おとのくに♪♪

生徒さんのピアノレッスンで感じたこと、考えたこと、コンサートの感想などポツポツ綴っています。

今週のNHKプロフェッショナル 仕事の流儀を見たら・・

2019年03月06日 | 重力奏法
いつもこの番組を見ているわけではないのですが、今週は偶然に見てしまいました。

チャンネルを変えようとしたら「雪国の美酒 伝説の杜氏」の文字が画面右端に出ていて、雪国ってどこ?と、それを確かめようと見ていたら結局最後まで見てしまいました。

響いてくる言葉がたくさんあってチャンネルを変えられませんでした。

日本酒造りに欠かせない工程を廃止した革命児。
酒造りの伝統を打ち破り業界に衝撃を与えてきた。

と、始まりました。

その言葉には興味を感じませんでしたが、見ているうちにご本人が話す言葉に、同じだ・・とウルウルきました。

酒造りの工程に疑問を感じ始めた頃、
「あれやれば危険だ、これやれば危険だって、結局は何にも手を出せない」
だったそうです。

「理詰めに発酵させると試験管で作ったような状況。均一にはなるが風味としてベストではない。未熟な部分があったり、完熟を超えた部分があったりしたものが混じりあって風味になる」
と、発酵温度を電子管理できるハイテク機材を購入したにもかかわらずそれを使うことを辞め、古い機材に戻したそうで。

大吟醸を造るのは麹菌をいかに米に根付かせるかの温度調整が大事で、
「我慢比べ、いかに我慢できるか」
「造るのではなく、育てる」

そしてプロフェッショナルとは?
「一番必要なものは探求心だと思う」「あと一つあるとすれば勇気。踏み出して初めて世界が開ける」


私がロシアンメソッドと言われているものでレッスンをするようになり最近色々な先生から言われるのが「よく変えようと思いましたね」

長く教えてきて、一部の生徒しか上達しない教え方は本物ではないと思いました。
このままの指導法を続けても何も変わらないと思いました。

自分が習ってきた方法ではないやり方で教えるのは勇気が要ります。
実績もありません。

しかし試したいと思いました。

私はこの先何十年もピアノを教えられる年齢ではありません。
今教えている子供たちが行く先を見届けられる最後の生徒たちだと思っています。

育つには時間がかかります。
私自身のタイムリミットとも感じたので今だったのです。

           

こちらが雪国の美酒、秋田のお酒です。
種類があるようで・・

よく飲まれているのはこちらのようです。
雪の茅舎 純米吟醸 (秋田) 720ML 1本


少量でお試しもありかと・・
齋彌酒造 秋田 由利本荘 雪の茅舎 大吟醸 180ml


齋彌酒造 秋田 由利本荘 雪の茅舎 秘伝山廃純米吟醸 180ml

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