招きねこの手も借りたい

主婦のち仕事、ところによって母、時々芝居。

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が~ん

2007年03月31日 | 日常
残念である。
無念である。
諸行無常の鐘が鳴り響いている。

これだけ残念気分なことは久しぶりである。

え?何をそんなにがっかりしているかって?
聞きたいですか?
ていうか、聞いてくださいな、皆さん。

6月にシアターコクーンで上演される、
中村勘三郎の「コクーン歌舞伎 三人吉三」の
ぴあ会員先行予約の抽選にはずれたのである。
びえ~~ん!(号泣)

え~っと、興味のない人には私の「びえ~~ん」
の意味が全然分からないと思う。
そんな人は、するっとスルーしていただきたい。

私は歌舞伎ファンですと胸を張って言えるほどの通ではない。
随分大人になってから、ほんの何度か1等席で観劇したのと、
一幕見と言われる4階席からの観劇を何度かしたくらいだ。
あとは、四国のこんぴら歌舞伎のチケットを
インターネット懸賞で当てて観に行った。
日生劇場で玉三郎と海老蔵(あ、そのときは新之助ね)の
海神別荘の初演を観に行き、
昨年歌舞伎座での海神別荘にも行った。
生で観たのはそれくらい。

あとはもっぱらテレビ鑑賞である。
歌舞伎は生で観ないとその良さは半減である。
画像で観ると眠くなることも多い。
しかし、生は違う。

圧倒的な迫力。色彩。役者たちが放つ眩しいオーラ。
非日常へすこ~んと連れて行ってくれる。
バレエや宝塚もそれは同じなんだけれど、
歌舞伎のすごさは、世襲による役者のすごさだ。
よちよち歩きの頃から、ものすごい名優たちの芸を目の当たりにして育つ子供達。
遺伝子にも芸の才能が組み込まれている上に、
徹底した芸の英才教育をうけた役者。

昔は、世襲なんておかしいって思っていた。
どんなぼんくらや大根でも、名家に生まれれば主役を演じられるなんて、
おかしいと思っていた。
でも、それは違うということにようやく気付いた。
彼らは、才能の遺伝子を花開かせるために、
ものすごい努力を信じられないほど早い時期からしているのである。
名家の跡取りであるということは、
その分大変な重責を背負っているということである。
しかし、彼らは舞台ではいっさいそんな苦しさを感じさせない。
そこがかっこいい。
舞台で大見得をきる歌舞伎役者を観るのは、
私にとって今のところ最高の贅沢である。


コクーン歌舞伎も平成中村座も、テレビでしかみたことがない。
大好きな勘三郎をぜひもう一度生で観たいと常々思っていた。
歌舞伎座で観たのは、(演目を忘れているところが情けないのだが)
なんだか地味な人情ものだった。
派手な演出が満載の、コクーン歌舞伎を生で観たかった。

6月のコクーン歌舞伎「三人吉三」の公演情報、
実は私は見逃していた。
夫は、気を利かせて私のために、ぴあの先行予約の抽選に申し込んでくれていた。
このことを聞いた時は、これまでの夫の数々のデリカシーのない言動の全てを
水に流そうとすら思った。

そして、さきほど抽選結果がわかった。
第三希望まで全て、落選だった。
夫は、平日の昼公演なら絶対とれると甘くみていたらしい。
よく話しを聞くと、希望席種は全て一等平場席にしたという。

あのさ、こういうときってだめもとで一番いい席を希望するのもいいけど、
本命の日時にはほどほどの取りやすそうな席もいれておくもんじゃないの?
喉まで出かかった言葉を飲み込んだ。
夫もがっかりしているのに、
そこをさらにつっこんだら絶対喧嘩になる。
好意から出た夫の行動が原因で喧嘩するのは本意ではない。

ということで当選する気満々だった私は、
がっかりしているのである。
一般発売で果たしてチケットがとれるのだろうか。
不安である。


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わかんないよ~

2007年03月30日 | 日常
思わず自分たちの聴力と、理解力を疑いたくなるようなできごとが3つほど続いた。


ひとつめ。
先日ちょっと思い切ったお金の使い方をした。
何を買ったかについては後日改めて記事にするが、
諸般の事情でローンを組んだ。
基本的に夫も私もローンが嫌いなので、
家と車以外でローンを組んだことがない。
それでも、今回は組むことにした。

で、信販会社から確認の電話がかかってくることになった。
夫名義のローンなので夫の携帯にかかってきた。
運転中だったため、ハンズフリー状態にしてあり、
先方の声は車のスピーカーを通し、助手席の私にも良く聞こえてくる。

会社名と自分の名前と部署を名乗った女性が、
その次から立て板に水の、ある意味名調子とも思われる口調で
今回のローンに関しての確認事項をまくしたてている内容が、
夫も私も全く理解できなかった。

老眼はそろそろ目前にせまってきているとはいえ、
耳のほうはまだまだ達者なつもりだった。
でも、スピーカーから流れる内容が全く頭にはいってこないのである。
言葉ではなく、音としか聞こえてこない。

おそらく先方はマニュアルどおりに、
流れに沿って話しをしているのだろうが、
それがなんともいえないおかしなイントネーションと、アクセントとスピードで
こちらのことを完全に無視したような調子で話すのである。
韓国語とか中国語とか、アジア系の言語にも聞こえる。

「す、すみませんがもう少しゆっくりお願いします。」
と頼んでも、そのおかしなイントネーションとアクセントのまま
ゆっくり喋るのである。
あたかも理解できないこちらが悪いとでもいいたげに、面倒くさそうに。

先方がこちらに尋ねたいであろうことはだいたい決まっているので、
これまでの経験と照らし合わせつつ、
何度も何度も聞き返しやりとりをした。

電話の向こうのお姉さんは電話を切ったあと、
ちぇっ年齢のわりには耳の遠い、物わかりの悪い夫婦だぜ
と思ったはずである。

でも分からないものは分からないのである。


で、そのしばらく後めったに行かないファミレスに入った。
席につくと、店員さんがメニューを持ってきて
なんとかフェアについての説明をしだした。
またまた流れるような口調、質問を差し挟む間もないような早口、
理解しがたいイントネーションで。
もう私は理解することを放棄した。
なんとかフェアに関しては、もういいと思った。
とにかく店員さんが、言わなければならない説明を
とりあえずはき出してくれるのを黙って待つことにした。

でも、これを今どきの若い子たちは聞いて理解してるんだよね。

私にはムリである。


で、さっきレンタルビデオショップに行ったら、
新作なので当日か、1泊かを決めてください的な、
料金が変わりますよ的な説明をする店員さんも、
喋り方がおかしかった。
まぁ、これに関してはこちらが内容を分かっているから、
いいんだけどさ。

なんで普通に喋らないんだろう。
コンビニに行っても、居酒屋に行ってもガソリンスタンドにも、
そういう何喋ってるか理解できない、
マニュアル喋りをする店員だらけである。
マニュアル喋りでまくしたてる店員さんの言葉を途中で止めて、
何か質問しようものなら
ほとんどの店員さんはしどろもどろになる。

自分の言葉で喋れないのだろうか?
それとも自分の言葉で喋ることを店のほうから禁じているのだろうか?
時々、こちらの質問に答えるために普通の自分の口調に戻って
おぼつかないなりにも一生懸命に説明してくれる人もいる。
そのほうがよっぽど好感がもて、分かりやすい。
たとえ多少敬語が変でも、文法的におかしくても、
心がこもっているし、こちらとコミュニケーションをとろうとする気持ちは伝わる。

