招きねこの手も借りたい

主婦のち仕事、ところによって母、時々芝居。

小さな悟り

2010年04月20日 | 日常
思い込みが強い。

起こった事象について、自分の思い込みだけで
勝手に解釈し、一喜一憂してしまう。

自分の感覚のみで、客観的に見られず、
深読みして悲観したり、ぬか喜びするのだ。
愚かである。

そして、無い知恵を絞り、
なんとか自分のペースにしようと
頭の中でいろいろ想定し、企もうとする。

が、浅知恵なので
たいてい目論見ははずれる。

だいたい、私の頭の中で書かれる脚本は
登場人物全員が私と同じ思考回路であることが前提なのだから
外れて当然なのだ。

バカか、自分。
と、最近ようやく自覚してきた。


で。
今日は、全く深読みもせず、企みもせず、
起きている事象をそのままうけとめ、
それに対して自分がどうしたいかということだけを優先させて
行動にうつしてみた。

・・・・・・・うまくいった。

小さなイライラやストレスもあるにはあるが、
そのうまくいったことで元気が出た。

今日あったイヤなことより、
偶然ラッキーだったことが印象に残った。

ラッキーなことは、みんな小さなことばかりだ。

仕事に行ったら、偶然後輩と一緒になり、
彼女の車で次の目的地まで送ってもらえたこと。
事務所が違うのに、仕事で最近よく彼女と一緒になる。
お茶したり、次の目的地まで快く送ってくれる。
彼女と話しをすると、明るい気持ちになれる。

本屋に桐野夏生の「ナニカアル」を買いに行ったら
もう1冊今の私にぴったりの本を見つけた。
これについては、また後日書こうと思う。

今日は月に一度のボランティアの日だった。
これについては、ストレスの要因にもなりがちなのだが、
今日はストレスを乗り越え、
なおかつムリっと思っていたことを
周囲に助けられて時間ぴったりにおさめることができた。

私の実力のおかげよっとは思わない。
意外なことに、「ああ、こういうタイプは苦手だな」
と思っている人たちに今日は助けられた。
借りをつくったといえばそうなのだが、
多分次回会うときは、
ほんの少しその人達への苦手意識がなくなると思う。

夕食を作るのが面倒くさいので
デパ地下に寄ったら、時間が時間だったので
食べたかったお総菜が2割引で買えた。

バスが、良いタイミングで来た。

帰宅したら、月イチで届くお茶のサンプルが届いていた。

小さいことを喜べるのがうれしい。

明日は、何があるのだろうか。
余計なことは考えず、今目の前にあることを
そのまま、あるがままとらえて
自分の欲求と感情に正直になれば
きっと、さほどイヤなことばかりではないはずだ。