本日、ブログカウンターが10万ヒットを超えました。 昨年の10月から始めたブログですが東北大震災の後の原発事故ライブ記事を載せたあたりで恐ろしいほどのアクセスがあり、カウンターが一気に上がりました。今は元に戻っていますが、これからもぼちぼち続けていこうと思いますので読者の皆さんよろしくお願いします。
追伸; 今日は休日なのでどこかへ出かけたい所ですが、あいにく結膜炎に罹ってしまい、目の半分が真っ赤になって情けない事になっています。頭痛も若干するので今日は静かにしておきます。
本日、ブログカウンターが10万ヒットを超えました。 昨年の10月から始めたブログですが東北大震災の後の原発事故ライブ記事を載せたあたりで恐ろしいほどのアクセスがあり、カウンターが一気に上がりました。今は元に戻っていますが、これからもぼちぼち続けていこうと思いますので読者の皆さんよろしくお願いします。
追伸; 今日は休日なのでどこかへ出かけたい所ですが、あいにく結膜炎に罹ってしまい、目の半分が真っ赤になって情けない事になっています。頭痛も若干するので今日は静かにしておきます。
ふふふ、これは何でしょう? そうです、松茸です。ブータンではこれから松茸のシーズンで大量に取れるそうです。 先輩JOCV隊員のブログで見つけました。
http://proto601.blog6.fc2.com/blog-entry-152.html
これだけで日本円にして700円、まだ走りなので旬になればその半額になるということで期待大です。ブータンの食べ物と言えばトウガラシとチーズを煮込んだエマダッしか無いと思っていましたが、松茸が取れるとは知りませんでした。これは行く楽しみが増えたと言うものです。
今日は訓練生活を簡単に紹介します。私の日課は下記のような感じです。
5:30 起床
5:45 ジョギング、腹筋、腕立て、柔軟運動
7:00 朝の集い、ラジオ体操
7:30 シャワー、朝食
8:45 語学研修
11:40 昼食
13:00 語学研修等
17:00 課業終了
18:00 夕食
19:00 風呂、自習
22:30 就寝
実際のところ夕食を食べた後は時間をもてあましています。 訓練所にはどういう訳か食堂にも談話室にもTVが一切無く、新聞を読むか自室でインターネットをアクセスするかしか外部情報を得るすべがありません。刑務所にもTVくらいはあると思うので、どうもその主旨がよく理解できません。 朝は結構走っていて、シャツが重くなるくらい汗をかきます。おかげでこちらに来て体重が3kg以上減り、血圧も今朝計ったら118/72mmHgと20代並みに下がっていました。まあ、これはビールを飲む機会がほとんど無くなった効果も大きいと思います。いづれにせよ、若い連中と規則正しい生活を続けることは、健康に良いことには違いないと思います。訓練を終了したとたんにに元の木阿弥に戻らないことを祈っています。
追伸: 内臓無線LANが直りました。 システムがLANカードを認識しないので一旦ドライバーを削除してリロードしたら再認識してくれました。 二週間以上、LANに接続できないで苦労していましたがやっと解消です。
今日は訓練所に来てはじめての休日でした。こちらに来てとにかく毎日、目の回るような濃い日々が続いていたので課業の無い休日はやっと自分のペースを取り戻すことの出来る貴重な時間です。溜まっていた洗濯をし、語学の宿題をこなして、さてどこかへ行こうかという事で訓練所の近くにある養命酒の駒ヶ根工場まで自転車で行ってきました。この工場は大変広大な敷地の一部に工場を立て、残りのほとんどは森を残していると言うことです。この森の水をくみ上げ養命酒を醸しているので水源を保つためにそうしているとの事。また工場のレイアウトは斜面に複数の建屋を設けて上部で原酒を仕込み、中間で薬草を滲出し、最後にブレンド、瓶詰めをおこなう様になっていてその経路は自由落下で流れるレイアウトになっているようです。工場見学の最後には試飲があり、かなり濃い養命酒を頂いて帰りました。試飲はちょっぴりですが、すきっ腹にしみわたり、とても旨く感じました。
