招きねこの手も借りたい

主婦のち仕事、ところによって母、時々芝居。

勉強会

2010年01月31日 | 芝居
私が現在所属している演劇ユニットの
脚本勉強会が、昨日、今日と行われた。

昨年の公演以来、これだけのメンバーが揃うのは初めてだ。
昨年の公演に参加できなかったメンバーも来て、
初顔あわせの人同士もいたりして、
中々刺激的な集まりだったと思う。

うちに2週間ホームステイしていた女優さんが
今回もうちに1泊2日していった。
土曜の夜は、集まれるメンバーで飲み会をしたのだが、
結局女子会となり、
またまたガールズトーク炸裂。

翌日の勉強会もあるため、
早めに切り上げて帰宅したものの、
結局彼女と深夜1時半すぎまで、
芝居のことや、あんなことや、こんなことを喋りまくった。

勉強会といっても、
ノートとペンをもって・・・というのではなく、
組み合わせをどんどん変えての読み合わせで、
戯曲のイメージをみんなで膨らませていく。

いろんな個性、いろんなとらえ方の違いが面白い。

こういう機会がなければ、
多分自分からは手に取らなかったであろう作家の戯曲は
時代を超えた普遍的なテーマがあり、
この年齢になってようやくその面白さがわかった。

勝手に、難しそうとか
古そうとか思って避けてきたもののなかに
たくさん宝物がみつかりそうな気がする。

食わず嫌い、先入観、決めつけは
芝居選びも、人生に関してもだめだなとつくづく思う。

芝居は自分にとって余生の楽しみだし、
仕事じゃないんだからと、
自分が苦手なことから逃げていたずるいところがあったが、
ちゃんとやろう、欲を出そうと思った。

現役で、人に迷惑をかけずにいろんなことができる時間の
カウントダウンをしはじめていたけど、
そんなことをせずに、
まだまだ、もっともっと挑戦していかんとなぁと
同世代の彼女からたくさん学んだ。

ああ、楽しかった。



フェイク

2010年01月29日 | 日常
私の年齢でフェイクファーとかフェイクレザーは
どうなんだろうと躊躇していたけど、
フェイクレザーは便利だ。

雨や雪で濡れても気にしなくてもいいし、
お手入れ簡単だ。
バーゲンで買ったフェイクレザーのジャケット大活躍。

先日、デパートで
そのとき履いていた皮のブーツのお手入れ体験を誘われ、
磨いてもらったのだが、
その際販売員のお兄さんは私が着ていたジャケットが
フェイクだと気がつかず、
「今お召しのジャケットにも使えますよ」
と言った。

「あはっ、フェイクですよ」
と白状した上で、お手入れに使ったスプレーは
結局買わなかった。
ごめんね、お兄さん・・・。
次回は買うからね。

レザージャケットは、亡夫が
誕生日にサプライズでプレゼントしてくれたものを持っている。
しかし、当時MAXに太っていた私のサイズなので、
今着るとイマイチ決まらない。
それに、大事にしたいという思いもあり、
お手軽価格のジャストサイズのフェイクレザーを普段遣いにした。

成人式のお祝いで親戚からもらった
ファーの襟巻き(なんのファーかは知らないけど本物)はまだ現役。
フェイクレザーに合わすと、
いいかんじだ。

どっちもフェイクと思われるか、
どっちも本物と思われるか。
そこはわからないけど、自分が良いと思えたらそれでいい。

要は、自分自身が本物の大人の女性であれば
何着ててもいいわけだ。
オシャレをして、テンションあげていかないとねっ。



華麗なるギャツビー

2010年01月28日 | テレビドラマ・映画
華麗なるギャツビーを観た。

どの登場人物にも全く思い入れができなかった。
1920年代のファッションと、
豪華な調度品と、
チャールストンのリズムとダンスは印象に残った。

ロバート・レッドフォードは、
当時ハリウッドきっての二枚目スターらしいが、
全然タイプじゃなかった。

てかギャツビーが、デイジー程度の女に入れ込むのが意味不明。
女を見る目なさすぎだろっと
つっこみたくなる。
デイジーの旦那さんの億万長者のトムも、
自分はさんざん浮気三昧なくせに、
デイジーとギャツビーの関係がわかったとたん、
デイジーに対して態度が変わる。
それって、単に独占欲じゃんとも思う。

