おとのくに♪♪

生徒さんのピアノレッスンで感じたこと、考えたこと、コンサートの感想などポツポツ綴っています。

モテモテ、ブラームス ♡

2022年07月31日 | 作曲家を知ろうシリーズ

毎月、生徒さんに聴いてもらっている作曲家シリーズ。


今月はブラームスでした。

感想を読んで、ブラームス愛がビシビシ伝わってきたものがありました。

ここまで熱のある感想は他の作曲家にはありませんでした。


少々文字が読みにくいですが、このような感じです。


こちらの生徒さんは、ハンガリー舞曲第5番が大好きなようです。
どんなところが好きか、長調・短調の織り交ざったミステリアスな所や、弦楽器・木管楽器の音の使い方など、細かく聴いています。




こちらの生徒さんは、ブラームスの良いところを挙げています。
そして感心したのが、私が書いたこと以外のことを自分で調べていること。クララとの仲は永遠の謎なので、シューマン亡き後もクララや子供たちを支え続けたことだけ私はページに書きました。「6つの小品」を聴いたとありますが、Op.118-2のことです。
交響曲第1番を聴いてくれたのには驚きました。
名曲集のCDを持っているそうで、その中にこの曲が入っていると。ただ、曲名は知らなかったので、今回知ることが出来て良かった、とお母様。


少しは役に立てているようで、嬉しいです。

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整地

2022年07月30日 | 重力奏法

こちらの声楽家の方のお話、参考になります。

声を育てるには、最初に整地が必要。

これをしておかないと、あとから色々と問題が発生するようで、
声楽では半年から1年位かけて「あ」の母音でこれをするのが一番良いと。

整地をせず、すぐに種を蒔くことから始めてしまうことが多い。
歌を習いに来る人に、最初の1年位は母音だけでやりましょうと言っても、
なかなか受け入れられない人も多い。

9分過ぎにも、フムフム、ピアノでも同じ現象が起きているな、と拝見しました。


私の仕事は、整地屋かと思うような日々。
これが出来ていないと、根本的な解決はできないので、それを続けています。

悩みは、70代の大人の生徒さんたち。
ショパンやリストの大きな曲になると、整地が出来ていないとどうにもならない・・

どうやったら弾けるのかレッスンで毎回伝えているつもりですが、伝わらない・・

理屈ではそう、と言われたりして、
いや、理屈じゃないんだけど、と思ってもそれ以上はもう言えません。


ご本人たちが、何かおかしい、どうしたら良いのか、
と気付いていらしても、根本の原因を取り違えていらっしゃることを理解して頂くことは、
もう無理だろうと思い始めています。

昔の日本の奏法は、趣味で難しい曲を弾くには無理だと思います。
毎日10時間くらい練習をして、腱鞘炎になるようなことまでしないと無理です。

そして、そんなに頑張ったとしても、それは全く正しい奏法ではない、ということ。


もうこれ以上はどうやってもできない、とわかっていて
その姿を見るのは辛いものです。

対処療法も出し尽くしました。


やり直すなら、整地するところから始めないと。

趣味でも、老後の楽しみとしてピアノを弾き続けられるように、
生徒さんにはそうなってほしい、と思います。




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感覚的

2022年07月28日 | 書籍紹介

日本人はドビュッシーが好きな人が多い、と聞きます。

私もそうです。

あの情景描写から、色、香り、空気、温度など、
他の作曲家にはない世界が感じられて、
ひと時、現実から離れられます。

養老孟司さんのこちらのお話を聞いて、
そういうことか!と、なんだか納得。




このお話の中にある、
「楽をすると何が起こるか」

便利で、手軽で、いつでも、好きなときに、簡単に、

敢えて、ここから自分を遠ざけないといけない世に生きていることを自覚しないと、です。

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連弾曲集 おとのくにへ

2022年07月24日 | 楽譜の話題

ノンレガートのための連弾曲集を自費出版いたしました。



まさか楽譜を自分で出版するとは、考えてもおりませんでした。

曲は、ピアノ導入教本「不思議な音の国」で子供たちが作ったメロディーを連弾に編曲したものです。

「不思議な音の国」を使い始めた頃、ノンレガートで弾ける教本以外の曲を探すのに困りました。
そのような曲集があったら、と思っておりました。


    


