徒然なるまゝによしなしごとを書きつくる

旧タイトル めざせ、ブータン

タイヤをCorsa2233に交換した

2017年10月24日 | 

約4万キロ乗ったタイヤのスリップマークが見え始めてきたのでタイヤを交換した。

サイズは215/45R17でこの手の高扁平タイヤは国産でそろえると結構な値段する。ところが、こだわりをサラリと捨ててアジアンタイヤでもいいや、と割り切れば国産1本の値段で4本交換できるんだなこれが\(^o^)/

ということでネットで購入したのがこれ。

インドネシア製ですぞ。といってもインドネシアは世界最大のゴム生産国でMASAというコングロマリットがアキレスの技術を導入して作っているタイヤで、その筋では評判のコンフォートタイヤなんですね。製造月日は4本とも2017年30週でした。

このタイヤの特徴は縦溝が内外非対称に5本切ってあって排水性を確保すると同時に静粛性がとても高いことです。これは乗り換えてすぐにわかることで、今までのタイヤではジャーというノイズが有ったのがほとんど聞こえなくなった。耳を澄ましてもエンジン音と風切り音くらいでタイヤノイズはほとんど聞き分けられない。

ハンドリングは乗り換えた直後には若干フワフワ感があったがすぐに慣れてしまった。まあ、スポーツタイヤに比べれば乗り心地が良い分剛性感は悪化するが、もう峠を攻める歳でもないのでこれで十分だね。乗り心地といえば小さな段差や荒れた路面のガタガタをよく吸収して頭までガタガタしないで腰でとどまっている感じで良いね。

まあ、この値段でこの性能ならば文句は有りません、大満足です。国産のちびったタイヤに乗るよりアジアンの深溝タイヤの方がよっぽど安全なので安いタイヤを早めに交換して乗り継ぐほうが賢いと思うな。

ちなみに、タイヤ交換は近所のタイヤ屋に持ち込んで4本8000円でやってもらいました。バランス調整もやってもらったけど外側には一本もウェイトが打たれてないぞ。内側に打ってるのかな?

それと空気圧のことですが、よくアジアンはサイドウォールが柔らかくてハンドリングがぐにゃぐにゃする、なんて事を言う人がいるがそれは適正空気圧にしてないからです。日本のタイヤ規格(JATOMA)に対してアジアンなどの海外メーカーはエクストラロード(XL)規格のものが多い。タイヤのサイドにXLと書いてある。この規格のタイヤはロードインデックス(耐荷重)が大きく空気圧を高めに入れないと本来の性能が出ない。Corsa2233もXLで最大圧は340KPaとなっていて、280Kpa入れてもらった。

 

 


選挙は終わった

2017年10月23日 | 政治

台風の中行われた衆議院選挙の結果が出た。

結果として与党が継続して議席を確保したが、よく見ると自民党は7議席、公明党は5議席を失っていて議席が増えたわけではない。

それに対し枝野が一人で公示日の直前に立ち上げた立憲民主党は、15議席から54議席に大躍進している。小池百合子の希望の党は200人を超える候補者を擁立したが現有議席も守れず惨敗した。

これは日本のリベラルを支持する有権者は健在であり、かつ良識ある投票行動を行ったと考えてよいだろう。ただ、非常に気になる点は、このリベラル支持者は50代以降の中高年に偏っていることだ。若者層はなんと自民支持が多い。これは一体なぜなんだろうか?

おもうに、最近の若者は内向き志向が強い。昔なら若者は海外に出て何でも見てやろうといった気風が満ち溢れていたが、最近の若者はとんとそんな気概は無く、スマホばかり弄っている。そんな気風と現状維持を望む気分が自民支持に繋がっているのだろうか... なかには就職に有利だから自民支持なんてのも居るようだが、それでは社畜として一生を過ごすことになりそうだな。

いづれにせよ、今回の選挙で立憲民主党は確固とした地位を打ち立てた。これを軸に正統なリベラルが自民と対峙できる構図になれば、日本の民主主義も捨てたもんじゃないだろう。

それにしても今度の台風は結構すごかったね、一晩中暴風が吹き荒れてあまり寝た気がしない。

 

 


煙突(チムニー)冷却 水槽LEDランプの改造

2017年10月14日 | 熱帯魚・水草

水槽の自作LEDランプは絶好調なのですが、強制空冷のためファンのノイズが気になる。比較的小さな音なのですが切ると後の静寂感が強くてどうにも我慢できなくなってきた。