駒ヶ根訓練所では各自に4-5畳くらいの個室が準備されている。そこには机やベットなどの備品があり、机には3冊の本が置かれている。その中の一冊の本の著者を見ると中根千枝とある。中根氏は著名な文化人類学者で、私も”未開の顔・文明の顔”等の著書は読んでいて知っている。手にとって読み始めるとイキナリ目からウロコが落ちるような事が書いてある。”日本人の可能性と限界”というタイトルで、アーこれは協力隊のバイブルだな、と感じさせる深い内容を扱っている。まだ読み始めたばかりだが、この本はじっくり時間をかけて読む価値が有りそうだ。
読み始めていきなりショックを受けた部分を紹介する。以下抜粋” 発展途上国援助とは、つまり、貧しい国、人々を助けるということである。このことが論議されると、かならず、日本にはまだまだ恵まれない人が多く、....どうして外国の貧しい人々を助けなければならないか、という意見が強く出される。...こうした日本でよく出る意見にはすべて共通した見方が背後にあることが指摘できる。それは、すべてのことは、その国自体で解決すべきである、という見方である。...これは伝統的に日本人の日常生活をも支配している通念で、それぞれが努力し、自分のウチのことは自分たちで責任を持ってどこまでもやっていこう、という考えで社会が成り立っているという信条に立脚している。
日本の伝統的価値観に従えば、援助とか助け合いということは、あくまでおなじ仲間のあいだでおこなわれ、みも知らぬ他人を援助すべきなどという信条は無い。気まぐれに、あるいはたんなる通りすがりの同情から乞食にめぐんでやることはあっても、それは持てるものの、持たざるものへの義務ではない。” これに対して西欧では”ノーブレス・オブリージュ:持てるものの義務”があると続く。
この指摘に私の目のウロコは落ちた。誤解を恐れずに書くと、東北大震災のボランティアは実はボランティアではなく、助け合いなのだ。
そして、”なぜ海外ボランティアをするのか”という事と、ここで指摘されている日本の伝統的価値観とが絡み合い深刻な問題を引き起こす。なぜなら、ノーブレス・オブリージュ:道徳的義務という文化的伝統のない場合、完全な無償の援助は存在せず、かならず何らかのリターンを前提としている。すなわち”義理人情”の生まれる文化的土壌がここにある。
この心情つまり、援助には感謝があって然るべき、というのは我々ボランティア自身も持っている感覚だ。しかし、ここでハッキリ言っておく。これは日本人だけで通用し、世界の多くの国々では通用しない感覚なのである。これを、これからボランティアとして海外に向かおうとしている我々は肝に銘ずるべきであろう。援助は完全に無償であり、感謝を期待してはいけない、と言うことを...
今日から長野県のJICA駒ヶ根訓練所での派遣前訓練が始まった。自宅を7:30amに出て新幹線で名古屋まで行き、そこから高速バスで2時間半で駒ヶ根インターに着く。駒ヶ根インターからはJICAの手配したバスにて訓練所まで約10分で到着する。
到着するとすぐに部屋を割り振られ一息ついた後に全員大ホールに集まり、JICA合意書の説明や今後の生活のレクチャーを受ける。その後全員で夕食を食べ入浴し、今このブログを書いている。
食事は質素だが旨いし風呂は大きくて気持ちが良い。これで風呂上りのビールがあれば最高だがアルコールは厳禁だ。インターネット環境は整っているがメールソフトを使ったSMTP送信が出来ない。どうも私だけではなく数人が同じ事を言っていたので、恐らくポート制御されているのかも知れない。
全くの偶然だが、以前いた会社の20年来の上司(Y.Y氏)にバッタリと廊下で出あった。お互いびっくりしたが世間は狭いとはこの事だ。これから二ヶ月間よろしくお付き合い願います。
とにかく200名近い若者たちと一部シニアが巻き起こす熱気はすごいものがある。これで何かが起らないほうが不思議なくらいでJICAスタッフの皆さんがかなり強烈な締め付けに掛かるのも無理は無い。ここに来た若者たちはやる気があるというか、ポテンシャルが高いし礼儀正しいというのが第一印象です。少なくとも引きこもりとか、オタクといった言葉とは無縁のようだ。
さて、これから二ヶ月、どうなることやら...