それから4年が経ち、教本で子供たちが作った驚くべき名作に出合い、それを連弾と他の楽器のアンサンブルにその都度編曲し、結構な作品が手元に作り出されました。

もしかしたら、この作品たちを他の先生や生徒さんにも役立てて頂けるのでは、と考えるようになりました。


そうしてまとめたのが今回の「おとのくにへ」という連弾曲集です。

これまでの作品の中から10曲を選びました。
生徒さん、保護者の方にもご了承いただけました。


    

音域は不思議な音の国上巻の作曲のページに準じています。



音はすぐに読めてしまうものですが、独学用ではございません。
奏法をきちんと学んでいる方のための曲集です。

連弾の他、伴奏音源も付けました。
連弾は生徒さんに1オクターブ高く弾いていただきますが、
音源と演奏する時は書かれている高さで演奏できます。
一部、聞き覚えで弾く曲もあります。


    


イラストは知人に頼みました。
音楽のことは全く分からないという人物で、曲名のイメージでイラストを描いてくれました。


不思議な音の国はもちろん、こちらの「おとのくに」も訪ねて下さると嬉しいです。


    


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ヴェルビエ音楽祭 2022

2022年07月18日 | コンサート情報

スイスのヴェルビエで行われているVerbier Fastivalが、只今開催されています。

藤田真央君がベートーヴェンのコンチェルト、ピアノトリオ、リサイタルで出演します。

さて、この音楽祭に以前ご紹介したジョージアの少年が出演しました。
ツォトネ・ゼジニゼくん。

ヴィルサラーゼの従姉妹のお孫さんで、2019年に、
「従姉妹の孫の9歳の子がおもしろいのよ」と仰っていたその子です。

12歳になったようです。

medici tvで聴けます。

作曲もし、現代曲が好きな少年と思われます。
音、そのものに魅了されているように感じます。

Tsotne Zedginidze in recital

Tsotne Zedginidze in recital

Verbier Festival 2022

 


9歳の頃の様子です。
ちょっとビックリ、すごっ


そういえば、久し振りにヴィルサラーゼのリサイタルが11月にあります。
モーツァルトがプログラムにあり、考え抜かれたプログラム !とも思われます。
円熟したピアニストの演奏を久し振りに聴きたくもなっていましたので、即チケット購入。

11月までの楽しみができました。
うぷぷ



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【東京藝術大学音楽学部】ソルフェージュ講座紹介動画

2022年07月12日 | フォルマシオン・ミュジカル

東京藝大の先生が、ソルフェージュについて
お話しされています。

本来、音楽表現につながるものでなければいけない、
音楽の本質から外れたことにならないように。

というようなお話です。

3年位前に、
楽器店の先生や指導者の会に所属をしている講師さんを対象に、フォルマシオン・ミュジカルの講座を担当したことがあります。

講座終了後に書いていただいたアンケートの中に、
ソルフェージュは演奏とは関係のないもの、
そういうものだとずっと思っていた。

と書かれたものを拝見し、驚きました。

そう書いて下さったということは、
その講座で違うんだ、ということが伝わったということ。


私は気楽にピアノを習ってきたせいもあって、
ソルフェージュを演奏とは別のものと考えたことはありませんでした。

ただ長年、音楽的な方法でこのような力が付く指導法を
求めてはいました。

それが、パリで勉強された同じ楽器店の講師さんから

フランスではソルフェージュとは今は言わなくなっている。
フォルマシオン・ミュジカルと言って、
作曲家が作った実際の作品を使い、このようなことをしている。と偶然教えて頂きました。


