徒然なるまゝによしなしごとを書きつくる

旧タイトル めざせ、ブータン

バジョディン・ゴンパ 詣で

2011年10月20日 | ブータン 寺院、ゾン

 今日は朝からプンツオリンCSTへ一緒に赴任するTさんとバジョディン・ゴンパに行って来ました。まずタクシーでサンゲ・ガン展望台まで行き、そこから歩きです。下の写真は展望台から見た、朝もやに霞むティンプーの町です。

 歩き出したのが8時前で、二時間半ほどでバジョディン・ゴンパに到着

    

と書くと、あっさり着いたみたいですが高度差1200mの結構キツイのぼりでした。Tさんは聞くと富士登山マラソンにも参加完走した豪傑で、どうやら私は一緒に行く人を間違えたようです。ゴンパにはヤクがいると言う情報があったのですが馬しか居ませんでした。

  本日の最高到達点(3816m)からの眺めです。ティンプーが遥か下に見えます。富士山の高度(3776m)も越えています。実はあと300mくらい行けば稜線に出られたのですが、本日はギブアップしました。まだこれから二年間あるのでまた行く機会は有るでしょう。

  これが稜線にあるチョルテン しかし、ツカレタビー

 


バジョデン・ゴンパ

2011年10月16日 | ブータン 寺院、ゾン

 ティンプー市内を見渡せる展望台があります。

 ここから4-5時間かけて登っていくとパジョデン・ゴンパ(標高3700m)に至ります。

  

 ティンプーの高度が2400m、展望台が2700m位ですから、ここへ行くには1000mの高度差を足で稼ぐ必要があります。ゴンパの有るあたりはヤク・カルカ(ヤク放牧地)になっていて、ゴンパからさらに1時間ほど歩くと4100mの稜線にでます。ティンプーにいる間に一度チャレンジしてみたいと思っています。


結婚式2日目

2011年10月15日 | ブータン 寺院、ゾン

     

 今日も休日なので朝からティンプー北部のパンリ・ザンパとデチョンプ・ラカンを訪れてきました。赤く彩色されたデチョンプ・ラカンでは国王の結婚を祈願するために高僧による祈祷が行われていました。

 

 町では国王の訪問を待って昼前からこの人出ですが、国王が来られたのは結局夜8時頃でした。


結婚式初日

2011年10月13日 | ブータン 寺院、ゾン

 今日は、おめでたい国王の結婚式ですが、今日の式は首都のティンプーから車で二時間ほど離れた、温暖な冬の都プナカで行われました。明日ティンプーに移動しティンプーでのお披露目は15日になります。BBS・ブータン放送は朝からずっとこの式の模様をライブで流していました。若い国王は気さくな方で式に来ている国民や外国人にずっと話しかけていました。

   

 とはいうものの、一日中TVを見ている訳にも行かず(かなりのブータン人はずっと見ていたようですが...) 朝からティンプーの北部へ仲間と小トレッキングに出かけました。ブータンからバスでデチョンチョリンという村まで行き、そこからタクシーをチャーターしてティンプー谷の最奥にあるチョリ・ゴンパとタンゴ僧院を訪れてきました。この二つは由緒が古く、格式の高いお寺でタクシーを降りて、それぞれ一時間ほど歩いたところにあります。ガイドブックでは、この二つに同時に登るのは困難と書いてありますが、我々は勢いで二つとも登ってきました。とくにタンゴ僧院は学僧が学ぶ大学でもあり規模の大きな僧院です。


タクツァン寺院 訪問

2011年10月09日 | ブータン 寺院、ゾン

RIMの招待で、パドマサンババ(グル・リンボチェ)が虎に乗ってチベットからブータンに仏教を伝えたと言われている最も重要な聖地タクツァンに行って来ました。別名タイガー・ネスト(虎の巣)

タクツァンは空港のあるパロの奥にあります。パロはシャングリラを髣髴とさせる豊かな谷です。

  

さてタクツアンの遠景ですがどこか判りますか?

近づいてくると...

これを歩いて登ります、馬に乗っている人もいるけど...

 

だんだん近づいてきます、

 

これがタクツアン寺院です。

登りに約二時間、高度3160m、高低差約500mのトレッキングの後に見られる、信じられない様な絶景です。

 

 


メモリアル・チョルテンとタシチョ・ゾン

2011年10月02日 | ブータン 寺院、ゾン

   

   

 今日は昼からJICA所長の御呼ばれがあったので、午前中にメモリアル・チョルテンとたまたまお祭りで入れるタシ・チョ・ゾンを回ってきました。チョルテンはホテルから歩いて10分のところに有る大きなもので周りを人々がぐるぐる時計回りに回っています。また、その一角には巨大なマニ車があっておじさんが座り込んで回していました。

 タシ・チョ・ゾンは歩いて30分ぐらいのところにあります。因みに、ゾンというのは行政と宗教の中心となる建物で各県にあります。いわばお城のようなもので、タシチョゾンはブータンで最も重要なゾンで、国王の執務室があります。ゾンには普段はゴとカムニ(肩掛)で正装しないと入れないのですが、今日はお祭りなのでポロシャツでも入れてくれました。中はすごい人で、入り口付近は身動きが取れない状態で、奥まで入ると帰れなくなりそうなので早々に退散しました。来週催されるチェチュは年に一度の大祭ですが、今日以上の人出になるのでしょう。