日本にいて、日本語で説明されているのに、
理解できない悲しさといったらない。

だから私は、市場の店でおじちゃんやおばちゃん達と
普通のテンポで、血の通った会話をしつつ買い物をし、
食べたり飲んだりする店も、
極力料理人の顔が見える
きちんとお客さんと生の会話ができる店を選ぶ。

ねぇ、みなさん。
巷に蔓延する店員さんのマニュアル喋り、
理解できてます?
こんなことが気になるのは、やはりおばちゃんになったからなんだろうなぁ。
あ~あ。


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集中力

2007年03月28日 | 仕事
仕事に関して、集中力はあるほうだと自負している。
原稿をもらって、ブースに入ったら、
余計なことを考えずに集中する。
今日も収録中軽い余震が来たらしいのだが、
それも言われてから初めて気がついた。

軽い余震ぐらいでは揺るぎもしない集中力。

が、しかし。
昨日の仕事は違った。
昨日は以前夫が出演した、とある地方が
地元の中小企業に向けて作った啓蒙ビデオのナレーション録りだった。
私が出演したものに、夫がナレーションを入れる場合もあれば、
昨日のようにその逆もある。
まぁ、いつものことなので別段深い感慨もなく、
淡々と仕事は進むはずであった。

収録してある部分の映像を横目で確認しつつ、
ディレクターの指示に従い、原稿を読んでいく。
いつもどおりである。
原稿は数日前に決定稿をもらってあったので、
下調べもばっちりだし、読みの練習も完璧だ。
当日いきなり長い原稿をもらって、すぐ本番ということもよくある。
思い切り自慢するが、そんな時でも私はほとんどNGを出さない。
数日前に原稿をもらってあり下読みしてあるとなると、
おそらく一発OKであっという間に終わるであろうと、
その場にいる私をよく知る人たちも私自身もそう思っていた。

が。
画面の中の夫のネクタイを見てちょっとひっかかった。
いつもは自前の衣装の場合、私がコーディネートして持たせるのだが、
この日はたまたま都合が悪くて夫が自分で用意していた。
「ネクタイ、変だし」
それでも現場で、それでOKになったんなら、いいのかもしれない。
けど、そのネクタイは中小企業の社長って感じじゃないなぁ。
どっちかというと、それは『自営業のおじさんのよそ行きネクタイ』ってかんじじゃん。
なんでよりによってそれかなぁ。
ネクタイが気になりだしたら、今度は髪型が猛烈に気になりだした。
スタイリストもメイクもつかなかった撮影だったため、
ただでさえウラ寂しげな夫の頭髪が、
より寂しげに、情けなく中途半端にへばりついていて、
社長というより、万年係長代理くらいにしか見えない。
せめてきちんと整髪料でととのえておけばいいのに~。

それなのに、夫はいつもの大芝居と小芝居を絶妙なバランスで取り入れて、
演技的には力一杯社長っぽいのである。
うむむむ。
とはいえ、よく見ると、そこはやり過ぎじゃないのか?とか、
何もそこまで顔芝居せんでもいいんじゃないのか?
と言った夫の演技への不満がぐるぐるぐるぐる渦巻いてくる。

しゅ、集中できな~い!
信じられないところでNGを出したり、
タイミングを間違ったりする。
声が裏返る。

なるべく画像を見ないようにしたいのだが、
ついつい目が行く。
だめじゃん。
だめだめじゃん。
夫。
いや、私も。

軽い地震にも揺らがない集中力は、
夫の小芝居で簡単に揺らいでしまうのであった。
まだまだ修行が足りない。


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「猫バトン」

2007年03月26日 | バトン
naataさんから「猫バトン」なるものがまわってきた。

「猫バトン」

~猫バトンのルール~


  ・これが回ってきたら次に書く日記の語尾すべてに 「にゃ」「にゃん」「にゃー」等を
   つけなくてはならない。
  ・「な、ぬ」も「にゃ、にゅ」にすること。
  ・日記の内容自体は普段書くような当たり障りのないもので構わない。
  ・日記の最後に5人!まわす人の名前を記入するのを忘れないこと。
  ・既にやったことがある人でも回されたら何度でもやる


私の書く内容、文体がこのルールで書かれるとどうなるのか、
そのバランスの悪さを楽しんでいただけるのではないだろうか。


実は数ヶ月前から、ある講座を受講しているにゃん。
そこには10数人の受講生が来ているにゃん。
私より若い人もいれば、年上の人もいるにゃん。
以前から良く知っている人が多いのだが、
初対面の人も混じっているにゃー。
とりあえず、初対面の人や顔だけは知っていても喋ったことのにゃい人には、
敬語で丁寧に喋るようにしている私は、
明らかに自分より年上だと判断した男性ふたりに対して、
ずっと敬語でおそるおそる接して来たにゃん。
にゃんでそのふたりが私より年上と判断したかというと、

①話すにゃいようがおっさんくさい
②持ち物の趣味がおっさんくさい
③喋り方がくどく、要領をえないかんじがおっさんくさい
④着ている服のセンスがおっさんくさい
⑤頭髪の具合が寂しげでおっさんくさい
⑥人に対する態度がにゃ~んか偉そうで、おっさんくさい

という理由だったにゃ。
とにかく、どこから見ても押しも押されもしない由緒正しいおっさんだったにゃん。
べつに、それが悪いとか、キライだとか、
全然そういう悪意は私にはにゃい。
同じ講座を受ける者同士して、それなりの礼節とほどほどの距離感を保ち、
年上の方に接する丁寧さを忘れずに接していたにゃん。

ところが。
ふとしたきっかけで年齢の話しににゃったにゃん。
絶対どう考えてもどう見ても、自分より年上だと思っていたおふたりは、
にゃ~んと、思い切り私より年下だったにゃっ!
びっくりだにゃん。
驚いたにゃん。
呆れたにゃん。
そして、ショックだったにゃん。

こ、こんなおっさんが年下にゃのか?
てことは、私はこいつら(いきなりタメ口ににゃっているが)より、
もっともっとおばちゃんということにゃのかっ。
嗚呼~~~。
しかもだにゃん。
ふたりは、私が「え?私のほうが年上にゃんだ!」という驚きの言葉を、
かる~くにゃがしやがったにゃん。
「当然でしょ」的な態度にゃのだ。

こ、こんな老けてるふたりから、そんにゃふうに思われる私って、
私っていったい…。

しばらくショックを隠しきれにゃかったにゃん。

べつに若く見られたいとか、
そういうことは全然にゃいのだが、
私の気持ちを分かっていただけるとうれしいにゃん。
言ってみれば、自分自身の年齢に対する認識不足を痛感したのだにゃん。

で、私はその後いつ敬語をため口に切り替えるか戸惑いつつ、
微妙な感じであるのにゃ。
仕事先では年下であろうがにゃんだろうが、
よほど親しくにゃらにゃいかぎり敬語を使うだが、
趣味の集まりの場ではできるだけラクに会話したい。
にゃんで、この私が同じ立場の受講生の年下野郎に
敬語で遠慮しいしい喋らにゃいといけにゃいのだにゃ~。


猫バトン、結構苦しい。
普通の口調で毒を吐きたい。

バトンは、ここに置いておくので、
どなたか拾っていってくだされ。




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地震のお見舞いありがとうございました

2007年03月25日 | 日常
みなさん、ご心配いただきありがとうございます。
日曜ののどかな午前中に、突然大きな揺れが来て、
とても動揺しましたが、
幸い私の住む街ではほとんど被害はありませんでした。