そうして、2013年から私は、
レッスンでフォルマシオン・ミュジカルを
取り入れるようになりました。

オーケストラ作品、室内楽、声楽曲、
ルネサンス~現代
民謡、ジャズ

様々な音楽を聴き、音やリズムだけではなく
楽器の音も聴き取ります。

CDとハモることもできます。


難点は、
短い時間内では続けられないこと。

曲を聴くだけでも時間がかかるので、
最低でも45分レッスン以上の生徒さん対象です。

30分レッスンでも、ピアノの曲数を2曲くらいにして、
素早く反応できる生徒さんでしたら、10分近く時間をとれます。
ただし、弾けるようになってくると曲数が増えたり、
長くなったりするので、F.M.の時間が取れなくなります。

45分レッスンでしたら、ピアノで30分、残りの時間でF.M.
これも、ピアノの曲数が増え、曲が長くなると、
毎回はできなくなります。

60分レッスンで、趣味でピアノを習っている生徒さんは
毎回できます。

実際、そのような大人の生徒さんがおります。
3年続けると、ピアノ演奏も上達します。

上達してもF.M.の時間は取れます。


楽器店のレッスンは1人ずつしか出来ませんので、
上記のようなことになりますが、
ご自宅で教えていらっしゃる先生はもっと自由にできると思います。
次の生徒さんと時間を分け合って2人一緒に、ということが可能です。

10分ずつ一人の生徒さんの時間を合わせたら
20分もできます。
5分ずつでも10分。聴音課題が1つは出来ます。
読譜やリズム打ちでしたら2つは可能。

たとえ1つしか出来なかったとしても、
様々な音楽が聴けます。
知らない曲、知らない楽器、普段聴かない声楽曲。

毎回ピアノレッスンで、こんなに曲が聴けたら
それだけでも有意義。
それを、ただ聞き流すだけではないのがF.M.!


【東京藝術大学音楽学部】ソルフェージュ講座紹介動画
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同感

2022年07月10日 | レッスン

最近、時々拝見しているのが、
こちらのオペラ歌手の方の動画。

オペラや歌のことだけではなく、
幅広く音楽のお話をされています。


さて、今回偶然拝見したのがこちらの動画。


音楽を感じ取って表現するうえで、プロ、アマチュアの区別は関係ない。
大事なことは、自分が弾ける曲の中で音楽をちゃんとやること。

そして、是非ご覧いただきたいのが、6:51~からのお話。

アマチュアだから音楽を教える人がここまでで良い、と
音楽の本質的な部分を伝えることを怠ってしまっては・・

というお話。


私もいつも思うことです。


【音楽談話34】プロもアマチュアも関係ない!音楽の喜びとは?音楽にとって大事なことは、みんな一緒!



毎月の作曲家シリーズで子供たちが書いた感想を読むと、
どのような音楽の聴き方をしているか分かります。

いつも同じような聴き方しかしない生徒さんもいますし、
素直な感想を書いてくれる生徒さんもいます。

似顔絵しか書かない生徒さんもいます。

漢字の間違いが毎度多い生徒さんもいます。


レッスンで生徒さんに対して、なんだろう?
と疑問に感じていたことが、文章を読ませてもらうと
そうか、こういうタイプの子だったんだ、と分かり、

これはレッスンで答えを与えるのではなく、
もっと誘導していく必要がある、とか、

もっと難しい話でもついて来れる、とか、
ヒントがあれば自分で広げていける子だ、とか、
こういう表現で伝えた方が解る子なんだ、とか

色々と発見でき、私にとっては、
生徒さんを知ろう!シリーズ
と化しているかも・・


ちなみに、どの生徒さんも
先月のシューマンは難しかった、と言っていました。

パッと聴いて、いい曲!
とはならない作曲家だと思うので、納得。

何度も聴くうちに、ジワジワと良さがわかる作曲家だと思います。

予想外に、ショパンも思ったほど人気がなかった・・
考えてみたら、私もピアノ曲を聴くようになったのは
結構大きくなってからでした。

これまでで人気があったのは、
チャイコフスキー。

みんな感想を書いてくるのも早かったです。

来月の分はもう作ってあります。
私の好きなあの作曲家、De・・・

さすがに、不倫話は書けませんでした・・
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スタンダードになったら良いな

