招きねこの手も借りたい

主婦のち仕事、ところによって母、時々芝居。

お米に虫

2010年07月30日 | 日常
5キロのお米を消費するのに、時間がかかりすぎ、
ここ最近の蒸し暑さもあり、
お米に大量の虫がわいた。

萎える。

ただでさえ、お米の味が落ちていて食欲減退なのに、
洗う際にとりわけた虫の残像が脳裏をよぎり、
ますます食欲減退だ。
あとしばらくは、このまずい米を食べなければと思うと
うんざりする。
かといって、お米は捨てられない。
ばちがあたる気がする。

虫がわかないように、
予防の唐辛子パワーなんとかを米びつにいれていたのに。

次回からは多少不経済でも、お米は1キロづつ買おうかな。
いや、それはやっぱもったいない。

白米が不味いというのは、かなり精神衛生上いけない。
5キロの米を買ったら、
もりもりもりもり食べて、早めに消費。
これが一番いいと思う。

古くなって、虫がわいておいしくなくなったお米を
美味しく蘇らせる方法なんて、
きっとないよね。

とりあえず、炊くときにお酒いれたりとかしてみよう。

ああ、萎えるわぁ。


「おかえりなさい」と「いってらっしゃい」

2010年07月29日 | 日常
もう、随分
「おかえりなさい」と「いってらっしゃい」を言っていない。

先日、娘が帰省した時に久々に口にした「おかえり」。
しかし、娘が帰って行くときは
「またね」とは言ったが
「いってらっしゃい」とはあえて言わなかった。

いつでも帰ってくればいいし、
何かあったら帰るうちはここだけど、
今は、自分が寄って立つところをきちんと作ってほしいので、
あえて「いってらっしゃい」じゃないなと。

ということで、
「おかえりなさい」と「いってらっしゃい」
あと、自分が「ただいま」とか「いってきます」
と言うこともなくなったことを
しみじみ噛みしめる。

当たり前のように、毎日言っていたが
言う相手がいなくなって
初めてそれを言える幸せを思う。

その時は、そんなこと全然気がついていなかった。

失わないと気がつかないのは愚かだね。


なんて、ちょっとセンチメンタルな感じのことを書いているけど、
今日は、見られなかったビデオデッキの配線を後輩に繋いでもらったり、
はずれたブラインドを自分でなおしたりした。
ま、こんな感じでところどころ人に頼りつつ、
なんとかかんとかやっていけそうかな・・・とは思っている。


おかえりなさいは、近々長旅から帰ってくる知人に
今度会った時に言ってみよう。
たまには言わないと、人としての優しさを忘れそうだしさ。




天ツバ

2010年07月28日 | 日常
タイトルの天ツバ。

なんか美味しそうだ。
天プラそばとか、きんつばとか、
食べ物を連想する響きだ。

違う。

「天に唾する」の略だ。
私が勝手に短縮して使っている。

人のことをあれこれ言ってしまったとき、
自分を戒める気持ちで
「ああ、天ツバ天ツバ」と、唱える。

何か悪意をもって言うと、
きっと後で必ず自分に返ってくるのだ。
その覚悟がないときは、
沈黙は金!
黙っているのが一番だ。

なかなか、この黙っているというのが
難しいんだよね。



うぬぼれ屋

2010年07月26日 | 芝居
達者な役者さんとかけあいの台詞のやりとりをすると、
なんだか自分まで達者になった気がする。

全くの勘違いだ。

真に達者な役者は、相手役が自分よりも経験が浅かったり、
慣れていなくても、
それをひきあげるだけの力がある。

私にはない。

ひきあげてもらって、
なおかつそれを、自分がうまくなったと勘違いしそうになってしまう
うぬぼれやである。
反省、反省。

まあ、多少うぬぼれ傾向がなかったら、
芝居なんてやろうとは思わないんだろうけどさ。

それでも、勘違いしていい気になるのはかっこわるい。
自分を客観的にみて、
何がダメで、何がいいのかをちゃんと把握しとかないと。

どうも、私は20歳の頃にやった舞台を
超えられないままここまで来た気がする。
いろんな人が、当時の舞台の私を褒めてくれるのは
とても嬉しいのだが、
そこから上にいけないもどかしさがある。

技術的には今よりダメだったはずなのに、
そんなに評判がいいのは、
なんでだろう?