リビングの本が何冊か落下(といっても低い位置だったので大丈夫です)したのと、
作り付けの食器棚の中身が少しだけ動いた程度でした。
ほとんどの収納家具が作り付けなのと、基本的に細かいものを置いていないため、
壊れたものは何もありません。
電気も、ガスも、水道も大丈夫です。
余震も感じませんでした。
電話や携帯電話が通じにくくて、連絡がとりにくかったので、
遠方の親戚や知人が心配していたようでしたが、
先ほどみんなと連絡がとれました。

能登のほうの被害は大きかったようです。
そちらに少し知人がいるので心配しています。

実は昼過ぎから、用事があり夫と出かけていたのですが、
街なかも普通どおりです。

これほど大きな地震を体験したのは初めてでした。
ストーブやガスを消そうととっさに思いましたが、
使っていないことに気づき、そのあとは何をしていいのか分からず、
結局ぼんやりと立ちつくしていました。
夫が側にいたのですが、べつにすがりついて「きゃ~」ということもなく、
お互い離れたところで呆然としていました。
母が上の階にいるので、不安だろうと思いすぐに様子を見に行こうとしたのですが、
夫は「少し揺れがおさまってから階段を登りなさい」と言い、
それに従いました。
母は、自室でやはり呆然としていましたが、
立っていた位置の真上に神棚があったので、
これからは神棚をよけたところに待機するように伝えました。
隣りにすむ義母は、たまたま旅行に出かけていて、
恐い思いをせずにすみました。
ただ、電車が止まっているところがあるため、
今晩帰ってこれるのか連絡待ちです。

そんな感じです。

たくさんの皆さんが心配してメールをくださいました。
本当にありがとうございます。
とてもうれしかったです。
これだけたくさんの皆さんが、心にかけてくださっていることを知り、
心強かったです。

うまく地震の様子や、こちらの状況を伝えられずもどかしいのですが、
とにかく私たちに関しては大丈夫です。
ご心配をかけて申し訳ありません。

まったく、防災関連の用意をしていないことに今回気がつき、
ちょっと反省しています。
なんともなかったからいいようなものの、
やはり自然災害はいつやってくるか分からない、
他人事ではないということを痛感しています。






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男の自慢 女の謙遜

2007年03月24日 | 日常
私の周囲の男性で、謙遜する男性は少ないが、
スタイルは違えど、自慢をする男性は多い。
逆に、女性は堂々とあからさまな自慢をする人は少ないが、
謙遜する女性はとても多い。

しかし、女性が謙遜している場合、
その部分を誉めてくれというサインだったりすることが多いため、
謙遜を聞いている周囲の人間は、
「そんなことないでしょう~」
などと言って盛り上げねばならなかったりして、
たいそうめんどうくさい。
あからさまな自慢は、同性から嫌われるということを本能的に察知して、
謙遜の裏に自慢の気持ちをこめるという
しちめんどくさい方法をとっているのだろう。
私も若いころはそうしていたように思う。

が、そんなお約束的やりとりがうざったくなってきた今、
私自身、ごく親しい人に対しては謙遜はしない。
誉められれば「ありがとう。そう、それはわりと自信あるんだ」と答える。
自慢したいときは、枕詞に「自慢していい?」とか「自慢するよ」とつけて、
正直に自慢することにしている。
「自慢していい?」と聞かれて「だめ」と答える人はまずいない。
心のなかでは、「ばっかじゃないの~」ともしかして思われているかもしれないが、
知ったことではない。
私は自慢したいときには堂々と自慢したい。

で、男性は特にお酒の席で大自慢大会を繰り広げる人が多いように思う。
どんなに腰が低く、丁寧で、大人しい人も、
気がつけばさりげなく自慢している。
もちろん、ふだんから偉そうにしている人なんかは、
もっともっとくどくなる。
思うに、それは鳥のオスがメスの気をひくために
大きく翼を広げて見せるのに似ているような気がする。
もしくは、自分の縄張りに部外者が入ってくるのを威嚇しているようにも見える。
私は自慢する男が大嫌いだった。
本当に値打ちのあるたいした男は、
自分から自慢せずともちゃんと先に周りが評価する。
たいしたことがないから、自分でいろいろ説明しないと誰も気がついてくれないのだ。
それを自ら暴露しているということに気がついていない様子があほらしくて、
好きではない。
私自身は自慢したいときに、心ゆくまで自慢するくせに、
どうしても男性がたらたら自慢しているのを見るのはいやなのである。
勝手といえば勝手な私。

夫は、人前で自慢をしない。
この『人前で自慢しない』という事に関して、
私はとても夫を尊敬している。
しかし、残念ながら家でお酒を飲んでくつろいでいると、
私相手に自慢をする。
「あの時ぼくがこういう決断をしたから良かったんだ」とか
「あの場面でこう対処したから丸くおさまったんだ」などと、
私に説明する。
言わんでもいいのに…と思う。
それは私もよく分かっていることなのだ。
自分で言ったとたんその言動の価値が下がるように思う。
が、私以外の人の前で自慢をしない人なので、
せめて私の前でぐらいは自慢をしないと、
バランスがとれないのかと思い、
仕方なく「そ~だね。」「すごいよね」「さすがだったわ」
と相づちを打つ。


私の理想であるところの「自慢をしない男」でいてもらうために、
私が大嫌いな『自慢している状況』に付き合わなければいけない矛盾を感じつつ。

みなさん、自慢する男性どう思います?



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第二の劇団時代 (波瀾万丈編) その49

2007年03月22日 | 芝居
久々の、第二の劇団時代(波瀾万丈編)でございます。
あいだが開きすぎて、どこまでお話が進んでいたかお忘れのかた、
第二の劇団時代 (波瀾万丈編)その48  ←ここをぽちっと
を、お読みください。

また、最近読者になっていただいた方は、
カテゴリーの芝居のなかに、これまでのお話が入っておりますので、
興味のある方をそちらからどうぞ。

       ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※      
          
さて、公演の宣伝ポスターを憧れのロボットさんと深夜に2人で
電柱に貼り歩いているところを、
警官に声をかけられ叱られた私は、
警官から芝居の内容を尋ねられ正直に答えようとしていた。

ロボットさんは、私が「学生…」と言いかけたところをさえぎり、

「いや~、くだらないお笑いのお話です。
 お時間をとっていただいて、聞いていただくような内容ではありませんよ。
 あははは。」
と、いやに媚びたような笑い方をしてごまかした。

いやだ。
こんな、こびへつらうような人じゃないのに。
なんだ、ロボットさん、どうしたんだ?
もともと、偉そうにしている役人とか警察官とかに
イイ感情持っていない人なのに。
それに、自分たちがやる芝居のことをそんなふうに言うなんて。

私はロボットさんの意外な言動にとまどったが、
すぐにその理由が飲み込めた。

そのポスターの演目は、学生運動の闘志くずれのダメ男と、
そこに同居する妻と愛人、
そしてその3人の幼なじみでいまだに爆弾作りをして革命をめざす男と、
その男を追い続ける幼なじみで刑事(←それがロボットさんの役柄)
の話しだった。
べつに当時の私たちは、政治的な意図のある劇団ではなかった。
この作品も、革命万歳!みたいなそういうものではなく、
学生運動を通じて男たち、それをとりまく女たちの生き方を描いているだけである。
しかも、くだらないギャグや言葉遊び満載の、
まあ当時の流行りの流れにのった作品だ。
警察にやましいところがあるわけではない。
ただ。
この「檸檬」を「ね~も~」と誤読し、
なんだか態度も横柄なこの警官相手に
誤解されないように内容を説明するのは
おそらくとても面倒くさいことになりそうだった。

ロボットさんはそのへんを予想して、
こんな態度をとったのだろう。

私も調子を合わせることにした。
「そうです。そうです。ギャグを言葉で説明するのは難しいです。
 ごめんなさい。」
若い警官は、何か言いたそうにしていたが、
先輩警官の言葉に遮られた。
「ふ~ん。そんなくだらないことに、時間をかけてご苦労なことやな。」