2022年07月08日 | 重力奏法

今は、私にとっては当たり前のことになった
ノンレガートから入る導入法。

以前は、どのように音を作り出すかは、
ソナチネに進まないと出来ない、と考えていました。

とにかくそこまで進んでくれれば、
レッスンが始められる。


そう考えていたように思います。

それまでは、音が読めるようになってくれれば良い。
初級は音が読めるようになる期間。

そう捉えていたように思います。


しかし、今は違います。
習い始めから、音楽になる音にすることを
教えることが出来ると知りました。
それがあるから、表現について早い段階で
取り組めるようにもなりました。

それは子供の生徒さん、大人の生徒さん、
趣味、専門に関係なく、全ての生徒さんに可能であること。


こう書くと、
口の上手い詐欺師のような気分になりますが、
事実です。

もちろん個人差はあります。
習得のスピードはそれぞれですし、
お子さんの場合は身体の成長と心の成長も関係します。


私の周りでも、ほんの4年位前までとは
ピアノ指導法が変わった先生が増えたと思いますが、

それでも今も思います。

もっと多くの先生がこのことを知り、
これがスタンダードになったら
ピアノを長く楽しめる人が増えるのに、と。



ただし、教える側に根気が要ります。

でも、ピアノを弾く人の根気は筋金入りなので
きっと、大丈夫。




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ゲーテの言葉②

2022年07月06日 | 書籍紹介

ゲーテの言葉。

読んでいると、当たり前のような言葉なのですが、
はっきりと言ってもらえると、
気持ちが楽になります。

◇◇◇

人間の持つものの中で、自分自身に基礎をおかぬ力ほど不安定で、
はかないものはない。

自分に命令しないものは、
いつになっても、しもべにとどまる。

心をよみがえらす泉は自分の胸中からわいてこねば、
心身をよみがえらすことはできない。

◇◇◇


自分だけの感覚で他人を見ているのか、
何か他に方法があるのか、と考えを巡らせることが
レッスンでは日常茶飯事ですが、

このような言葉を知っていると、
無駄に精神をすり減らさなくて済むかもしれない、

と思ったのでした。



今頃ですか・・です。



若い頃から本は読むべきだ、

とも思ったのでした。


今頃ですか・・



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残念過ぎる・・

2022年07月05日 | レッスン

都民にとって、大変有り難かった
東京文化会館の鑑賞室。

コロナ禍で当面使用中止になり、
密かに再開を心待ちにしておりました。


ところが、
「音楽資料室に付随する鑑賞室の一般貸出を諸般の事情により終了することとなりました。」

とのお知らせがHPに・・

鑑賞室一般貸出終了のお知らせ | 東京文化会館


なんと・・

スタインウェイが入っていて、
結構良い音のピアノでした。

最近のピアノでは味わえない、深く重厚感のある音で、
また弾きたいと思っていました。


思い返すと、
ロシアンメソッドの勉強会で使わせていただいたのが
最後になりました。

その後、何度か予約に行ったのですが、
1日3枠だったものが2枠になり、
月の初日に予約の列に並ばなければ絶対に取れず、
それが仕事が休みの日と重なれば、並べるけれど・・
という状況で、全く無理でした。