とにかく、自分の代表作と胸を張っていえるものを
つくっていきたいものだ。

あと何本芝居がやれるんだろうか。
自分も良し!と思え、
お客さんも良し!と言ってくれる芝居ができる日は来るのだろうか。

自分に、乞うご期待!だな。
おしっ。
頑張るぞ。







最近の悩み

2010年07月24日 | 日常
先日、久しぶりに会った友人から

「ど~したん?貧乳になって!」

と言われた。
第一声が、それかっ。

・・・・・事実である。

ブラのサイズは、3ランクダウンしている。
とほほ。

洋服が今ひとつ様にならないのは、
貧乳のせいだと思う。
下着で補正するしかないのだが、
普段着のときは、補正していない。

薄っぺらくなったとも言われている。

このまま行くと、一反木綿みたいなことになるかもしれない。
それは困る。

ちゃんと栄養のあるものを、
きちんと1日三回、食べないといかんなと痛感しているのだが、
胃がちっちゃくなってしまった感があり、
お腹があんまりすかない。

たくさんで食事するとか、
飲み会のときはそれなりに食べられるのだが、
ひとりでご飯となると
お腹空いてないから、まぁいいかと
手抜きなものをちょっとしか食べない。

貧乳は、悲しいし、
これ以上体脂肪率が落ちると
身体にも悪そうだ。

体重が落ちてから、やたら喉が腫れたり、
熱がでたり、膀胱炎になったりしやすい。
免疫力が落ちているのかもしれない。

あとは、鼻毛。
最近、鼻毛が濃くなったように思う。
伸びてくるわけではないのでいいのだが、
濃くなったせいで、
ちょっと風邪をひくとその鼻毛に
鼻くそがつくのだ。