あんな浮ついた、無責任な、
いいとこどりのデイジーのどこがいいんだろ?
と、ずっとずっと思いつつ観ていた。

原作の小説は、たいそう名作と言われているそうだが、
映画としては失敗しているんじゃないかなぁ。

それと、普通主役は身長が大きく見えるはずなのに
なんだかやけにレッドフォードがちっちゃく見える。
検索かけて、彼の身長を調べたら178㎝だった。
それなのに、随分ちっちゃく見えた。

キャスティングで、彼より小さい人もってくるなり、
撮り方考えるなりしたほうがいいのではないかというのは
素人考えなのだろうか?

先日観た、カリートの道のアル・パチーノが
167㎝しかないのに、
すっごく大きく見えたのと対照的だ。

豪華絢爛な映像は好きなんだけど、
こんなに薄っぺらく感じたのは
ミア・ファロー演じたところのデイジーが
全然魅力的ではなかったからだろうか?
ミア・ファローは「カイロの紫のバラ」のときが
一番チャーミングだったと思う。
それとも、わざと薄っぺらで浮ついた
「美しいおバカさん」←映画のなかで自分の娘に何度か言っている
を演じたということなんだろうか?
美しくないおバカさんであるところの私には理解不能。

全く誰にも共感できない映画は、
私は好きじゃない。

この映画って、公開当時はかなり話題になってた記憶があるけど、
面白いんだろうか?

期待して観ただけに、不完全燃焼だった。

あと、レッドフォードの現在の写真を見て愕然とした。
2枚目がかっこいい爺さんになるのはかなり難しいのかも・・・。

へんくつな日

2010年01月27日 | 日常
パソコン教室は、各個人の進度にあわせて・・・
ということだったが、結局ブラインドタッチの練習から
やらされている。
かなり自己流になっていたので、まぁそれはそれでいい。
基本をちゃんとやったほうが、たしかに早くタイピングできる。

ワードの使い方も、
あらら、そんな便利な使い方があったんですか!
みたいな発見があり、それもそれでいい。

ただ・・・・。

お年寄りが多い教室のせいもあるが、
講師の先生たち全員が
にこにこ顔でゆっくりと諭すように説明する。
丁寧だし、分かりやすい。

そんで、当たり前にできることを
「すごい、すごい」とか
「おお、頑張りましたね」とか言って
むやみやたらに褒める。

たしかに私は褒められて伸びる子だ。
しかし、あまりにもつまらないことで褒められても
ぜ~んぜんうれしくない。
むしろ、バカにされているような気分になる。

それに1時間の講座のはじめと終わりに
にこにことあれこれ話しかけられるのもうっとうしい。
以前、カーブスに行っていた時に感じた違和感に近い。

雑談とかはしたくないのだ。
どうでもいいことを話しかけられたい生徒には
そうすればいいけど、
私には不要だ。

「ほっといて下さい」オーラを全開で発しているのだが、
マニュアルなのか、
毎回ど~でもいいことを話しかけられる。

嗚呼。

でも、入会金を払ったからには
自分がたてた目標達成までは続けたい。

私は、興味のない人と雑談するのがかなり苦手なのだと痛感する。

美容院をあちこち渡り歩かないのも、
あれこれ話しかけられるのがイヤだからだ。

習い事でも、習いたい事項以外のことを話したくないのだ。

あと、ムダな笑顔も嫌いなのだ。

普通でいいのに。


今日の私は、ちょいとばかりへんくつかもしれない。




恋におちたぞ

2010年01月25日 | テレビドラマ・映画
恥ずかしながら、アル・パチーノの映画は
シェークスピアの「リチャード三世」を映像化した
「リチャードを探して」の一部しか観たことがなかった。