き~っ。
かぁ~っ!
自分のはらわたがふつふつと煮えくり返る音が聞こえそうだった。
それでも、ロボットさんが卑屈に
「えへへ、ほんとそうですね。すみません。」
と答えているので、私は我慢した。
若い警官は、
「でも、この劇団よくチラシとかみかけますよ。
 若い人たちに人気があるみたいですよ。」
と先輩警官に向かって言った。

わ~、うれしいこと言ってくれる。
この人は分かってくれてる。
私はほっとした。

先輩警官は、
「わしゃ、よう分からんが、ま、とにかく電柱にポスターを貼るのはいかん。
 後日、始末書を書きに出頭するように。」
と結んだ。

一刻も早く立ち去りたかったロボットさんと私は、
「はいっ。分かりました!すみませんでした。」
と、やたらきびきびと頭を下げ、
車に乗り込んだ。

車を発進させると同時に、ロボットさんは本当に悔しそうに、
「くそ~、今に見てろ」とつぶやいた。
私も悔し涙でうるうるして、目の中のロボットさんの横顔がゆらゆら揺れた。

しかし、この夜の体験がロボットさんが今回の役柄を演じる上で、
かなりプラスになっていくのであった。

つづく。
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デスクトップバトン

2007年03月21日 | バトン
いつも積極的に人生を楽しむ最強双子姉妹の妹、ひ~たさんからバトンがきました。
題して、


デスクトップバトン


■ルール■
これを見た人は、必ずデスクトップのスクリーンショットを日記に載せます。

執行猶予はありません。 

あまりに名誉毀損だという場合には、アイコンやファイル名に修正を加えて

かまいません。

しかし、あまり修正しすぎるとおもしろくないのである程度自粛しましょう。
早速すべてのウィンドウを最小化しましょう。



ちなみにスクリーンショットの保存方法はこちらを参考に ⇒ ここをぽちっと

【1】あなたのデスクトップをさらして、一言どうぞ。



PCオンチの私がやり方説明を見つつ必死に貼ったこの画像。
私にもできたわ~と、ひとり感動を噛みしめておりまする。


【2】OSは何?

Windows XP です。

【3】これはあなた個人のパソコン?職場や家族共有のパソコン?

一応、私専用。夫のは別にある。
でも、リビングにこれを置いてあるので時々夫も使う。


【4】この壁紙は何?どこで手に入れた?

わんこ。
「ほぼ日刊イトイ新聞」のサイトのなかのコーナーで入手。


【5】壁紙は頻繁に変える?

以前は四季にあわせて、季節の花の壁紙にしていた。
ここ最近はめんどうなのでずっとこれ。


【6】デスクトップのアイコンの数はいくつ?

26?
数えたこともなかったわ。
ていうか、使っているのはごくわずか。


【7】ファイルやショートカットがゴチャゴチャしているデスクトップ、許せる?

べつに気にならない。


【8】何かこだわりはある?

ないよ~。


【9】今回、このバトンが回ってきてからこっそりとデスクトップを整理した?

していない。


【10】最後に『この人のデスクトップを覗きたい』という5人

ネタがなくなったときにでも、どなたか持っていってくだされ。


パソコンは、ネットとメールとブログとワープロと写真の保存と、
デジタルプレーヤーに音楽をいれることぐらいしか利用していない私。
シンプル機能だけ使えて、簡単操作でお値段格安、丈夫で長持ち!
そんなパソコンがあればいいのに。


スクリーンショットを使用しての画像の保存と貼り付けを
このバトンで初めて体験することができました。
やってみるもんですね。
良いきっかけになりましたです。ありがとう、ひ~たさん。






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ある夜のできごと

2007年03月20日 | 日常
先週の週末、面白い体験をした。

詳細は、鳩胸通信のたまこさんが
面白可笑しく克明に書いているので、
できればそちらを読んでから、私の記事を読んでいただいたほうが
手っ取り早いと思う。

芸能人と一般人

芸能人と一般人 続き


まぁ、かいつまんで言うとたまこさんと飲みに行って、
たまたま待ち合わせ先の飲み屋さんに先客として
寺田農さんと、高杉瑞穂さんがいて、
他にお客さんもいなかったこともあり、
隣同士のテーブルであれこれお話させてもらったということである。


先に店に到着した私は、2人のことに気付かなかった。
なんとなく一般人とは違うオーラを発しているナイスミドルと若造だなぁ
とは思ったものの、
まじまじと隣りのテーブルの2人を見るのも失礼だし、
たまこさんが来るまで、聞くとはなしに隣りの2人の会話を聞いていた。
「撮影のクルーが」とか
「監督に」とか
「朝イチのロケで」などというその業界の単語が聞こえてくるので、
ああ、このへんにロケに来たスタッフとその助手かしら?
ぐらいの認識だった。
しかし、ナイスミドルのほうの声がやたら渋くてイイ声である。
「ふ~ん。スタッフにしておくにはムダにイイ声の人だわ」
などと思いつつ、
たまこさんが来たら何を注文しようか、
やはりオススメの料理を先にチェックしとかんといかんな、
などと思いメニューの下見に余念がなかった。

隣りの2人連れは、ひょっとして私に注目してほしいのか?
と思われるほど良く通る良い声で、
「撮影が」とか
「ロケハンで」とか
「NGで」などというその方面の話しをしていた。
しかし、見ず知らずの男性2人連れに話しかけるほど、
私は発展家ではない。

手持ちぶさたなので、早くたまこさんが来ないかと思いつつ
ひたすらメニューに目を走らせていた。
おそらく隣りの2人からはよほどお腹をすかせ、お酒を飲みたくて仕方のない
うらさみしい中年女と思われているんだろうな。
いいさ、いいさ。
ふん。
と、ちょっと厭世的気分になりかけたときに、
たまこさんがやってきた。

ほっとする私。

自転車で来たんだ。
暑い?
じゃあコート、こっちにかけとく?
あ、いいの?
私?
歩いて来たよ。寒かったよ~。
ストーブ真後ろで暑いならかわろうか?

ひとりぼっちの寂しさから解放されやたら饒舌な私。
しかし、たまこさんの返事はいつになくテンポが悪い。
自転車をとばして来て疲れているのだろう。
ここは私がお姉さんらしくリードしてやろう。

何飲む?
とりあえずビールでいいよね。
あ、何食べる?
ここ、なんでも美味しいよ。
サラダ系は1品ほしいから…
豆腐サラダなんかどう?
で、揚げ物もいっとくよね。
この「タイ風薩摩揚げ」美味しいよ。

たまこさんはなんとなく気もそぞろである。
どうしたんだ?
不審に思いつつも、ビールが来たので乾杯する。
料理が揃い、お酒もすすむと少しずつ私たちの会話も盛り上がってきた。
しかし、唐突にたまこさんは隣りのテーブルのナイスミドルに向かって話しかけた。
ぅおおっい。
なんと大胆な。

「寺田農さんですよね?」

ナイスミドルは爽やかな笑顔で「はい」と答えた。

え?
は?
寺田農?
まじで?
あら~~~っほんとや。
びっくり~。

そして、ナイスミドルは…あ、寺田さんは、
一緒にいた若造くんのことも紹介してくれた。
彼は昨年夏オンエアされていた昼ドラ「美しい罠」に出演していた高杉瑞穂くんだという。
ごめん。おばちゃん知らんのやわ。
心のなかでつぶやいた。