ふと気がつくと、鼻の穴のなかにぷらぷらする鼻くそ。

先日、娘に説教している最中

「おかあさん。鼻くそついてる」

と、指摘された。

どんなに正しいことを言っていても、
鼻くそをぷらぷらさせながらだと
威厳などなくなる。

どんなにすました顔で
かっちょいいナレーションをしていても、
鼻くそをぷらぷらさせていると、
かっちょ良さ度は大幅にダウンだ。

今後、もしかしてステキな出会いがあって、
うふん・・・みたいな顔をしたところが
鼻くそをぷらぷらさせていたら、
そこでアウトだ。

貧乳と、鼻毛。
それが私の悩みのタネだ。

この程度のことが悩みというのは、
ま、ある意味幸せということだ。




浮気

2010年07月23日 | 日常
本日CM撮影。
ロケ先で飼ってる猫。

前足に注目!
かわいすぎです。
仔猫2匹と お父さん猫もいたけど、
写真撮れなかった。


撮影では、1歳のトイプードルも出演。
超かわいかった。


帰宅したら、うちのわんこが
留守番が長すぎてやさぐれていた。


他のわんこやにゃんこの匂いがする私に、
非難の目。

どこで浮気してきたのよ的な。
したと言えばしたけど、仕事だし…
等と世の旦那さんたちみたいな言い訳をする私。

終わった

2010年07月21日 | 芝居
昨年から、計画してきたワークショップと発表会が無事終わり、
抜け殻状態である。

そもそも発表が目標ではなく、
その過程のワークショップが主眼だったので、
その点では大成功に終わったと思っている。

もう演劇には関わらないと言っていた娘が
帰省して地元の演劇人と必死に稽古をし、
喜んでお客様の前に立った姿を見て、
きっと亡夫も喜んでいるだろうと思った。

芝居が本当に好きなのか、最近悩むことが多かった私だが、
土田氏の演劇に向き合う姿勢を間近に見て、
やはり自分はお芝居が好きなのだと確認できた。

公共ではなく、個人でプロの演劇人を招いて
ワークショップと発表会ができたということは
とても恵まれている。
良い仲間、お客様、土田氏とのご縁。

私は、なんの能力もないけれど、
とりあえず人と人を結びつけたり、
適材適所に人を配置したり、
頼み事をしたりする能力だけはあるということも
改めてわかった。

できないことをムリしてやろうとするより、
できることを自信をもって、
周囲に感謝しながらやればいいのだと。


娘は、今日帰っていった。
いればいたで楽しかったが、正直面倒くさいこともあった。

それは、きっと独り暮らしに慣れてきたからだろうと思う。

また帰ってくるねと娘は言っていたが、
年に1~2回、1回につき3日くらいで充分だと思う。


さて、今日からは自分のペースでようやく生活できる。

11月公演の台本を読み込んだり、
年明けに演出する短編のキャスティングを考えたり、
ボランティアや、習い事もある。
することは山積みだ。


ボランティアというのは
目の不自由な人が雑誌や本を耳で聴いて楽しむために
「音訳朗読」をして吹き込む作業だ。
雑誌の記事の音訳は、年始めから月1回続けてきたが、
先日初めて新書の本をひとりで音訳した。
それがほぼ完成した。
やり遂げることが苦手な私にしたら、
このボランティアは、結構頑張っている。
自分のためにもなるし。

習い事は、地元のとある伝統民族芸能の伝承者を養成する講座だ。
こっちは、ちょっとハードルが高い。
続けられるか心配だが、
とりあえずやれるところまでやってみようと思う。

「あんた、いったいどこを目指してるん?」
と、友人にたずねられたがこたえられなかった。


多分、何があっても機嫌良く毎日をやり過ごせる人になりたいだけなのだと思う。








俳優ワークショップ

2010年07月15日 | 芝居
私が今、一番大好きな劇作家・演出家である
土田英生氏をお招きして、
地元の役者11人たちと、
40分くらいの短編の舞台を創る
というワークショップをしていただいている。

はじめは、1泊2日で演技の基礎となるワークショップを・・・
ということでお願いしたのが、
土田さんのご厚意で、せっかくなので1週間滞在して
みんなで1本短編作品を創ってみよう!
そして最終日には発表会をしてみよう!
ということになったのだ。

私達が出会った、市民芸術村の企画ではなく、
個人的な企画で、こんな贅沢な時間が持てるのは
ありえない。

土田さんには、忙しい時間をぬって、
がっつり、地元の役者と向き合ってもらっている。

言い出しっぺの私は、なんとなく責任者になっているが、
結局何もしていない。
何をしていいか分からずおろおろしているだけだ。


役者としては参加していない。
代わりに娘が参加している。

ワークショップは、土田さんのおかげで
終始笑いが絶えない。
笑いすぎて目尻のしわが増えた。
腹筋がひくひくして、インナーマッスルも鍛えられていると思う。

やっぱり私が見込んだ、劇作家・演出家はすごい!
と、ほれぼれとその仕事ぶりを見ている。

初日は、みんなの抱えている悩みや問題をアイディアとして出し、
それをもとにグループをつくった。

2日目の昨夜は、グループごとに細かく設定をきめ、
即興で実際やりとりをして、
面白い台詞や展開を拾い出して台本を創る作業。
それを終わってからグループごとに書き出して
土田さんに提出。
本日の夕方までに土田さんが台本にまとめて下さる。
これは、実際とても大変な作業だ。
「大変だけど・・・・大丈夫!頑張る!」
と、おっしゃる土田さん。
その熱意になんとかみんなで応えて良い1週間にしたい。