亡夫とふたり、そのあまりのすごい演技力に度肝を抜かれた。

でなぜか、一連のゴッドファーザーとか狼たちの午後とか
オーシャンズ13とかも
いっさい観てなかった。
ノーマークだったのだ。

で、今日興行的には失敗だったといわれる
「カリートの道」を観た。

・・・アル・パチーノに恋をした。
リチャード・ギアにはこんなにドキドキしなかった。

洋画で、私のベストカッコイイ男は
「レオン」のジャン・レノだったが、
今日からアル・パチーノに変更だ。

しか~し。
身長が167センチと知って愕然とした。
ま、並んで歩くわけでもないからいいか。

ちっちゃい男には恋しないと断言していたが、
撤回してもいいかもしれない。

ああ、彼が出演している全ての映画を観たい。
すぐに観たい。
一日中観ていたい。

ただ、この映画「カリートの道」
での彼が好きなのかもしれない。
何本か観た上でそれも分かる。

ドンパチ撃ち合いとか
アクションとか
ギャングものは苦手だったけど、
男の美学とかやせ我慢とか、
愚かだけどバカだけど、
ほんとにカッコイイ。

ああ、リアルタイムでアル・パチーノのファンになってれば良かった。
もったいないことをした。

けど、いいや。
観る作品がたくさんあって老後の楽しみができた。

それにしてもなぜこんなに彼に惹かれたんだろうか。




買ったぞ!

2010年01月24日 | 日常
ボランティア活動後、
姪の出産祝いを買いにデパートへ。

姪の産んだ子からみたら私は大叔母さんということか?
孫感覚だ。

ちょうど外国製の木製おもちゃがセールをやっていた。
これにお金を添えて渡すことにする。

で、昨日のギャラをにぎりしめ(笑)
立ち寄ったこともない宝飾品売り場へ。
ちっちゃいけど本物のパールのピアスを買った。
大きめで、耳にぴったりするタイプと悩んだのだが、
ちっちゃいのがゆらゆら揺れるのが気に入ったのと、
プラチナを使っているのにこの金額はお買い得という
店員さんに後押しされてそっちに。

大きめのほうが値段がいくらか高いので、
本当は店員さん的にはそっちをすすめるほうがいいだろうに。
なんか誠意を感じた。
落ち着いた感じの女性店員さんに、
あれこれピアスについてのアドバイスをしてもらった。

あと5年ほどしたら、
今度はダイヤのピアスを買おうと思った。

買える自分、
似合う自分でいつづけないとね。


昨夜、なかなか寝つけず
夜更かしして録画してあった映画を見た。
「寒椿」
宮尾登美子の原作だ。
最近、なぜか宮尾登美子原作の映画にはまっている。
高知弁と、昭和初期の着物の着こなし、
出てくる男たち女たちの生き方、
真似はできないけど、
好きな世界だ。

王朝映画とか豪華絢爛なコスチューム映画も好きだけど。

しかし、この寒椿。
残念ながら主演が西田敏行。
これが別の役者だったら、もっともっと入りこめたんだけどなぁ。
決めれば決めるほど、
な~んか違和感。
高知の女衒に見えないんだもん。

これ、キャスティングミスじゃないかなぁ。
全体に、キャストがイマイチB級的で
ちょっと安っぽく見えてしまう。

この前みたショーケン主演の「夜汽車」は良かったのに。

それにしても、なんでこんなに高知弁はかっこいいんだろ。
「なんちゃあ、ないき」とか
「わしが、守っちゅうきに」とか
いいわ~。
「うちは、あんたに惚れてしまったがぜよ」
とかもいいわ~。
男性も女性も、高知弁だとなんか艶っぽく聞こえる。
ま、内容が内容だからというのもあるけどさ。


