徒然なるまゝによしなしごとを書きつくる

旧タイトル めざせ、ブータン

ブータン風景

2011年09月29日 | ブータン ライフ

 ブータンに到着して4日目ですが体も心も順応するのに忙しいのと、JICAの詰め込みレクチャーやら表敬訪問やらで実際に忙しいのもあって、ブログどころでは無いのが実情です。おまけにホテルのインターネットの遅いこと、一日分のメールを受信するのに日本だと10秒のところが10分以上かかります。ということで、有名な手旗ポリスと街角の小さなコンビニ写真でお茶を濁しときます。手旗ポリスは観光客にとても愛想が良く、カメラを向けるとニカッと笑顔を見せてくれます。実はこの数日感じていることですが、ブータン人というのは、もしかすると恐ろしく良い人々なのではないか、と言う疑念が沸いています。いやいや、そんな事は有り得ないという自分と、もしかしたら、とんでもなく純情な人々なのかな、という二極を揺れ動いている今日この頃です。


ブータン到着

2011年09月27日 | 海外ボランティア

 ブータン・パロ空港へ無事に舞い降りました。こちらでは久しぶりの晴天だそうで快適なフライトでした。空気がとても澄んでいて遠方までハッキリ見渡せます。パロ・ティンプー間の道路は先週の地震と長雨が重なり、至る所でがけ崩れを起こしています。この地震では7000軒くらいの家にダメージがあったようですが、死者は3人で済んだようです。今、ブータンは収穫の秋を迎えています。

 夕食は仲間と連れ立って、市中のブータン・レストランで取りました。モモ、ヌードル、焼飯とエマダツィとビールで乾杯しました。エマダツィはこの半年ほど、どれほどの辛さか知りたくてうずうずしていましたが、やっとその時がきました。結論は食える、です。タイのプリッキーヌみたいな辛さだとお手上げですが、そこまでは辛く無く、辛いシシトウ、あるいは辛いピーマンをチーズで和えたようなもので、チーズが濃厚で正直かなり美味しい食べ物で一皿完食しました。しかし、他のメンバーは辛い辛いと言ってましたが...


出発前日

2011年09月25日 | 海外ボランティア

 

 いよいよ明朝、出国します。スーツケースは昨日、宅急便で成田に送ったので、写真の機内持ち込み荷物を持って本日午後に成田へ移動します。とにかく20kgという重量制限が厳しく、体重計で重量を確認しながらパッキングしました。しかし、結局のところ20kgには収まりそうに無いので少々の目こぼしを期待して25kgを上限に調整し、結局預け入れスーツケースは24.8kgにしました。また重量のある書籍類は郵便局から別送したところで最後の手段は上の持ち込み荷物です。全て別送する手もあったのですが、郵便貨物で送るとティンプー止めになって、そこからプンツオリンへの移動が厄介なので、別送は最小限にしました。こんな大きな手荷物を持って旅行したことは無いのですが背にハラは変えられません。今まで50回以上は国際線に乗っていると思いますが、こんなに重量で悩んだことは有りません。これも事業仕分けで経費削減されたお陰ですが、仕方がありませんね。


ニュートリノが、光速よりも速く飛んでいる !

2011年09月23日 | 物理

http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20110923-OYT1T00374.htm?from=top

 だいたいが、光速度不変の理由が解っていない。ローレンツ変換は光速度不変の辻褄合わせのために時空を歪ませた訳だが、その根拠となる光速度が不変という事の理由は誰も知らない。(もちろん、アインシュタインも...)

 そこで、ニュートリノが光子より7.5km/sec(誤差?)早いとしても驚くには当たらない。早く知りたいのは、ニュートリノ速度が不変かどうかだ?もし、ニュートリノ速度が不変で7.5km/secが事実なら、ここから光速度不変則の理由解明の手がかりが掴めるはずだ。光子だけが特殊だと言うのはなんとなく馴染まない。ニュートリノは元々奇妙な素粒子だが、それが光子の仲間だとすると面白いことになりそうだ。 長生きはすべきですね。


市長 表敬訪問

2011年09月20日 | 海外ボランティア

 今日、市長表敬訪問を行いました。知事への表敬訪問では、あまり報道はされなかったのですが本日は新聞社や放送局が二局も来てけっこう大変でした。広報担当や首長殿の力の入れ様で対応が変わるのかな...

