Haru S.の部屋

都内のピアノ教室です。ピアノレッスンのことを綴った真面目なことしか書いていない、でも少し役立つかもしれないブログ。

必ず覚えるべき!

2025年03月31日 | レッスン

 

 

音楽は楽譜というものに音符を書いて

音楽の内容を伝えます。

 

なので、音符を読めるようにすることは

必須です

 

これを最初に怠り、

あとで読めるようにすれば良い、とか

音符の名前を楽譜に振れば済む話でしょ、は

既に手遅れです。

 

 

音符が一人で読めないと、まずは練習ができません。

レッスンで覚えれば良い、

思われるかもしれませんが、音符の数は膨大です。

 

そして大抵、音名を振る場合は、

4小節や8小節で終わる曲ではないはずです。

 

読まなければいけないものが多いから

振る行為に走るのだと思います。

 

 

こうなってしまうと、

ご本人も講師も消耗しかないレッスンになります。

 

正直、私はこのようなレッスンは

絶対にしたくありません。

 

 

子供の頃習っていて音符の読み方を

ちゃんとやらなかった、とか

 

グループレッスンで聴き覚えで曲を弾く

習慣がついてしまい、覚えきれなかったところは

音の名前を振ってもグループの先生には

何も注意されなかった、とか

(グループレッスンは一人一人音符を読むところから

教える時間がないので、振ってでも弾けるようにしてくれれば御の字)

 

そうなってしまったきっかけが

あると思います。

 

 

こうなってしまうと、よほどご本人の

意志の強さがない限り楽譜は読めるようになりません。

 

 

この状態で講師が手伝える方法は限られますが、

最も有効な方法は、

易しい曲からやり直すこと。

 

それは音符の読み方を学ぶだけではなく、

この状態に陥っている人は

奏法も習っていない場合が少なくありません。

 

ピアノという楽器を弾く身体の使い方を習った人が、

音符の読み方をないがしろにして進むことは

ありえませんので、

新しく学べることも必ずあるはずです。

 

 

大人の方でも、小学校低学年のお子様でも、

大事なことは素直な気持ちで、

謙虚にレッスンに臨むことだと思います。

 

特にお子様の場合は、

親御さんの言動が気持ちに大きく影響を及ぼします。

 

「こんな簡単な曲」の言葉は絶対に避けるべきです。

 

やり直す機会をその一言は奪ってしまいます。

 

 


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みんなの曲、集めた!

2025年03月21日 | 不思議な音の国

 

 

 

 

不思議な音の国の教本では

習った音とリズムでメロディーを作ります。

 

上巻では3回、下巻で1回あります。

 

 

習いたてのお子さんに曲を作ってもらった経験が

この教本を使うまで私にはありませんでした。

 

無理だと思っていたからです。

 

ところが、予想外に子どもたちは

心揺さぶる名曲を自力で作って来ました。

 

私がこうした方が良いのでは?

とは絶対に言いません。

 

 

音楽の雰囲気を表すために

できるだけ編曲をして生徒さんにプレゼントしています。

 

作った時から題名がついている時もありますが、

多くは無題の状態で編曲をしていますので、

あとからついた題名とチグハグな時もあります。

 

生徒さんにイメージに合わなくて

ごめんね、という気持ちになります。

 

 

上の動画をお聞きいただけると

気付かれると思いますが、短調の曲が多いのです。

 

これは私も最初は驚きました。

 

しかし、これには理由があります。

 

教本に短調の曲がたいへん多いからです。

一般的な導入教本は長調ばかりです。

それは子どもは楽しい音楽、明るい音楽が好きだろう

というステレオ思考によるものです。

 

実際は短調の曲だからわからないとか、

好きではないということは全くありません。

 

 

音楽は楽しいことを表すだけのものではなく、

人の様々な気持ちを表すことのできるもの

ということをこの教本は大切にしています。

 

 


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絶対に、直して!

