない。 上海での乗り継ぎ便が1時間半遅れ\(^o^)/ もともとの計画では9:30pmに着いて最終はるか10:16pmに乗る予定が完全に狂って最悪関空で夜を明かす覚悟だったが、たまたま最終京都行バスに間に合いバス・電車・タクシー・駐車してあった自分の車と乗り継ぎ、深夜1時過ぎになんとかヘトヘトになりながらも自宅にたどり着いた。

まあ、今回の旅は体力と知力の限界を試されるような旅で、60過ぎには少々厳しいものでしたが実に充実した旅行になりました。 

でも、こんな目に合うのは当分遠慮したいね(´・ω・`)

 


フランス旅行 8日目 オン・フルール

2017年06月16日 | 旅行

いよいよ最終宿泊地のオン・フルールに向かう。まずはモンサン・ミシェルから最寄り駅のあるポントルソンにバスで向かう。ポントルソン駅は小さな無人駅

そこから二時間ほど列車に乗ってノルマンディー上陸作戦の激戦地オマハ・ビーチ近くのカーンまで行く。

そこからまたバスでオン・フルールへ

オン・フルールは実に古くて美しい港町です。 

 


フランス旅行 7日目 ル・モンサン・ミシェル

2017年06月16日 | 旅行

トゥールから電車でルマン経由レンヌまで行き、そこからバスでモンサン・ミシェルへ向かう。バスでは真ん前の席に座れたので運転手があの角を曲がると見えるぞなんていうのを聞きながらだんだん近づいてくる景色を楽しめた。

宿泊は島内にある有名なラメール・プーラール 半年前から予約を入れてやっと泊まれました しかし、古くて古くてエレベーターなど無いので荷物を部屋まで運ぶのが一苦労\(^o^)/ 部屋はこじんまりしていましたが清潔で過ごし易い部屋でした。

これが名物の巨大オムレツ でも、あまり旨いものじゃ無いな(´・ω・`)

奥さんはクレープが美味しいと言って食べてました

島につながる橋が去年完成し潮通しが良くなり湾内の生環境が改善されているようです

島内でNHKの世界街歩きの撮影チームを見かけました、そのうちTVで見れるかもね

島内に泊まると見れる夜景がきれい

 

 

 

 

 


フランス旅行 6日目 トゥール

2017年06月16日 | 旅行

この日も朝から城めぐり。ブロワから城めぐりの循環バスが出ているとのことなので電車でブロワに向かいました。

駅から10分ほど歩くとブロワ城の城壁が見えてきます。この城も戦略上重要な城で重厚な城壁を持っています。この城のそばのインフォメーションで循環バスのことを聞くとなんと平日はやってないとのこと\(^o^)/ これで、我々の計画は脆くも崩れ、さてどうしたものかと思案。仕方がないのでここは奮発してタクシーでシャンポール城に向かいました。

シャンポール城は世界遺産でロワールで最大の規模の城です。この城は王国予算の全てを注ぎ込んで建てた贅沢な城ですが、なんと王様が狩猟するための物なんです。つまり遊び用の城\(^o^)/ この城の周りは東京都より広い狩場になっていて鹿やイノシシ、熊などがいます。

この城の特徴はツクツクと林立する塔群

特に中央の塔はダビンチ設計による上りと下りが決して交わらない二重らせん階段が城一階の大広間から頂上まで続いています。

こんな遊びというか妄想=夢の現実化のような巨大構造物をつくってしまう社会構造とは何だろうか?と考えてしまいます。単に王様の強権力行使では済まない人間の上昇志向が生み出したエジプトのピラミッドのような建造物。

このあと路線バスでブロワ駅に戻りました。バスに乗ってたのは僕らだけでしたw

ブロワから電車でオンザンへ移動して次のショーモン・シル・ロワール城に行きました。オンザンは小さな無人駅

ここからショーモン城まで徒歩で行きました。フランスは流しのタクシーが殆んどないので駅前ではタクシーは拾えません。ところがお城はロアール川を越えた遥か向こうの丘の上\(^o^)/

やっとたどり着いたショーモン城

御伽噺の中に出てくるような可愛らしい城です。ここは最初に出てきたシュノンソー城と関係が有りカトリーヌに追い出されたディアーヌが代わりにこの城をもらい移り住んだのです。ちなみにカトリーヌはアンリ二世が槍試合で死んだあと摂政となり占星術師を使って政治をしていました。その一人があのノストラダムスです。

 

 

 

 

 


フランス旅行 5日目 トゥール

2017年06月16日 | 旅行

この日は早朝からパリのモンパルナス駅にむかい、TGVでロアール地方の中心都市トゥールに移動。

上の写真は駅で苦労して発券してる様子w ヨーロッパの駅には改札が有りません。車内で時々車掌が回ってきて検札します。どこから乗ったのかを証明するために乗車前に下の写真の刻印機に切符を差し込んで印字します。

ヨーロッパの鉄道は日本と違い在来線も広軌なので350キロで走るTGVも在来列車も同じ線路を走ります。だから日本見たいに新幹線乗り場が別れてるわけではなくTGVは普通のホームに入ってきます。何番ホームから出るかは発車20分前にならないと表示されません。最初、これらのことをよく理解していなかったので戸惑いました。で、ようやく乗れたのが下の列車。

フランスの列車の乗り心地は日本より良いです。揺れないしレール音がほとんどしません。ただ、高架じゃなくて地べたを350キロでぶっ飛ばすので大丈夫なのかと心配になります(´・ω・`)