 早速、夕方のローカル放送で放送されていました。(上写真)思いっきりメディア露出してしまいましたが、これもお勤めですね。因みに、当市ではシニアボランティアは私が第一号との事です。


表敬訪問、壮行会

2011年09月16日 | 海外ボランティア

 9月12日に県知事へ表敬訪問を行いました。嘉田知事はご自身が専門家としてアフリカ派遣の経験のある方で、協力隊事業には非常に好意的でした。歓談の折には専門的な質問も飛び、高い見識を窺わせます。激励の言葉として、普通は”頑張って来て下さい”、と言うところですが、知事は”頑張らないで楽しんできてください”とのお言葉、異文化ストレスの現実を良く理解されている御様子です。市長訪問は少し遅れて20日の予定になっています。

 また、15日には県OB・OGによる壮行会を開いていただきました。協力隊経験者の皆さんはやはり濃い方が多いですが、その中でも空手七段のSVの方がおられ、空手指導で4回目の派遣が決まっているとの事で、恐れ入りました。また、JOCV派遣後、NGOでボランティア活動を続けている人など多士済々で、我が県もなかなかの物だと感心しました。壮行会、ありがとう御座いました。

 


フェースブック仲間

2011年09月14日 | 海外ボランティア

上の写真は訓練中の英語クラス仲間の似顔絵、結構特徴を捕らえていてフェースブックのタグが正確に付いているのには驚いた。絵が上手いのか、自動認識ソフトが天才的なのか??

数日間、九州へ帰省している間にフェースブック関係のメールがごまんと届いていた。なんせ、訓練所の仲間が次々と友達登録をするので、えらく関係者が増えてしまった。メールボックスがパンクしそうです。


派遣前訓練 終了

2011年09月09日 | 海外ボランティア

派遣前訓練が無事終了しました。(9/8) 壮行会は実行委員会の企画と、参加者の熱意で大盛り上がり。 上の写真はヒゲ殿下と一緒にパチリ 帰途は殿下の運転する車に、便乗させていただきました、ありがとう御座います。

帰宅すると、台風の影響もあり蒸し暑い! 二ヶ月間の駒ヶ根での夏の生活が、いかに快適だったことか... でもやっぱり、自宅は良いな。


派遣前訓練 訓練最終日

2011年09月07日 | 海外ボランティア

 

 ドタバタしていてブログ・アップデートをサボっている間に訓練最終日を迎えてしまいました。2ヶ月間過ごしたこの部屋とも明日でオサラバです。長かったようで、短かったようで、めったに経験できない得がたい経験でした。ここに集まっている若い仲間は、皆元気が良く優秀です。日本の若者も、なかなか捨てたものでは無いなと本当に見直しました。明日からはまた皆バラバラになり任地で、それぞれ頑張るために飛び立っていきますが、彼等ならきっと大丈夫でしょう。

 とはいえ、最終語学試験で幸いにも私はパスしましたが、二名の仲間が不合格となり、不本意ながら卒業できずに退所しました。途中退所が既に2名いるので、本隊次からは合計4名の中途退所があった事になります(JV2名、SV2名)。 なかなか厳しいですが、言葉が出来なければ任地で大変苦労することになるので、仕方ない事だとも言えます。再チャレンジの道は残されているので、彼等の健闘を祈りたいと思います。

 さあ、明日の終了式を終えれば一旦普通の生活に戻ります。 晩酌のビールが楽しみですが、せっかく減った体重が元に戻らないよう気をつけよっと...