でも、西田敏行に高知弁は似合わないと思う。

あたし、顔で決めてるんやろか・・・。





ひとりうちあげ

2010年01月23日 | 仕事
無事、大きな仕事を終えた。

黒の中振り袖も着られたし、
可愛い子役ちゃんとのコミュニケショーンもとれた。
お客様の反応も上々だったと思う。
気むずかしいと噂の芸術監督もご機嫌さんだったし、
構成作家もダメ出しはなし!とおっしゃった。
クライアントであるホールの方々もにこにこだった。

今日の仕事に、舞台監督で入っていた方が、
昨年私が出演した舞台を見てくれていて、
作品と私との両方を、とても褒めてくださった。
嬉しかった。
私が芝居を始めた頃から見て下さっている方なので
その評価は私にとって大きい。

いろんな意味で肩の荷がひとつ降りた。

ということで、先日のギフト解体セールで買ったビールを
ひとりで飲んだ。

夫がいなくても、
なんとかかんとかやっていけている。
えらい、えらいと自分をほめる。

明日は、月に1度と決めた、
とあるボランティア活動に行ってくる。
これについては、もう少し軌道に乗ってから
書くことにする。

来週は、自分へのご褒美に
パールのピアスを買う予定だ。

もらったら使う。
使ったら、きっとまたもどってくる。

めんどくさいことも、
楽しいことも
腹が立つことも
嬉しいことも
これからきっとまだまだてんこもりだ。
とりあえず、体力つけて頑張るぞ。






白いブリーフ

2010年01月21日 | 日常
「北京のふたり」というタイトルと、
リチャード・ギア主演ということで、
前知識なしで録画してみた。
勝手に、北京でのラブロマンスだと思いこんで。

違った・・・。

法廷サスペンス&アクションだった。

むりくり、後半弁護士の女性とのラブロマンスをいれてあったけど。

正直私にはつまんなかった。

リチャード・ギアは年齢を重ねてからのほうが断然いい。
プリティ・ウーマンのときは別として。
1997年の映画なのでなんか中途半端。

この映画で、一瞬ぱっつぱつの真っ白のブリーフ姿になる。
もうね、いくらリチャード・ギアでも、
今真っ白のブリーフを見ると、・・・だめ。
当時はわりと白いブリーフは多数派だったと思う。
亡夫も1997年あたりは白いブリーフ派だった。

トランクスをいくらすすめてもはかなかった。
ボクサーパンツが出てきて、
しぶしぶ移行したというかんじ。

なんかそんなことに気持ちが行ってしまった映画だった。

中国蔑視というか、
なんかこうへんな意図を感じてしまったのも原因かもしれない。

それにしても、現在白いブリーフ派はどれくらいいるのだろうか?
そんなこと聞けないしなぁ。



ギフト解体セール

2010年01月20日 | 日常
今日みた映画は、「カリフォルニア・スイート」と
「情愛と友情」

カリフォルニア・スイートは、
いかにもニール・サイモンらしい映画だった。
すてきな台詞のやりとりもたくさんあったし、
母と思春期の娘のエピソードや
大女優と元俳優で今は骨董商のだんなさんのエピソードは
かなりきた。
けど、2組の休暇旅行夫婦の話しや
浮気がばれないように悪戦苦闘する中年夫の話は
なんだかどたばたすぎて好みじゃなかった・・・。

細切れの時間を使って
切れ切れにみたせいもあるけど、期待したほどじゃなかった。

「情愛と友情」はイギリス映画。
私はイギリス映画とイタリア映画に弱い。
しかもこれ、退廃的なイギリス貴族の背徳の香り満載の
それはそれは美しい映画だったので、
ずばりツボだった。
ただイギリスの貴族のなかのカトリック教徒の感覚が
残念ながらまるまる日本人の無宗教の私には
ちょっと分からなくて。
それを分かった上で見たらもっと楽しめたと思う。
イギリス、イタリア、モロッコ
美しい青年。
社交界、舞踏会。
シャンパンと果物。

つっこみどころはたくさんあったし、
やっぱ、狩りして肉食の国の人の恋愛にはついていけんわいとか
思うところもあったけど、
とにかく綺麗でエレガントで、
でも醜くて切ない映画でした。