残念です。

貸出終了までの猶予期間がほしかったです・・


勉強会の時に帰る間際に撮った写真。
撮っておいて良かった・・


ここでは、大人の生徒さんの内輪だけの
ミニコンサートもしました。

良い思い出。



そういえば、カザルスホールが
復活する可能性が出てきました。

カザルスのお名前を使うことで、
使い続けることをカザルスご夫妻と約束したホールです。

長く使用しなかったホールが
どのような状態になっているか気になるところではあります。

一度だけ演奏したことがありますが、
ステージから見た客席が、ほんわか温かな照明で
雰囲気が良かったです。

調律師さんも見ず知らずの私に気を使って調整を変えて下さって、
お帰りになる時にわざわざ挨拶にいらして下さった。
ホールのスタッフも、とてもとても素晴らしかった。

あのホールは本当に復活してほしい!

弾く機会があったら弾きたーい!

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ゲーテの言葉

2022年07月04日 | 書籍紹介

ゲーテのファウストを読まれた方も
そうではない方もご存知の言葉かもしれませんが、
思わず笑った言葉。

「気分がどうのこうのといって、なんになりますか。
ぐずぐずしている人間に気分なんかわきゃしません。
・・・・・・・・・・
今日できないようなら、明日もだめです。
一日だって無駄に過ごしてはいけません。」


ピアノはほとんどの生徒さんにとって習い事のひとつ、
ではありますが、

レッスンに来る度に、

今週は〇〇で練習できなかった
今週は練習できていない
昨日宿題しようと思ったけど、〇〇があってできなかった

と、言い訳する人たちがいます。

先週は、
「宿題やろうと思ったけど、
昨日、お兄ちゃんが剣道があったからできなかった」
と意味不明な言い訳もありました。


練習できなかったから、私に何をしてほしいというのでしょう?

楽器店の生徒さんはお預かりしている人たちなので、
レッスンはしますが、その人たちのためにはなりません。

するべきことをしなくとも、
いつでも与えてもらえる。

それは、本来通用しません。


毎度、練習できなかった、プラス、遅刻してくる、遅刻しても何も詫びない中学生の生徒。

その子にはさすがに、言いました。

将来、信用を無くす。
あの人に仕事を頼んでも責任を持ってやってくれないだろう、
と仕事を任されなくなる。
遅刻してきて、相手を待たせることが失礼なことであること。

中学生になって遅刻のことだけは何度か言ってきましたが、
一向に効き目はなく、
信頼されなくなる話を中3になってから言いましたら、
変わりました。

ピアノのレッスンも、
受験があるから辞める、と中1の時から言っていましたので、
人それぞれだから、自分で決めて、と言っておりました。

それが、最近、
辞めると言っていたけど、出来るところまでやってみる、と。

自分で考えて出した結論です。

そうしたいと思ったのなら、
続けられるように応援します。


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作曲家を知ろう!ブラームス

2022年07月01日 | 作曲家を知ろうシリーズ

今月生徒さんたちに聴いてもらう作曲家は、
ブラームス。

生まれ月で紹介していくつもりでしたが、
この先、選ぶのが難しくなりそうなので、
撤廃しました。

6月がシューマンでしたので、
次はブラームスが妥当だろうと、そうしました。

ここで紹介した曲に、
交響曲第1番があります。

今でも忘れられないのですが、
この曲の冒頭を、作曲家の芥川也寸志さんが
「地獄からの階段を一段一段上がってくるようだ」
と、仰っていたと思います。

学生の頃、当時放送されていたNHKの「音楽の広場」を
何度か観覧に行っておりました。

司会を黒柳徹子さんと芥川さんが務め、
お二人の連弾でいつも始まっておりました。

その番組の収録時に、芥川さんがそのようなお話をされました。

本当にそのようなお言葉だったか確かめたいと思い、
ネットで調べましたがありませんでした。

しかし、思いがけないことを知りました。

芥川さんが最期に聴きたいと仰った曲が、
このブラームスの交響曲第1番だとか。

改めて、ズシリときました。

ブラームス | Composer Sakkyokuka

Composer Sakkyokuka

 



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