派遣前訓練 61日目 最終日曜日

2011年09月04日 | 海外ボランティア

 

 今日が訓練所での最後の日曜日です。しかし、まだ台風12号の影響で雨が降ったり止んだりしています。今回の台風は西日本を真横に横断した事と、動きが極めて遅かった事が相まって特に西日本、四国の各地で深刻な被害を及ぼしています。十津川では7人が行方不明、岡山では31万人、姫路で10万人に避難勧告が出ています。私の自宅でも強い風と大雨で大変だったようです。駒ヶ根は雨は結構降りましたが台風の中心から離れていたので、風は大したことはありませんでした。

 明日は語学の最終試験があり、それが終わればいよいよ退所です。退所に当たっては東京、名古屋、大阪方面の長距離バスをチャーターして、ほとんどの隊員はそれを利用して帰宅します。ただ、行き先によって人数が違い、特に大阪方面の人数が少ないため料金にかなり差が出ています。参考までに書くと、東京3100円、名古屋2500円、大阪6200円となっていて、大阪組は比較的高いですね。

 ブータンへの赴任時に関してですが、成田からブータン・パロまでは直行便がないのでバンコックで一泊します。この際にバンコクの宿泊ホテルを旅行代理店が手配していて一泊10800円との事で、旅行代理店からこの金額で請求書を貰っています。ところが、この同じホテルをインターネットで調べると、一泊3500円で宿泊できる事が判りました。ちなみに、JICAの規定によるとトランジット等の国外宿泊は地域別手当てが決まっており、バンコックは一律10800円支給となっていて、奇しくも旅行代理店請求額とぴったり一致しています。これは明らかに代理店が中間マージンを取っているとしか思えません。よって、このような悪しき商習慣を正すためにも、代理店に対してホテル宿泊のキャンセルを申し入れ、その上で自分で同じホテルの予約を入れようと思っているところです。代理店としてはこういうところで稼ぎたいところでしょうが、インターネットが世界を繋いでいる時代です、さっさと頭を切り替えたほうが良いでしょうね。

 


太陽の北極域で異例の磁場反転

2011年09月02日 | 物理

 2008年以降、太陽黒点数が異常に少ない現象が報告されているが、ここに来て異例の展開を見せている。

http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20110901-OYT1T01005.htm?from=main5

黒点数減少は地球寒冷化を招くと多くの学者が指摘している(スベンスマルク、丸山等)が、太陽内部で大きな変動が起きていることは確かなようです。

太陽活動が低下すると太陽風が弱まり、深宇宙線が地球に到達する確率が増える。それにより大気中の過飽和水蒸気を刺激して雲を作り寒冷化が進む(スベンスマルク説)。また地殻内マグマやプレート界面に到達した宇宙線が過飽和ガスを刺激して、大地震や火山噴火を引き起こす(丸山説)。また、太陽黒点と経済活動は理由は判らないが、かなりハッキリした相関があり、黒点数減少時には景気は後退する。

現在、景気後退や地震多発、火山噴火などの現象が明らかに起っており、これらが太陽活動と因果関係が有りそうだ、という事はうなづける。一旦この状態になると20-30年は続くだろうという見解もある(丸山)ので、人類にとってしばらくは、辛い時代が続くのかもしれない。


派遣前訓練 58日目 公用旅券

2011年09月01日 | 海外ボランティア

 本日、隊員へ公用旅券の配布があった。 SVのパスポートは渡航制限は無く、全ての国に有効だが、JOCVメンバーのものは任国とその周辺国に限定されている。

 旅程説明を受けていると、色々と考えさせられる面がある。例えば、持込荷物に関しては総重量20kgに限定されており、それからの超過料金は自費ということだそうだ。スーツケース自体が5kg程度の重量が有るので、15kgの荷物で二年間過ごせと言う事かな? 

 また支給航空券の運賃が結構高い。海外ボランティアに志願する人の場合、旅行慣れしたメンバーが多いので、上限を支給航空券金額にして各自で格安航空券を入手して、現地へ直接出頭するような選択肢もあって良いのではないだろうか。(JOCVはちゃんと到着するかやや怪しいが、SVなら大丈夫では無いでしょうか) 現状では高い航空運賃を払った上に、隊員の負担(荷物運送費)を増やしているだけのように思われますが、如何なものでしょうか?