で、綺麗でエレガントとはほど遠い
デパートのギフト解体セールにも行ってきた。

映画見て、デパート。
ある意味優雅か。
いや、ほんとはこんなことしている場合じゃないのかもしれない。

が、やるときはやってるから・・・。
と、誰にするでもない言い訳を呟く。

ギフト解体セールは初めてだった。
いや、ほんと戦場。
半額だからとはいえ、
台車(買い物カートではない)に
サラダ油やら海苔やら珈琲のギフトボックスを山積みにする人々に
圧倒されてしまった。

業者の仕入れか?と思ったほどだった。
けど、そんなのはたいてい団塊の世代の主婦達だった。
私は、はじめから2割引きの日本酒ギフトと
ビールのギフトだけ買うつもりだった。
それでもかなり重い。
台車をゲットできなかったので、
長蛇の列になった配送希望レジの最後尾に並ぶ。
前に並んでいたご婦人に、だめもとで
「もし良ければ、私の買い物をその台車に乗せていただけますか?」
と聞いてみた。
快諾してもらい、私が台車を押すことにした。

レジにいきつくまでにぐるぐる売り場を列が廻るため
気の迷いでいろんな種類のミニサイズのお醤油(卵かけご飯専用とか納豆専用とか)の
詰め合わせも積みこんでしまう。
あと、おかきの詰め合わせと、粒うにの瓶詰めも。
台車を使わせてもらわなかったら、
こんな余裕はなかった。

まんまとデパートの策略にはまった。

蟹缶とかほたて缶半額にも心が動いたが
プリン体とりすぎ~
コレステロール値上がるぞ~
と戒めてやめた。

夫は、こういう人混みが大嫌いだった。
だいたい、並ぶのが嫌い。

私が初売りだ、初詣だ、珍しい食べ物だと騒ぐと
しぶしぶ(ほんとにイヤそうだった)ついてきた。
イヤならついてこなきゃいいのにさ。
私は、いつも夫に気を遣いつつ、
おどおどと人混みにいた。

今日は、圧倒されながらもそれなりにエンジョイした。
前後に並んだ団塊世代の奥様たちとも
戦友のように戦利品について語りあっていた。

確実に私はおばさん街道を走りだしている。

わるいかっ。


キサラギ

2010年01月19日 | テレビドラマ・映画
録画したのを見た。

いや~、面白かった。
声出して笑ったし、まんまとひっかかりそうになったし、
どの登場人物にも思い入れ入ったし。

たしか、舞台化もされてたかと思う。
映画より、舞台のほうがいいのかもしれない。
見てないから分からないけど。

それにしても、香川照之の怪優っぷりはすごい。
面白いと思う映画やドラマにはたいてい香川照之が出ている。
絶対好きになるタイプではないんだけど。
役者として超魅力的な存在。

あと、あの役をやるとき
小栗旬がムダにいい男すぎると思った。
芝居はうまいけど、いい男すぎてリアリティがないんだもん。

俳優は、ほどほどな男前のほうが、
いろんな役ができるんだよなとつくづく思う。

原作の小説も読みたくなった。

じゃないと、ラストの解釈ができない。

難しいこと考えずに、純粋に楽しめる映画だった。
けど、豪華なテレビドラマでもよくないか?
わざわざ映画にしなくてもいいんじゃないか?
とも、個人的に思った。

早起きして、録画した映画を見るのが日課になりそうだ。

いろいろ

2010年01月18日 | 日常
録画してあった「チェンジリング」を見た。
思うところがたくさんありすぎて書けない
良かった。
そして、胸に痛かった。

龍馬伝は、福山がカッコイイ。
んがっ。
なぜか主役に見えない。
私には香川照之が主役に見えてしまう。
インパクトが強いからではないと思う。
香川照之の回想というかたちで
ドラマが進行しているからかとも思うが、
それだけではない何かを感じる。
でも、カッコイイのは福山。