1時間ほどでトゥールに到着 ホテルは駅前のグランドホテル ちなみにトゥールはターミナル駅なのでTGVは通過しません。TGVで一駅前で降りて乗り継ぎ5分でトゥールに着きますのでお間違い無く。

ホテルに荷物を預けて早速城めぐり。最初に向かったのがシュノンソー城、トゥールから電車で20分くらいのところにあります。駅を出て踏切を渡って左に行くと並木道が有ってその先にお城があります。

この城は国王アンリ二世の愛妾ディアーヌ・ド・ポワティエが最初の城主で、彼女はアンリ二世の死後、彼の未亡人であるカトリーヌ・ド・メディシスに城を追い出され城はカトリーヌの手にわたりました。それで、城の前にはディアーヌの庭園とカトリーヌの庭園が別々にあり其々の性格を表した特徴をもっています。

この後に丘を越えてロアーヌ川沿いのアンボワーズ城に行きました。この移動は列車だと一旦トゥールに戻り別線でアンボワーズに向かう必要があるのですがバスで直接ショートカットすることが出来ます。バス停は道を戻って村の中を突っ切って幹線を左に向かった村はずれにあります。城から歩いて15分くらいでした。この日は平日でしたが学校がすでに休暇に入っているので12時25分の便がその日の最終で運よくこれに乗れましたがこれを逃すとトゥールまで戻るはめになります。

中世の城といっても色々な目的が有り最初のシュノンソーのように女城主の館のような場合や、戦略上重要な拠点としての城などがあります。このアンボワーズ城は後者に当たりロアーヌ川とアマス川の合流地を見下ろす高台にある戦略上重要な城で分厚い城壁と川に向かった砲門を備えています。

もう一つ特筆すべきはレオナルド・ダ・ヴィンチがこの地で逝去し葬られている事です。

イタリア人のダビンチがなぜフランスのこの地で生涯を終えたかについてはダビンチがシオン修道会の総長であったことと関連していると思います。フランク王国からのキリストの血の血脈を守るシオンですね。


フランス旅行2-4日目 パリ

2017年06月14日 | 旅行

パリでは4泊して歩き回りました(´・ω・`)

ホテルから歩いて5分のルーブルは朝はひとけが有りませんね

人のいないルーブルでパチリ

モンマルトルはテロなんて関係無い!とばかりの人だかり

モンマルトルの外れにあるラパン・アジル(ピョンピョン・ウサギ)有名なシャンソンバー

お上り凱旋門とエッフェル塔

夜はたっぷりフレンチフルコース

 

フランス名物カタツムリ このタコ焼き器みたいな陶器のうつわごとオーブンで焼くんですね。味はどうだって? バター味のつぶ貝だね(´・ω・`)

ルーブルの恋人 モナリザ様をパチリ 

モナリザはルーブルでも別格なんですね。この絵だけは4m以内に近づけ無いようにガードされていてルーブルの中心に置かれている。この絵が他の作品と違うところはあの微笑みに含まれる人間性の復活を示しているからだろうな。ミラノで見たダビンチの最後の晩餐もそうだったが彼の絵はそれまでの絵と違って人物が生き生きしてて自然なんだな。人の内側にある人間性まで表象しているというか 僕は絵のことは良くわからないが、ダビンチが他の絵描きとは違うことだけは判るな(´・ω・`)

 

追記

モナリザのドキュメンタリー番組でルーブルの学芸員が印象的なことを言ってたな

 ”皆がまだ寝てた時代にダビンチだけが眼を覚ました"ってね(´・ω・`)

 

 

 


フランス旅行 第一日目

2017年06月14日 | 旅行

久しぶりにヨーロッパ旅行に行ってきました。僕自身はアジアとかインドとかが好みでヨーロッパは物価が高いし白人のツンとした態度があまり好きではないのですが... まあ、相方の好みに合わせましたw

フライトは激安中華 往復3万3千円\(^o^)/

今回のルートはパリに3日ほど滞在してその後、電車でトゥールに移動して2日ほどロアーヌ地方の古城めぐりをして、また電車でルマン経由レンヌからバスでル・モンサン・ミッシェルに行き、翌日電車とバスを乗り継いで古い港町のオン・フルールで一泊してパリに戻るというルートで8泊11日の電車と路線バス旅みたいな結構ハードな旅行でした。

パリには夜8時ごろ着いたのですがフランスは緯度が高いのと夏時間で10時すぎないと暗くなりません。空港からはバスが安くて良いのですが初日はバス停からホテルへの移動が面倒だったのでタクシーで市内に向かったのですがこれが大失敗。条例で空港から市内までは50ユーロFIXのはずが運ちゃんともめて、野郎高速の途中で下すとかぬかすので運転席の後ろから首を絞めてやろうかと思いましたが思いとどまって怒鳴りつけるだけにしましたw いきなり不愉快発生ですが思い起こせばイタリアでも同じことを経験しました。ヨーロッパのタクシーの運ちゃんは生活が苦しいので日本人旅行者をカモと思って吹っかけてくるんでしょう。ところがこちらはインド仕込みの筋金入りですからただじゃ置きませんぜwww とはいうものの家内が手綱をグイッと引くもんだから運ちゃんとは適当なところで折れてホテルに到着、50ユーロの代わりに70ユーロ払いました(´・ω・`)

ホテルはオペラ座近くのノルマンディー・ホテル。古いホテルですが部屋は結構広くて値段もそこそこで、何といってもパリの中心に位置してどこへ行くにも便利でした。