参加している役者たちは、年齢もバラバラだし、
普段出演している芝居のジャンルも違うなか、
手探りとはいえ、とても楽しそうにエチュードに挑戦している。
楽しむ余裕がまだない人も、
そのとまどって、おろおろしているところに、
その人本来の面白さや、必死さが出て
それがとても新鮮だったりする。

きっと、面白いものになるはずだ。

金沢にお住まいの方、

7月19日(祝)17時~(開場は開演の30分前)
金沢市民芸術村にて発表会をいたします。
入場は無料。

観に来てね。

興味のある方は
私を直接ご存じの方は私にご連絡を!
ご存じではないかたは

peco616☆mail.goo.ne.jp (☆のところを@にかえてメールでご連絡を)









古いアルバムから見えた真実

2010年07月11日 | 日常
先日、娘と姑と私の三人だけで、
ひっそりと亡夫の三回忌をすませた。

ほっとした。

娘と一緒にアルバムを見た。
私と亡夫が出会い、つきあい始め、結婚をし、
娘が誕生し、小学校にあがるくらいまでの写真を
一気にふたりで見た。

で、写真を見ていていくつか気がついたことがあった。
箇条書きにしてみる。


①娘が産まれる前までは、結構ラブラブな写真を撮っていた。

②ものすごくハンサムだと思っていた若い頃の夫だが、
 冷静に今見ると、それほどでもない。
 むしろ、大病後のほうが男としての顔ができている。

③私は、服のコーディネートセンスをよく褒められるのだが、
 昔は全然なっちゃいなかった。

④娘自身、こう言っちゃなんだが、
 自分で自分は「生まれたときからずっと美少女」
 だと自覚していたようだが、
 写真で振り返ると、美少女ピークは3歳~5歳だ。

⑤とにかく、両親にものすごく可愛がられていた様子がよく分かる。

⑥私の手作りのぬいぐるみや、洋服がたくさんあった。

そして、私にとってここからが大ショックなこと。


⑦娘が生まれてから、私だけを写した写真がほとんどない。

⑧娘と私のツーショット写真の9割は、
 娘を抱いた私のあごから下だけとか、
 私は斜め後ろを向いているときに、
 娘にだけピントを合わせてあるとか、
 完全に私は、背景的扱いだ。

いかに、亡夫は娘しか見ていなかったかということ。
被写体としての私に興味がなかったかということが
あからさまに分かった。
当時の私はそんな写真を見ても、
娘の顔ばかり見ていたので、
自分の顔が全く写っていないことに気がつかないうっかりさんだった。

だから、夫に文句を言うこともなかった。

ちなみに、私がシャッターを切った娘と夫の写真は
全て娘と夫の顔や姿がきちんとおさまっている。
夫だけの写真も写している。

あたしは夫を大好きだったのに、
夫は娘に夢中で、あたしのことは愛してなかったわけ?

娘に夢中にもほどがあるぜ、夫よ!

たしかに、娘を産んでからの私は
服にも化粧にもかまわず、
ダサイメガネをかけ、年々確実に太っていった。
なりふりかまわず子育てしていた。

ま、これじゃあ写真撮りたくなくなる気持ちも分からないでもない。

今現在の姿を亡夫に見せてみたい気もする。

ああ、でもそれでも娘中心にピントあわせられたら
もっとショックかもしれないな。



見た目で判断はダメ!

