徒然なるまゝによしなしごとを書きつくる

旧タイトル めざせ、ブータン

水槽用 自作LEDランプの作成 部材調達編

2017年07月19日 | 熱帯魚・水草

暑い日が続きますね。梅雨が明ける前からこんなに暑いと明けたらいったいどうなることやら(´・ω・`)

我が家の水槽はコケが全くなくて絶好調ですがこの暑さで水温上昇中。右側の扇風機で冷却をしていますが水温が28℃を超えるようになってきました。ちなみに、扇風機は260円の激安中華温調で27.5℃を超えると回るようにセットしています。

水温上昇の一因は上に吊り下げてる75Wメタハラ照明にあります。メタハラ(メタルハライドHID)は演色性は良いのですがなんせ高温になるのが難点です。そこで思いついたのがLED照明の自作。LEDなら省エネなのできっと水温も下がるだろうという魂胆です。(後で考えるとこれは浅はかな考えでした...)

最近アマゾンの中華激安電子パーツにハマっていてバシバシ発注をかけまくっています。といっても送料込みで180円とかとにかく激安。いったいなんでこんなに安いんだろうって不思議でなりません。きっとこれは在庫処分品で調整が済めばきっと正規の価格に戻るんでは無かろうかとの恐怖感から焦って買いまくってるアホな私ですw

それで探すとやっぱり有りました激安LED\(^o^)/

10W6500Kの白色LEDがなんと5個で351円(送料込み)笑ってしまいますね。これ秋葉なんかだと一個1000円はしますよ。この10W,750lmのLEDを5個パラレルに接続すれば50W,3750lmのランプができます。このクラスのLEDランプを市販で買うと2万円を超えるのが351円とは冗談が過ぎるw ただ、50Wとなると放熱が問題になります。きちんと放熱しないと接合温度が上がりすぎて寿命が極端に短くなります。LEDの寿命は接合温度に逆対数比例するので放熱は最重要課題です。

そこでまたまた激安ヒートシンクを探して取り付けることにしました。240x76x21サイズのアルミヒートシンク560円也。これにLEDを直接張り付けて筐体もかねます。接着は専用シリコン接着剤。放熱を計算する場合は熱抵抗で行います。LEDとヒートシンクの接続でこのシリコン接着剤を使うと0.6℃/w程度です。10WLEDなのでこの接続部で0.6x10=6℃の温度上昇になります。この部分をいい加減に両面テープなどで接着なんてすると熱抵抗が1桁増えて、ここだけで60℃の温度上昇とかになってしまうので注意が必要です。

このLEDは10V駆動らしい(商品説明では30Vと書いてますが商品レビューでは口をそろえて9-10Vと書いてある、中華はこういうところがいい加減(´・ω・`))ので12V電源をステップダウンして駆動します。

このリモコン調光器も5v-24vの範囲の電圧を調整してくれてRFリモコン付きでこの値段www 実は放熱の観点から言うと上記のヒートシンクでは50Wの場合容量が足りません。そこでこの調光器で電流を絞って温度を実測しながら電流値を決めていこうと思っています。ファンを付けて強制空冷すれば問題ないのですがファンはノイズを出すので最終手段ですね。

以上、部材全部で2031円です。中華部品は安いだけあって船便で送ってくるので到着までに二週間ほどかかります。部品が着いたら制作編に続きますので乞うご期待。