しかし、たまこさんはそのドラマを毎日録画して楽しみに見ていたという。
舞い上がるたまこさん。
高杉くんはたしかにキレイな顔をして背もすかっと高く、
爽やかだった。
が、残念ながらこの私の心臓はわしずかみにはされなかった。
例えて言うなら、
ああ、こんなお兄ちゃんがうちの娘の婿さんに来てくれたら、
た~んと美味しいもん作ってやるんやけどな~的な好意の持ち方。

たまこさんは、自分で気付いているのかいないのか、
高杉くん中心トークになっている。
店の女将さん「美しい罠」を見ていたとかで、
やはり高杉くん好き好き光線を出しつつ会話に参加している。
寺田さんは大御所なので、そんなことは気にも留めない余裕を見せていたが、
さすがにずっと高杉くん中心トークが続くと
所在なさげにされているのが見て取れた。
まずい。
こういうとき、やたら気を遣ってしまう私。

で、そのあとは徹底的に寺田さんに対して、
あたかも「徹子の部屋」の黒柳徹子のようなトークを開始した。
撮影の方言指導の仕事をいくつかしていたおかげで、
質問には事欠かない。
会話が途切れないように、自分の経験も少し織り交ぜつつ、
答えやすそうな当たり障りのない質問をしつつ、
時折すごいですね~、そうなんですか~と感嘆の声をあげる。
高杉くんのほうはたまこさんに任せておけば大丈夫である。
私も寺田さんの渋い声からは想像のつかない気さくなキャラクターに
驚きつつ楽しくお話をさせてもらった。

芸能人が、お忍びで飲んでいる場合はそれを察して声をかけないものだが、
どうやら少しだけ退屈されていたようで、
私たちはちょっとした話し相手として丁度良かったようである。

そこそこの時間でお2人は、宿泊先のホテルに戻られた。
積極的なたまこさんは、別れ際握手をしてもらい、
高杉君はリクエストもしていないのにドラマの決め台詞まで言ってくれた。
握手を求めなかった私のことを引っ込み思案とたまこさんは言うが、
実はなぜ一緒に写真を撮ってもらわなかったのかと、
今ものすご~く後悔しているのだった。
カメラは、いつもバッグに入れておくことにしよう。

長文、読んでくださってありがとう。
なかなかできない体験だった。






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女3人駆け足珍道中 その⑦

2007年03月19日 | 日常
ロードサービスから派遣されたおじさんは、
外見の頼りなさを裏切るてきぱきした態度で車を調べ始めた。
音が聞こえる助手席の前のほうに回ると、
「ああ~。」
と言ってうなずいた。

その間、ほんの一瞬。
なんだ?
そんなひと目見ただけで分かるのか。
車内の私たち3人は驚いた。
原因さえ分かればなんとかなる…
と安直に考えていた私は、「やった。これで帰れる」とほっとした。
そして、一瞬で車の不具合を見抜いた
一見おじいちゃんに近いようなおじさんが、
なんだかとても頼りがいのある人に見えてきた。
大きい姉ちゃんも小さい姉ちゃんも、
「おじさん、かっこいい~!」と言っている。
そういえば、数年前私が駐車場の水道管に車をぶつけ、
カランがはずれて水がすごい勢いで噴出した際に、
(このエピソードはこのブログにはまだ未発表である。いつかそのうち書いてみたい)
駆けつけてくれた水道修理の「暮らし安心クラシアン」のお兄さん。
「谷隼人みたいな人だ」と思ったのだが、
翌日偶然街であったら「プロゴルファー猿」に似ていたことに気付いたということがあった。
窮地を救ってくれる男性というのは、やたら格好良く見える。

やたら格好よく見えるおじさんは、説明しだした。
「左の前輪のタイヤのボルトがはずれかかってますね。
 冬用タイヤに交換したとき、最後のひと締めをし忘れていたんじゃないかな?
 それが徐々にゆるんで、もう少しでタイヤがはずれそうになってます。」

「えっと~、それはですね、
このまま走っていたらタイヤがはずれてしまっていたということですよね?」
おじさんの言ったことを意味なく復唱する私たち。
てかさ、だったら最初に入ったガソリンスタンドのイケメンよ。
気づけよっ。
何が、「僕らじゃ手に負えない」だ。
「修理工場に持っていかないと」だ。
「ゆっくり走ってれば大丈夫」だ。


この一見おじいちゃん風の、実はテキパキしているおじさんは、
私たちにとってまさに地獄に仏状態だった。
おじさんは、吹雪のなか目にも留まらぬ早業で、
ささっとタイヤのボルトをしめ、
「もうこれで、大丈夫。
 気をつけてお帰りください」
と、疾風のように爽やかに去っていった。

かっこいい~。
かっこいい~。

一見おじいさん風のおじさんを、
ハート型の目になり見送る私たち。

エンジンに重大な問題があるとか、
いろいろ最悪の事態を考えていた私たちは、
あまりに簡単な原因に肩すかしをくらいつつも、
ほっと胸をなでおろしていた。
大きな事故に繋がらなくて良かった。
おじさんがテキパキしていて良かった。

タイヤ交換をしたのは、大きい姉ちゃん自身ではなく、
業者だという。
それでもそんなことがあるもんなのね~と、
ちょっと驚く。
交換したところに、文句言ったら?
という私に
「交換したのは随分前だし、今さら言ってもね。
 それに、こうして事なきを得たんだから、いいんじゃないの。」
大きい姉ちゃんは寛大である。

こうして、私たちの駆け足珍道中は笑いあり、グルメあり、
涙あり(あ、涙はなかったかも)
最後の最後に味合わなくてもいいスリルとサスペンスもありの、
エンターテイメントてんこ盛り状態で終わったのであった。

~完~

『悪夢のようなできごと』な~んてちょっと誇大広告気味な表現をしたので、
なんだかとてつもないことや、
とんでもないことを予想していた読者の皆さん、ごめんなさいです。

でも、あのものすごい音を聞きながら幹線道路を走行したとき感じた
『うっすらとした死の予感』は私にとっては悪夢でした。

皆さん、日頃から車の点検は怠らないようにねっ。


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日帰り小旅行

2007年03月18日 | 日常
何を思ったか昨晩夫が、日帰りでどっかに行こうと言い出した。

よく考えると、来週以降2人そろって日曜日に
丸々休みをとれることはしばらくない。
何処に行くつもりかと聞くと、「城」と答える夫。

先週、私が女3人駆け足珍道中で「小倉城」を満喫してきたのが、
どうやら羨ましいらしい。
仕方がない。
つきあってやるか←(ウソ。小躍りしつつ)ついていくことにした。

東尋坊で「2時間サスペンスごっこ」をして遊んだので、
今度は城で「NHK大河ドラマごっこ」をすることにした。
2時間半、高速道路をとばして着いたところがここである。



この写真を見ただけで、どこか分かるあなたはかなりの城マニア。

城マニアではないうちの放蕩娘に、クイズ形式の写メールをしてみた。
正解者には豪華賞品!のフレーズに、妙に食いつきの早い放蕩娘。
しかし、不正解。

答えは、「彦根城」でした。

600本の梅が植えられた梅林。


梅は、満開。


名勝 玄宮園。


が、しかし。
こんな、残念な看板がっ!