2010年07月08日 | 日常
どうしても、人を見た目で判断してしまう。

いい年こいて、人の本質を見抜く能力が低いと認識し、
我ながら、最近随分変わってきていると思っていた矢先のこと。


先日、家周りのことで水道局の方や役所の方や
業者さんたちと話しをするときのことだ。

そのなかに、ちょっと渋い男前の40代前半くらいの人がいた。
私は、ついついその人にばかり話しふったり、
質問したりしていた。

だって、むさいおっちゃんや、
ハゲ散らかしたおっさんと話しをするよりは、
見た目が渋いほうが嬉しいし、
な~んか仕事が出来そうに見えたから。

でも、ほんの数分にして、
決断力と実行力と、コミュニケーション能力が高いのは
その渋い男前ではなく、
相撲の高見盛似の巨漢の方だと分かった。

で、その男前さんはどちらかというと
へたれキャラだった。
詳しくは書かないけど。

女性の場合、ひと言二言話しをすれば
だいたいどういう人か見当がつくのだが、
どうも、異性だと思い切り見た目に左右される私。

面喰い。

これは、もうどうしようもない。
美しいものが好きなのだから仕方ない。

ただ、能力や才能がないとか、
価値観が合わないとわかれば、
美しかろうがなんだろうが、
あら、残念でした・・・・・
と、観賞用に切り替えるんだけど。

最初のハードルは、どうしても見た目重視になってしまうのだ。

ぶっちゃけ、亡夫も
舞台に出てきた姿かたちに一目惚れしたわけで、
内面の良さなんて、後付で出てきた。

多分、一生変わらないんだろうな。

いや、それにしても高見盛似の巨漢の
フットワークの軽さ、
頭の回転の良さ、
お客さんへの気配り、
瞬時の判断力、
部下たちへの統率力はたいしたもんだった。
プロって感じだった。

けど。
高見盛似だから、ほぼ絶対
「ぽ~っ」とはならない。



タジン鍋

2010年07月07日 | 日常
ちょっと 奥さん!

ついに買ったわよ、あのタジン鍋。

デパートのポイントが貯まって、
千円券が出たから思い切って。


ワゴンセールで2100円のを買ったわよ。


さっそくもやしと豚肉を蒸したわよ。

電子レンジでたった4分よ。


うまうまだったわ。

流行りにのっかるのが恥ずかしくて、
あえてスルーしてたけど、
もっと早くに買えば良かった。


オススメよ。

平成の聖徳太子

2010年07月06日 | 日常
先日のこと。
たまたま、仕事と、プライベートと、芝居関係で、
同時進行で5人ほどの人と携帯メールのやりとりをするはめになった。

3人を超えた時点で、
優先順位を考えて
どれかの返信を後回しにすれば良かった。
しかし、私は知人友人の間で
メールの返信が早いので有名。

遅い返信は心配されるんじゃないかとか、
何か腹に含むところがあるんじゃないかと誤解されてもイヤだとか思い、
必死でチャット状態でメールのやりとりを続けてみた。


ムリ~。
絶対、ムリ~。

用件だけならまだしも、
途中で雑談メールに切り替わる人もいたりするもんだから、
もう、誰となんの話ししていたやら、
こんがらがってしまった。

で、途中で家の電話が鳴るやら
携帯にも電話がかかってくるやら、
宅配便のお兄さんがドアチャイムならすやらで
てんやわんやの大騒ぎ(死語か?)になった。

平成の聖徳太子にはなれないことが良く分かった。


携帯電話

2010年07月05日 | 日常
携帯電話を擬人化したCMが好きだ。

私の携帯電話は、誰みたいなキャラだといいか、
ちょっと妄想してみた。

・・・・・・・できれば、マツコ・デラックスで。

「ちょっと、あんた!いい加減起きなさいよっ。 
 今朝は生ゴミの日でしょ」とか

「ほら、今日は○○ちゃんのお誕生日じゃない。
 おめでとうメール送りなさいよ」とか

「調子こいてんじゃないわよ、電話よ、電話!
 仕事の電話なんだからちゃっちゃと出るっ」

「あら、このメール、待ってたんじゃないの~。
 良かったじゃない」

などと、マツコ・デラックスに言われたい。

ほぼ、毎日ずっと一緒の携帯電話は
うっとうしいキャラとか、とりすましたキャラだとイヤだ。

あ、なんかマツコ・デラックスだと思ったら、
余計携帯電話が愛しく思えてきたぞ。

マツコ・デラックスの着ボイスとか、ないかな。




ひとりパーティー

2010年07月04日 | 日常
肩すかしの日曜日になった。
おいおい。
このオレさまに肩すかしをくわすとは!
でも、文句は言わない。
私に都合があるように、相手にも都合があるのだから。
連絡を待っている間はそれなりに楽しかった。