2025年03月20日 | レッスン

 

 

 

ピアノは腕で弾きます。

 

ところが

指で弾く、と思っている人は多いです。

 

 

確かに鍵盤に置くのは指です。

 

しかし、音を鳴らすのは指の力ではなく

腕の重みです。

 

指先はフニャフニャにならないよう

強く保ちます。

 

鍵盤を下ろすのに

花の柔らかい茎で下ろすのと

鉛筆で下すのでは

どちらの方が上手く行くでしょう?

 

鉛筆の方が楽勝ですね。

 

肩から上手く重さが鍵盤に流れて行くように

腕と手首の高さ、向きを調整し、

指先は流れてきた重さを受け止め、

鍵盤を下ろします。

 

指で先に音を出そうとすると

手首も腕もロックされて動かせなくなります。

 

 

重さが使えるとピアノは鳴ってくれます。

 

力みのない指、腕、手首で弾くと

澄んだ綺麗な音になります。

 

さらに、

力まないのでピアノが弾きやすくなります。

 

早い動きも出来るようになります。

 

 

ということで、

上の動画のような手の向きでは

 

何年弾いても

毎日何時間練習をしても

絶対にピアノは上手くなりません。

 

手も傷めてしまいますので、

腕と手首の向きが揃うようにしましょう。

 

アライメントです

 

 


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教室選び

2025年03月16日 | ピアノ教室

 

 

ピアノ教室を選ぶ時は

どのように選ぶと良いのでしょうか。

 

多くは、

知り合いが習っている先生に自分も習う、

というパターンだと思います。

 

または、どこかに紹介して頂いた先生に習う。

 

 

そのようなものが全くない場合は

どうしたら良いのでしょう。

 

 

ピアノ教室は大きくわけると

2パターンになると思います。

 

ひとつは、

個人のお教室で、多くは先生がご自宅で

レッスンをしているもの。

 

もうひとつは

楽器店が経営している音楽教室。

 

 

知り合いの紹介が多いのは

個人のお教室だと思います。

 

 

私自身は子供の頃は

個人の教室でピアノレッスンを受けました。

 

そして、現在、私が教えているのは

主に楽器店の教室です。

 

両方の長所と短所はある程度把握しています。

 

 

結論から申しますと、

私は個人の教室の方が質の高いレッスンを

受けられると思います。

 

最大の長所は、

他の生徒さんのレッスンを

日常的に見ることができることです。

 

レッスンは大体年齢の近い人が続きます。

同じ曲を練習する人もいるわけで、

その人の演奏や先生の注意を

自分のレッスンの前に少し早く行くことで

聞くことができます。

 

他の人の演奏を聴くことは

たいへん勉強になります。

 

また、レッスン時間が楽器店では

通常30分ですが、

個人の教室ではもう少し長いと思います。

そこは教室によりますので、確認の必要があります。

 

レッスンが10分長いだけでも

けっこう内容が濃くなります。

 

10分長いだけで、

ソルフェージュというピアノ以外の時間を

継続して取れる可能性が高いです。

次の生徒さんとソルフェージュだけは

一緒に行う先生もいらっしゃいます。

 

特別にその科目のレッスンが必要でしたら、

別枠でレッスンをお願いすると良いと思います。

 

 

さて、楽器店の教室ですが、

私は最大のデメリットは

他の生徒さんのレッスンを見学できないことに

あると思っています。

 

他の人がどのくらい弾いて来るのかを

目の当たりにできないことで、

非常にマイペースになってしまいます。

また、人に見られていると

人間は恥ずかしい姿は見せられないと思うものです。

 

他のデメリットとして、

曜日、時間の移動を生徒さんが希望された時に

楽器店講師は多くの場合、同じ稼働先に

週に1日しか来ていない場合が珍しくありません。

すると、曜日を変えたい時に

同じ先生に習えなくなります。

 

それでも仕方なく他の先生の曜日に

移動することはできます。

ピアノを続けて頂けた方が講師も嬉しいですが、

習って間もない場合は、これは

あまり良い方向には向きません。

 

習い始めはとても大事な時期です。

やることがたくさんありますが、

講師全てが同じ方法でレッスンを進めません。

 