そう、あと3日で築城400年記念の鳴り物入りの派手なイベントが繰り広げられるというのだ。
早すぎたのである。
イメージキャラクターのひこにゃんの、すかした顔がうらめしい。
楽しみにしていた屋形船も、21日から運行するようだ。
あちこちでイベントに備えて準備している。
心なしか、観光客も少ないように思える。
しかし、21日からの会期中入場料は倍額の千円になるという。
イベント前の本日は、500円である。
博物館も、準備中で入れない部屋もあるとかで、
通常500円のところ300円で入れた。

「ほら、お得だろ」
と、鼻の穴をふくらます夫。
てか、どうせなら桜が満開とか、紅葉が美しい時期のイベント会期中に来たほうが、
賑やかで楽しかったような気がしないでもない。

そんなことを考えつつ、さっそく「NHK大河ドラマごっこ」に励もうとしたが、
悲しいことに一行の台詞も出てこない。
時代劇を即興で演じるにはある程度の教養が必要なのである。
口からでまかせに、殿の台詞や奥方の台詞が出てくるほどの
大河ドラマファンでもなかった。
く、くやしい。

気を取り直して、観光客として真っ当に楽しむことに専念した。
博物館では、ちょうどお雛様と、雛道具の展示をしていた。
精巧な雛道具の数々。
  

     

 

少女の心に戻って、うっとりした。

能装束の数々。 

美しい。
  
             

で、お昼ご飯はこれ。

比内地鶏の親子丼!
はい、ここつっこむところです。
なぜ、滋賀県で比内地鶏?
秋田から毎日空輸してるそうである。
ほんとは、近江牛を使ったステーキ重とか、
すきやきを食べたかったが…完全に予算をオーバーしまくっていたのだ。
この親子丼にしたところが、なんと1200円。
天丼かっ。
あまりのことに放蕩娘にクイズ方式写メをした。
「千円?」と返ってきた。
そりゃそうだろうなぁ。
でも、今まで食べた親子丼のなかで一番美味しかった。

そして、ここ!
招き猫好きにはたまらないお店。

ここ、彦根はなんと招き猫にとって縁のある土地。
二代藩主井伊直孝公が、東京・世田谷の豪徳寺で猫に招かれたという逸話が残っているそうな。

店内には
   
        

わ~、もうたまらん!
迷ったあげく私が買ったのはこれ。


ホントは、もりわじん作のが欲しかったが、
彼の招き猫は手のひらサイズのものでさえ4~5万するので手が出ない。
仕方がないので彼の作品の絵はがきを買う。



あとは、こんなきれいな形のお香。
     
右の金太郎の形のお香は、麻の布にイラストがプリントしてあり、
そのなかにお香が入っている。
手紙に添えたり、引き出しやかばんにしのばせておくと、
ふんわりいい香りがする。

母へのおみやげはこれ。 

箱をあけると、まるでたこ焼きのようなお餅。

はふはふ、あちちと言いつつかじると、
サクサクの衣のなかにとろっとろのお餅、なかみはあつあつの粒あん。
店頭でつまんであまりの美味しさに買ってきた。
家で食べるときは、オーブントースターで温めるとできたてのお味。
たこ焼きくらいの大きさで、一粒60円なり。
日持ちしないのが玉にきずだけど、おすすめ。


あ~、楽しかった!
今度は、桜の時期や紅葉の時期に来たいなぁ。
あとは、松本城とか他にも行っていないお城巡りもしてみたい。
いつもは出不精の夫の提案の小旅行だったが、
大正解の一日だった。
さぁ、また仕事頑張るぞ。
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女3人駆け足珍道中 その⑥

2007年03月17日 | 日常
故郷の空港は、雪が積もっていた。
冷たい北風も吹いている。
大きい姉ちゃんは、
「車を入り口までつけてあげる」と言って、駐車場に一人向かった。
優しい。
寒い思いをするのは、自分だけでいいと言うのだ。
ありがたい。

小さい姉ちゃんと私は、荷物を持ち乗車口で大きい姉ちゃんを待った。
風が吹きつけ、本当に寒い。
とにかく早く帰って家で温かいお風呂につかりたいと言う私。
小さい姉ちゃんは、博多ラーメンを食べそびれたから、
帰りにラーメンを食べて行かないかという。
では、大きい姉ちゃんと相談して決めよう!とかなんとか言っているうちに、
大きい姉ちゃんの車がやってきた。
荷物を積み込み乗り込む私たち。

ほ~んと、楽しかったよねぇ。
また行きたいよね。
芝居も良かったよね。
食べたものも美味しかったよね。
たくさん笑ったよね。
命の洗濯したよね。

などと口々に言い、空港をあとにした。

しばらく車を走らせていると、なんだかおかしな音が聞こえてくる。
ガタガタガタッ。
その音は、走れば走るほど大きくなってくる。
大きい姉ちゃんは、車の後ろのほうから聞こえるというのだが、
小さい姉ちゃんと私は、どうも助手席の前あたりからではないかと感じる。
車を停めて、調べるお姉ちゃん達。
私は運転しないので、見ても分からない。
しかし、バリバリに運転しているお姉ちゃんたちも、
見ただけでは分からないようだった。
スピードを出さずにゆるゆる運転しよう。
ということで、ゆっくり走るのだが、
そのいやな音はますます大きくなるばかりである。

実は、今回観に行った芝居は、
整備不良のレンタカーに乗った男3人が、交通事故に遭い
自分達が死んだという認識のないまま地獄の入り口に行ったという内容だった。

整備不良の車。
3人組。

はじめは笑いのネタにしていたのだが、
だんだん私もお姉ちゃんたちも無口になってきた。
ハンドルを握る大きいお姉ちゃんの表情はこわばっている。

ついでに言うと、観てきた芝居のタイトルは『地獄でございます』だ。
地獄でございますを観に行って、
帰りにほんとに地獄に行ったりしようものなら、
シャレにならない。

とにかくどこかガソリンスタンドに車を入れて、
スタンドのお兄さんにみてもらおう……
一番、近くにあったセルフのスタンドに車をいれた。

青ざめた顔の3人の中年女が乗った車がスタンド内に入ってきても、
店内で待機する若い茶髪のイケメンのお兄さんたちは誰一人出てこなかった。
これが、妙齢の美女3人組だったとしたら、
お兄さん達の態度も違っているのかもしれないな…などとひがみつつも、
大きい姉ちゃんは店内に入り、
状況を説明し、車を調べてくれるようにお願いした。

とにかく運転してみれば分かるから…
とイケメン店員を運転席に座らせ、スタンド内を一周してもらう。
尋常ではない音をさせつつ走行する車。
イケメン店員は、
「これ、僕らの手には負えないっす。修理工場持っていかないと。」
「でも、こんな日曜の夜にやってるところないし。
 とりあえず家に帰りたいんだけど、こんなの運転してて大丈夫だと思う?」
不安げにイケメン君に尋ねる私たち。
「ゆっくり、ゆっくり行けばどうスかね?」

一抹の不安を抱きつつも、スタンドを後にした私たち。
車はついに大きな幹線道路に乗った。
音は、ますます大きく間断なくしている。
私は自宅で帰りを待つ夫に電話してみた。
………夫は、晩酌の真っ最中だった。
すでに二合の酒をあけているらしく、口調も怪しい。
こいつはあてには出来ない。

夫は、電話越しに聞こえる車の音を聞き、
とにかく路肩に車を停めて対策を考えるようにすすめた。

夫に勧められる前に、すでにお姉ちゃんたちは
路肩に車を停車させることにしていた。
絶対にこのまま走行するのは危険だという空気がはっきり流れていた。

JAFには入っていないという大きい姉ちゃんは、
保険の担当者の自宅に電話して指示を仰いだ。
保険会社で加入しているロードサービスに電話するように指示された。
電話番号は、車のドアのすみにシールで貼ってあるという。
あたふたと暗い車内を探し、シールを見つけ電話するお姉ちゃんたち。