待ちながら請求書も作り、
事務所の整理もした。
掃除も洗濯も片付けもサクサク進んだので
まぁよしとするかって感じだ。

良い子で頑張ったご褒美に
今から赤ワイン。
クリームチーズにドライフルーツ混ぜ込んだのと、
新玉葱のスライスにスモークサーモン。
茄子とトマトとズッキーニの炒めもの。

ふっふっふ。
ひとりパーティーだぜ。

最近のpecoさんのブログ、だらだら長いわよとの
貴重なご意見があったので
今日は短めで。

では、呑みますっ。

龍馬の許嫁

2010年07月03日 | 日常
龍馬の許嫁とされている「千葉さな」さん。
許嫁だったけど、
結局龍馬は、窮地を救ってくれたおりょうさんと結婚し、
そして若くして暗殺されてしまう。
さなは、龍馬亡き後も
生涯独身を通したという。

その、千葉さなさんが、
実は結婚していたという資料が出たという記事が
夕刊に載っていた。

父親が剣術指南役を務めていた鳥取藩の
元藩士菊次郎から求婚され、
龍馬の7回忌もすんだことから受諾したという。
しかし、父親が菊次郎の家格の低さから反対。
「お前の命は龍馬に捧げようとしたものではなかったのか」
と怒ってさなを斬りつけようとしたそうだ。

それを、近くの商家が仲裁に入り、
翌年結婚したとのこと。


まぁ、物語的にはさなさんが
生涯龍馬に操をたてて独身でいたほうが美しいし、
収まりがいいように思う。

けどね。
そりゃ、さなさん可哀相すぎるだろ。
龍馬とは結ばれてないわけだし。
なんで、そこまで操をたてなきゃいかんわけ?
たしかに、龍馬はさなさんを好きな時期もあったかもしれないけど、
幸せにはしてくれなかったじゃないか。

妻であったおりょうさんでさえ、
龍馬亡きあと再婚しているわけだし。


なんか、さなさんが結婚してくれて
正直、人間らしくてほっとした。

ていうか、さなさんのお父さん!
あんた、自分の理想を娘に押しつけすぎだろっと思った。


が、この話にはオチがある。

菊次郎と幸せに添い遂げましたとさ・・・・
というわけにはいかなかった。
10年ほどで、菊次郎の「身持ちの悪さなどから」
離縁したそうだ。


う~~~~む。
身持ちが悪いってのは、
浮気性ってことだよね。
で、身持ちの悪さなどからって、
「などから」ってことは、それだけじゃないわけだよね。

たいした男ではなかったっぽいよね?

さなさん。
男見る目、なかったんだね。

反対したお父さんは、
ある意味それを見越していたのかもしれない。

「おい、おい、そいつじゃないだろ?」
「龍馬さんの後に、そいつじゃあんまりだろ?」
と直感的に気付いたのだろうけど、
それをうまく周囲に説明することができずに
単なる分からず屋みたいな感じになっちゃったのかもしれない。

この話しは、ものすごく深いと思う。

さなさんが、「私は龍馬の許嫁だった」と
周囲に語ったのは晩年。
菊次郎と別れた後は、生涯独身だったとのこと。

大当たりの男を失って、
スカの男に当たり、
別れてからのよりどころが
「私はあの龍馬と関わりがあった女よ」
だったとしたら・・・・
ちょっと悲しいけど、
それも人間的で正直でいいかなとも思う。


けど、私はそれ、ちょっとカッコワルイと思う。

龍馬の許嫁だったことは、
自分のなかの誇りとしてもっていればいい。
周囲に言わなくても良かったんじゃないか?
龍馬と係わったのも自分。
ダメな男と係わったのも自分。

自分のなかのよりどころにとどめておく方が潔い。


私に関しては、亡夫が
龍馬みたいに偉大すぎる人物でなかったことに感謝する。