そこで考えたのが煙突式自然空冷

80cmくらいの煙突を立てて上昇気流を使って半強制空冷にしてやろうという魂胆です。ただ、この方式では外気温が高いとLEDランプの温度が上がりすぎて寿命を縮めることにもなりかねないので、一定温度を超えるとファンを回して強制空冷するというバックアップを取りました。

温調は例の如くアマゾンで中華品を輸入。送料込みで207円\(^o^)/ 煙突素材は百均で買ってきたアルミ箔付き断熱マットです。

周辺気温23.4℃で冷却ヒートシンクは48.9℃でまあまあかな。煙突先端部の気温は34.9℃でした。今は50℃を超えるとファンが回る設定にしています。線香の煙で気流確認をするとかなりの勢いでヒートシンクに空気が吸い込まれています。煙突(チムニー)が無いと60℃位まで昇温していたので効果はあるようです。静かで超快適! ただし、家内は何ですかこれって言ってますがねw

 

追記

煙突から放出される熱量を計算してみました。

実条件:煙突高0.8m、煙突直径8cm、煙突内温度34℃、外気温20℃

この場合の上昇流量Q(m3/s) 

Q=0.7xAx√(2ghx(Ti-To)/Ti)=0.003 m3/s=3L/s (Tは絶対温度)

放出熱量 W=1130x(Ti-To)x0.003=47.5 J/s = 47.5W

LEDの消費電力が65Wで発光効率10%として発熱量は58.5Wだから、発熱量の81%が煙突から放出されている計算になる。

 


祝100万ヒット\(^o^)/

2017年10月13日 | 日記

本日、このブログのアクセス回数が100万回を越えました。ひとえに皆様のおかげです、ありがとう。

ブログを書き始めたのは2010年の10月ですからちょうど7年です。最初は山岳部の先輩方に写真を配布する道具として始めたのですが、それ以降ダラダラと思うところを書き散らしてきました。インターネットが普及する以前だと個人が情報なり意見を世間に発信する方法は自費出版くらいしか方法がなかったのですが、今はこうして個々が自由に情報発信することができます。ただ、見るほうはその情報の海の中から有益な情報と偽の情報(フェイク)を取捨選択する必要がありますね。

これからも書き続けると思いますのでよろしく

 


立憲民主党 枝野新党立ち上げ

2017年10月03日 | 政治

民進党左派の枝野幸男が新党を立ち上げた。枝野といえばあの3.11危機の時、刻々と悪化する原発の状況が厳しい中でもパニックにならずに冷静に国民に伝え続けた姿が印象的だ。(不眠不休で対応した枝野氏に再び”枝野寝ろ”のツイート:https://www.j-cast.com/2017/10/03310161.html?p=all )

昨日の立ち上げ会見も、訥々ながら彼の政治信念を感じさせる立派な会見だった。一方の小池百合子は護憲派を排除するとか細野・若狭をリセットだとか、まさに女王様気分の高ビーな態度で何だかみんなを嫌な気分にしてくれた。えらい違いだなw

僕は日本のリベラルはそんなに底の浅いものだとは思っていない。福沢諭吉は ”天は人の上に人を作らず、人の下に人を作らず” と明治初頭に看過した。日本リベラリズムの原点だ。これは決して敗戦後のアメリカ文化の輸入なんかじゃないんだな。

自民党も小池新党も安保法制と9条改憲では同じ穴の狢(むじな)民進党右派の馬鹿どもは当選欲しさにノコノコ小池の股くぐりをしたが有権者を舐めるなよ、と言いたいね。

さあ、枝野新党がどこまで党勢を拡大し、小池新党がどうなるかを見守ることにしよう。それが日本の民主主義の成熟度を示すことになる。

ついでに言うが、自民党支持者ってのは政治信念というより利害関係者だと思っている。農業利権だとか公共事業のばらまき対象だね。ただ、良くわからないのが最近の若い連中に自民支持者が多いってこと... 奴らはいったい何を考えているんだろうか? 奴隷が主人を奉るというのも奇怪な話だ。

ちなみに、福沢諭吉の ”学問のすすめ” という本はWikiによると、

文体は平易ながら、明治維新の動乱を経て新しく開けた新時代への希望と、国家の独立と発展を担う責任を自覚する明治初期の知識人の気概に満ち、当時の日本国民に広く受容された。おそらく近代の啓発書で最も著名で、最も売れた書籍である。最終的には300万部以上売れたとされ[1]、当時の日本の人口が3000万人程であったから実に全国民の10人に1人が買った計算になる。

明治の日本人はリベラリズムという自由を求めていたんだな。僕は今でも日本の有権者の自由・権利への意思を信じるな 枝野ガンバレ