そんなやり方したことがない、

と戸惑うのはお子さんです。

 

 

楽器店のメリットは、

講師採用で会社が選抜しますので

趣味程度の実力の講師は存在しないことです。

 

但し、採用試験は各楽器店で異なります。

試験はなく、面接だけという場合もあります。

 

私の所は、

適性検査、筆記試験、実技試験、面接

とありました。

 

採用後も、以前は毎年

論文と実技と面談がありました。

コロナ禍以降は

2年に一度になり、論文はなくなりましたが・・

 

 

ピアノ講師は資格が必要ではありませんので、

ピアノの専門教育を受けていなくとも

先生になれてしまいます。

受けていたとしても学校を卒業したら

そこで学びをやめてしまう人もいます。

 

個人教室はそこが問題。

なので、知り合いのつてで信頼できる先生を

探す必要があります。

 

楽器店はその点は信頼できると思いますが、

限られた時間でのレッスンになりますので、

内容も最低限になります。

しっかりと学びたい生徒さんは

45分、60分レッスンを初めから選択されます。

 

途中でそうしたいと考えても、講師の時間に空きがなければ

すぐにはできません。

 

 

しっかりとレッスンを受けたい人は

個人の教室の方が良いと思います。

個人教室は本気で教えていらっしゃる先生は、

生徒数を制限され、教室全体の質を向上させたいと

考えていらっしゃるはずです。

 

 

楽器のレッスンは元々生徒さん次第。

相手に合わせてレッスン内容を変えますが、

個人教室で可能なことが楽器店では不可能なこともあります。

 

時間や曜日以外では、楽器店を通してしか講師と連絡できないとか、

発表会のリハーサルが行えないとか、

発表会以外に同じ進度の生徒さん同士で

弾き合い会をするとか、

門下生のクリスマスコンサートをするとか・・

 

生徒さん同士の横のつながりを作ることが

難しいです。

 

習い事で仲間ができるとか、友だちができるとか、

それも結構大事なことだと思います。

 

 


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肘の高さに気を付けて

2025年03月13日 | レッスン

 

 

 

こちらの演奏はユジャ・ワンという

ピアニストのものです。

 

ピアノの演奏は横から見ることが多いですが、

こちらは後方から撮られており、

腕がどのようになっているか見ることができます。

 

 

ピアノを弾く時は、

腕の高さと向きが重要です。

 

ピアノは指だけで弾くと

勘違いされることが多い楽器です。

 

 

鍵盤に置くのも押さえるのも指ですが、

動きは腕から伝えます。

指だけを上下に動かすことはしません。

 

指は基本的には下ろすだけです。

鍵盤を押しつけながらガシガシと指を

動かして弾くことはありません。

 

その弾き方は上手くない人の

典型的な弾き方です。

 

 

さて、腕ですが、

肘の位置に注意を払うだけで

格段にピアノが上手くなります。

 

手の端にある4,5の指の時は

腕は外側を向きます。

 

手首で折れ曲がる格好になると

指が動かなくなります。

綺麗な音にもなりません。

そして、手首が痛くなります。

負傷します・・

 

椅子の高さが合っているのに、肘が下がっている時は、

腕の向きを確かめてみて下さい。

 

自分から見て、真っすぐになっていたら

NGです。

 

 

腕が使えるようになるためには、

強い指先が必要です。

 

第1関節から指がつぶれていては

腕を支えることができないので、

腕を動かすことは不可能です。

 

どんなに練習をしてもその指では

徒労に終わります。

 

 

だからこそ、習い始めから

腕の大きな動きを使い、指先を強く保てるように

音の読み方を覚えるのと同時に

それらを身に付けるのです。

 

音が読めるようになったらやろうでは

手遅れです。

 

 

音を読むことが簡単に思える曲でも、

ピアノを弾くための強い指先を作るため、

と思い練習してはいかがでしょう。

 

指先だけではなく、

腕を上下、左右に動かすこと、柔軟な手首も

習得できることでしょう。

 

 


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