電話で、状況と現在地を説明した。
パニックにもならず、冷静に説明する大きい姉ちゃん。
さすがである。
助手席でてきぱきとサポートする小さい姉ちゃん。
誰も、文句も言わず、愚痴も言わない。
誰かのせいにしたり、泣き言や弱音も吐かない。
そのへんがとても大人である。

ロードサービスから派遣される修理の人が、現地に到着するまで
30~40分かかると言われた。
天候は、吹雪に変わろうとしていた。
路肩に停めた大きい姉ちゃんの車は、風に吹かれて時々横揺れしている。
いやな沈黙がちょっとだけあった。

重苦しい暗いムードに陥るのは良くない!と判断し、
「なんか面白い話しをしましょう」と提案した。
丁度観て来た芝居でも、地獄に行かずにすむように、
そこにいるメンバーがいがみ合ううのではなく、
誉め合おう!とするシーンがあって面白かったのを思い出し、
みんなでお互いを誉め合うことにした。

え~っと、大きい姉ちゃんを誉めるよ。
お姉ちゃんはね、包容力があるっ。
私がそう言うと、小さい姉ちゃんはすかさず
「え?体型だけやろ」とつっこんだ。
だ~か~ら~、誉めるんだってばさ。
じゃあ小さい姉ちゃんを誉めるよ、
小さい姉ちゃんはね、若々しい!
そう言うと大きい姉ちゃんが待ってましたとばかりに割って入る。
精神年齢がね、こどもなんよ。
ちが~う、誉めるんだって。
じゃあ、私を誉めて、誉めて。さぁ誉めて。
……………。
人へのつっこみには雄弁なお姉ちゃんたちが、急に無口になる。
おいっ。
「あ、じゃあpecoちゃんはね、女優!名女優。」
「あとさ、すごく幸せ。幸せちゃん。」
なんじゃそれは。
誉め言葉なのか?

そして、そのままお互いを誉め合うことに疲れる3人。
向いていないのである。

しかし、これで勢いがつきバリバリ大笑いトークが炸裂することになった。
ここには書けないあんなこと、こんなこと、
ガハガハ笑いながら喋っていたらあっという間にロードサービスの人が窓をノックした。

しかし、修理に派遣されてきたそのオジサンは、
あとちょっとでおじいさんの域に達しそうな感じだった。
大丈夫なんだろうか?
私たちは不安を隠しきれなかった。


あ~、また長くなってしまった!
続きはまた後日。
ひっぱって申し訳ないです~。
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女3人駆け足珍道中 その⑤

2007年03月16日 | 日常
デパート巡りを楽しんだ小さい姉ちゃんと、空港で待ちあわせ、
みんなで搭乗手続きをした。

カウンターで、こんなことを言われた。
天候不良のため、現在飛行機の運航をどうするか調査中だというのだ。
福岡は晴天だが、北陸は雪がすごいらしい。
アクシデントに弱い私は、かなりびびった。
飛ばなかったらどうすればいいんだ?
財布の残金は5千円だ。
下着の替えもないぞ。
マイナス思考の考えで、心の中が充満しみるみる顔色が悪くなる私をよそに、
平然としているお姉ちゃんたち。
以前、大きい姉ちゃんと小さい姉ちゃんで、
お正月に湯布院に行った時も帰りの飛行機は飛ばなかったという。
その時は、大阪まで行って1泊し、
翌日大阪を堪能して帰ったらしい。
「え?仕事は?」
「こういう不可抗力のできごとでもないかぎり、堂々と仕事を休めないんだもん。
 思いっきり休みを延長させてもらったよ。」
「所持金は?」
「カードがあるからなんとでもなるじゃん。」
「あ、そうか。」

とりあえず、今私たちが乗る飛行機が飛ぶかどうかの決定が出る時間まで、
お土産を買い、お茶をすることにした。
要冷蔵の明太子、もし今日帰れなかったらどうしようか…
とまた、どんより気味の私に
「大丈夫、そんないきなり悪くならないって。」
「そうそう。今日泊まるホテルの冷蔵庫に入れればいいし」
と励ますお姉ちゃんたち。
2人は旅を延長する気満々である。

喫茶店では、ガイドブックを取り出し、
博多の屋台巡りの予定を立て始めている。
小さい姉ちゃんは、ここに来る直前まで連日残業続きだった。
山積みの責任ある仕事を抱えているはずだ。
「仕事、大丈夫なの?」
という私の問いかけに、
「だって仕方ないじゃん。飛ばないんだからさ。
 ××くんに、任せるわ。
 夕方からの会議だけは外せないから、それに間に合えばOK。
 それよりさ、ラーメン、どこの店がいいかな?」
大人物である。

向かい側で珈琲片手に大きい姉ちゃんが、紙切れをバックから取り出し眺めている。
「それなに?」
「携帯電話、忘れてきたからさ、職場のみんなの電話番号分かんないから、 
 どうしようかと思ったんだけど、この緊急連絡網書いたプリントがあったから大丈夫。」
大丈夫なのか?ほんとに。

「それより、pecoちゃんは仕事どうなの?」
口を揃えてお姉ちゃんが聞く。
あわてて手帳を確認すると、月曜日は何も予定が入っていなかった。

「あ、じゃあ今晩は博多の屋台を楽しもうぜ~♪」
盛り上がるお姉ちゃんたち。

そこにアナウンスが入った。
一応運行するらしいが、目的地上空で天候が悪ければ引き返すというのだ。

え~~~っ。
どよめきがおこる。
周囲のビジネスマンらしき人の「え~っ」と、
お姉ちゃんたちの「え~っ」の意味はあきらかに違っていた。
ビジネスマンはとにかく帰りたくて仕方がない「え~っ」
お姉ちゃんたちの「え~っ」は、
引き返すくらいならいっそ飛ばずにいてくれたほうが、
時間が無駄にならない、とっととこちらでホテルをとり、
飲みに行ったほうがいいぜ~の「え~っ」である。

これまで、引き返す可能性があると言われて運行し、
実際引き返した飛行機に乗ったことは私はない。
おそらく無事帰れるであろうと思いつつ搭乗した。
それでもお姉ちゃんたちは飛行機が引き返して、
旅が延長されることに一縷の望みをたくしている風であった。
この飛行機の乗客で、福岡に引き返したいと思っているのは
おそらく私たち3人だけではなかろうか。

そして。
多少の(私にしたらかなりだったが)揺れはあったものの、
無事飛行機は故郷の空港に着いたのであった。


あれ?
悪夢のようなできごとは?
これで終わり?
読者の皆さんからのつっこみが聞こえてきそうです。
実は、まだこの珍道中は続くのですが、
今日の記事ちょっと長くなったので、
それはまた明日ということで。
ひっぱってすみませ~ん!
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女3人駆け足珍道中 その④

2007年03月15日 | 日常
夜遅くまで、毒を吐きまくったおかげで、
すっかり心のデトックス効果があらわれ、朝はすっきりと目覚めた。

ちょっと遅めのホテルの朝食を味わい、小倉城へと向かった。
この日は前日とうってかわって見事な青空が広がった。
青空にそびえたつ小倉城をバックに3人で写真を撮ろう!
と、勇んで行ってみたところが…



おいおい。
改修工事中で、ロケーション最悪~。

ま、そんなことでめげるような私たちではない。
城のなかに入り、童心に帰って楽しんだ。
入ってすぐ、こんなのがあった。


江戸時代の城下の様子を、精巧な和紙のお人形や模型で作った巨大パノラマ。

なんと、照明が変わり1日の様子を表現するのだ。


もっと、寄りの写真をとれば良かったが、
花見弁当を食べている人のお重の巻き寿司まで作ってあるし、
お使い帰りの丁稚が走ってたり、お城の壁に忍者がいたり、
ほんとに楽しくてかわいい模型だった。