とにかく、映画やドラマを見ようと思う。
たくさんのことを教えてくれるはずだ。


さて、最近数人の人から
「pecoさんは情が深いんだよね」
と、言われたので自分でもそのつもりでいた。

で、いつも私に厳しい指摘をする知人に
「情が深いんですよ」
と、言ったら
「欲が深いだけ。
 見返りを期待しているのは、情とはいわない。」
と一刀両断されてへこむ。

たしかに私は見返りを期待している・・・。
期待して悪いかっと言い返せば良かった。

ああ、あと恩着せがましい。
世話好きだけど、恩着せがましくて
見返りを期待しちゃう。
家族にも友人にも異性にも。
わっ、自分最低。

あと、新聞とか雑誌の占いで
立て続けに
「色欲に注意」とか「情欲に流されるな」とか書かれていた。
おいおいおい。
どんだけ最低だ、自分。

てか、実際に注意したり流されてみたいもんだよ。

連日の除雪でいためた腰と背中に
ひとりで湿布が貼りにくくて
へんな格好でもがきつつ思う今日この頃。

ひとりだなぁと思うのは、
背中を孫の手で掻いているときと、
こうして湿布を貼るのにもがいているときだ。

恩着せがましくて、
見返りを期待している間は多分このままだ。

ま、ひとりもそれはそれで快適だけどさ。
負け惜しみに聞こえないように言える日よ、早く来いっ。




映画とドラマを見よう

2010年01月17日 | テレビドラマ・映画
今年は、映画とドラマをたくさん見ようと決めた。
映画は、なかなか映画館まで行けないことが多いが、
せめて月2回くらいは行きたい。
せっかくwowwowにも、衛星放送にも加入していることだし、
ブルーレイも購入したのだから、
こまめに番組表をチェックして気になる映画は片っ端から録画。

残念ながら映画館にはまだ年が明けてから行ってないが、
テレビで「マイフェアレディ」「チェ・ゲバラ」
「プリティウーマン」「プラダを着た悪魔」「ホームレス中学生」
「大奥」「フライド・グリーントマト」「愛という名の疑惑」
「夜汽車」「追憶」を見た。

マイフェアレディは、初公開時に母と見た記憶が
私の最初の映画鑑賞の記憶だ。
見返してみたら、全然覚えていないことに驚いた。
歌は、大人になってからさんざん聞いているので、
聞き覚えはあるのだが、映像は全然覚えていなかった。
当時未就学児童であるところの私は、
多分全編寝ていたのだと思う。
なぜか競馬場のシーンだけは、はっきり覚えていた。


夜汽車は、若かりし頃のショーケンが格好良くて驚いた。
プリティウーマンは、実は初めてみた。
公開時見逃し、その後も今さらレンタルするのもなぁと見逃していた。
見て良かったと思う。

フライド・グリーントマトが一番なかで私のツボにはまった。
ちょっとどん引きする種明かしはさておき、
とにかくお気に入りの1本になりそうだ。

シベールの日曜日も、昔見た記憶があり、
なんかものすごくせつない気持ちになったことだけ覚えている。
先日録画したので、見るのを楽しみにしている。

見始めて、B級C級だなと気がついたり、
つまんないなぁと思ってもとりあえず最後まで見てみる。
どこかにいいところを見つけて。


ドラマのほうは、「龍馬伝」はもちろん
「曲げられない女」と、昨日から始まった
「君たちに明日はない」に注目している。
どれも、好きな役者が出ているのと、
脚本が面白そうだと思う。