あと、こんなのがあって録音された台詞にあわせて、
人形がうなずくのだが、微妙に間合いがずれてて笑えた。
というか、こういうののアテレコをやっているのは、
私や夫みたいなナレーターなんだろうなぁ
と思うとにわかに親しみがこみあげてきた。



こんなのが、各種あったので当然のように顔を出して遊んだ。
私は、あんみつ姫のようなのから顔を出してみた。
写真はとりわすれたが、殿様用の豪華なカゴの実物大の模型があり、
実際乗れるようになっていた。
さすがにお姉ちゃんたちは乗らず、私のみ試乗。
なんと、スイッチを押すとゆらゆら揺れる。
は、恥ずかしい。
が、楽しい。

天守閣まで登り、眺めを楽しみ、
1階の売店で突っ込み処満載の土産物を楽しむ。
大きい姉ちゃんは、職場のお土産にと「呆け防止何箇条」だかが書かれたハンカチを大量購入。
シャレにならんのじゃないかと、小さい姉ちゃんに心配されていた。
私が買ったのは、日本一固いと言われているくろがね固パン。
まじ、固いらしい。
プレーンと、ココア味を買う。
こちらの味見レポートは後日。

そのあと小倉城庭園と松本清張記念館を見学。
小倉城庭園の売店で、私は夫へのお土産に小倉織りの携帯ストラップを買った。
小さい姉ちゃんは、小倉織りの作品が載った写真集を手にしたところ、
それは展示品で売り物ではないと言われる。
そこをなんとか…と頼み込み、
担当のおじさんがそれでは…と好意で売ってくれることになったが、
定価が2500円と聞き、とたんに尻込みする小さい姉ちゃん。
しかし、書店では手に入らないと聞き、
やはりどうしてもほしいらしい。
意を決した小さい姉ちゃんが何を言ったかというと
「これ、展示品で痛んでるんだし、1500円にまかりませんか?」
こら~っ。
あんたは浪花の商人か。
値切るのはやめなさいと、袖をひっぱる私。
結局、定価の2500円で購入。

そんなやりとりをしているうちに、大きい姉ちゃんがいないことに気づく。
奥の展示を見に行くとは言っていた。
あれ?
大きい姉ちゃんは携帯電話を、空港に駐車している車の中に忘れてきているため、
電話での連絡ができない。
探し回る、小さい姉ちゃんと私。
トイレや、休憩所、展示室を何度も見てみる。
いない。
あ、帰りの航空券大きい姉ちゃんが持ってるよね?
ホントだ!
「お~い、航空券や~い」
とまじで言って探す小さい姉ちゃん。

大きい姉ちゃんのほうから、私たちの携帯に電話してくるか、
最悪空港に行けば落ち合えるとは思ったものの、
やはり心配である。
さらわれたか?と冗談まじりで小さい姉ちゃんが言う。
さらうことはあっても、さらわれはしないだろうと、私が言う。

とりあえず、展示館の外へ出ようということで、外へ出ると、
そこには係の人に次に行く旦過市場への道順を聞いている大きい姉ちゃんがいた。

あ、いた~!

いた~っじゃないよ。
さ、行くよ。

どっちがしっかりしているのか、そのへんは微妙である。

そんなこんなで向かった旦過市場。
これが、裏側からみたところ。


なんで、裏側から見た写真かというと…
日曜日で、ほとんどの店が休みだったからだ。
とほほ。
着いた足で行っておくべきだった。
私は、いろんな街の市場を見て歩くのが大好きなのだ。
目的の小倉名物「ぬかみそ炊き」を売る店も1軒しか営業していなかった。


もちろん、試食~。

写真は、さばのぬかみそ炊き。
いわしのほうが、有名らしい。

白いご飯が何杯でもいけるような、
日本酒がぐいぐいすすむような、そんないいお味。
試食した私と大きい姉ちゃんが、あまりに美味しい!
とオーバーアクションをしたせいかどうか知らないが、
私たちのあとに行列ができる。
お弁当のおかずにもいいと大きいお姉ちゃんは大量に購入。
もちろん私もお土産用に両方買う。
魚が苦手で、見た目にどん引きで試食をしていなかった小さい姉ちゃんも
なぜかつられて買う。

ほんとは、ここの市場のおでんやさんで昼食の予定だったのだが、
お休みだったため、急遽予定を変えてガイドブックにのっていたお店に変更。



お多幸のおでん。
3人前。
牛すじ煮込みと、タコを追加でもらう。
おなかいっぱい、幸せいっぱいだった。

でも。
この店、本店が東京だった。
九州まで来て、昨日は横浜の中華、
今日が東京のおでんかいっ。

このあと、小さい姉ちゃんはひとりでデパートめぐり。
洋服に興味のない大きい姉ちゃんと私は、
福岡タワーに登り、飛行場で落ち合うことにした。

私たちの旅の終わりに何があったかは注目の最終回で!











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女三人駆け足珍道中 その③

2007年03月14日 | 日常
聘珍樓は、噂には聞いていたが、
店内に一歩足を踏み入れると、私などは場違い感をひしひしと感じた。
入ったすぐのところからは、食事している人たちは見えないようになっている。
私たちはとりあえずふっかふかのソファのところで待たされた。

しかし。
私たちの後から数組の、いかにも「金持ってるぜ~」とか
「セレブですが、何か?」みたいな光線をばしばし出している客がやってきて、
すいすい席に案内されるなか、
コートすら預かってももらえず、
かといってファミレスのように事前にメニューを渡されるわけでもなく、
かなりほったらかしの空気が流れたまま、
長時間放置される私たち。
おそらくここのお客さんのほとんどは、予約なんだろう。
予約なしで飛び込んだ、軽装の私たちはちょっとここで様子を見られているんじゃないか?
もしかして、どこかに隠しカメラがあって、
私たちの言動がこの店にふさわしいかどうかをチェックしてるんじゃないか?
などと、ひがみ根性丸出しの内緒話をする私たち。

ようやく、通してもらったときはもうお腹ぺこぺこだった。
というわけで、がっついた私たちは、

固麺のサラダ



牛肉の煮込み



海老のマヨネーズ炒め


春野菜の炒め物


あ、写真とりわすれた!
春巻き。

それから、しめには海鮮チャーハン


デザート別腹、杏仁豆腐。


を、ぺろりと平らげた。
大皿にステキに盛りつけられた料理を、とりわけたので、
いまいち写真がゴージャス感に欠けるのが残念だ。
取り分ける前に撮れば良かった。

どれも、今まで食べていた中華料理の味とは全然違っていた。
どうもここは、いっさい化学調味料を使用していないらしい。
素材の味を生かした柔らかい味付けだった。
特に牛肉の煮込みは、八角の香りがきいていて、
とろとろぷりぷりで、コラーゲンたっぷりという感じだった。

実は、会計時心配していたのだが思ったよりは安価ですんだ。
若い人たちには量的に物足りないかもしれないが、
すごく美味しいものを少しづつ食べたい年頃には、
こういうのはいいと思う。
今度は、頑張ってコース料理を食べてみたいものである。

そして、ほろ酔い気分、満腹気分でホテルに戻る途中に寄ったコンビニで、
エビスビール500ミリリットルを買う小さい姉ちゃん。
まだ飲むんかいっ。

地元ではなかなかおおっぴらに話せない、
仕事上の裏話や、芝居仲間のうわさ話、劇団裏事情など、
深夜までお喋りは続いた。

こうして、三人娘?の夜は更けていった。
この時点で、旅の終わりに私たちを待ち受ける悪夢のようなできごとを
私たちは知るよしもなかったのであった。


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