昨年は、お笑い番組で自分を支えていた感があるが、
今年は選り好みせず映画をみて、
お笑い番組とドラマは多少選らんで見るということにしたいと思う。





佐藤浩市と加藤雅也と内野聖陽

2010年01月16日 | 日常
タイトルにあげた三人が好きだ。

佐藤浩市は、あの頼りがいのある背中。
厚い唇のセクシーさ。
ちょっとくぐもった声。
あんな上司のもとで働きたいとしみじみ思う。

ドラマや映画で、私の好きなキャラを演じているときは
「あは~ん」という気持ちになる。

最近CMにたくさん出ているので、
ファンとしては顔を見られて嬉しい。
嬉しいのだが・・・。

車のCMのときと、
ビールのCMのときのキャラが違いすぎですからっ。

どうなんだ。
CMで露出が高くなると、映画やドラマに出演したときに
そのCMのイメージがちらついて邪魔になることもあると思う。

わたし的にはどうしても、ビールCMでの
テンションの高い佐藤浩市はNGなのだ。

車のCMの彼がわたしの中の理想の佐藤浩市。
ギリOKが、競馬のCMかな。

自分の連れ合いとか恋人なら
全ての面を受け入れて愛せると思うが、
俳優さんは違う。
テンションの高い佐藤浩市はいかんわ。

その点、加藤雅也はCMで見かけないので
わたしのイメージを持ち続けられる。
加藤雅也は、スタイルが良くて顔もすてきで、
頭も良くて、スポーツ万能。
でも、関西弁でがんがん面白いことを言う。
そのギャップと飾り気のなさがいい。
バラエティで素のトークを聞いて
人としてあまりに中身がないことが露呈して
がっかりする人もいるが、
加藤雅也は、バラエティでも期待どおりだった。

中途半端にCMに出ていないのもいい。

ただし。
芝居はあまりうまくないと思う。
残念ながら。
演技的には、佐藤浩市や内野聖陽のほうが格が上だと思う。
でも、顔とスタイルとテレビで垣間見える性格が好き。

生でお会いしたことがあるのは、佐藤浩市だけ。
ドラマの撮影にエキストラを手配する仕事をした。
むりくり現場にもぐりこみ間近で顔を見てときめいた。

内野さんは、舞台を3本ほど観に行ったが
素の彼を知りたいと思わない。
多分、私にとって「う~ん」な性格だろうと予測がつく。
舞台やテレビで見ているだけで満足だ。
JINの龍馬の良かったこと!

一番会いたくてお話ししてみたいのが加藤雅也。
ぜったい素敵な人だと思う。

あ、トヨエツのことを忘れていた。
彼もはずせない。
彼は殺虫剤のCMで、かなり度肝を抜かれたが、
私のなかでアリの範疇だった。
ていうか、むしろ「やっぱ、トヨエツはすごいわ」
と株があがった。
なぜ、佐藤浩市のビールのCMは受け入れられないのだろうか。

ああ、こんなことを無責任に言い散らしている幸せ。

自分のことは棚に上げて、
好きなことを言えるのは、芸能人相手だからこそだ。

身近な人物についてこんなコトを言おうものなら
「あんた、何様?」て話しだろう。

さて、好きなことを書き散らした後は、
仕事の続きでもするか。

どうして、やらなければいけないことがあるとき、
どうでもいいことをブログに書きたくなるんだろうか。

ああ、仕事したくないよ~。





宝くじ的バレンタインプレゼントの巻

2010年01月15日 | 日常
昨日の予告通り、「宝くじ的バレンタインプレゼントの巻」を書く。

先日の旅行でいいものを見つけた。
薔薇ジャムである。
しかも、ただの薔薇ジャムではない。
「ロイヤル・シェークスピア」という品種の薔薇で作ってある。
そこがポイントだ。

私はバレンタインにかなりたくさんのチョコやプレゼントを贈る。
仕事先への義理チョコ。
お世話になっている方へのお歳暮代わりの感謝チョコ。
友人知人への友チョコ。
あ、もちろん本命チョコは亡夫の遺影へ。

で、その中にも「お、pecoさんセンスいいね。」
と思ってもらいたいと気合の入る方が何人かいる。

センスいいねと思っていただけたからといって、
そこからなんとかなるわけでもないし、
自分がバレンタインのチョコくらいで
なんとかなる年齢や立場でないのも分かっている。

だいたいそういう人は、
ほんとに山のようにチョコやプレゼントをもらっている。
そのなかで、ほんのちょっとでも私を印象づけたい・・・
そんなかんじなのだ。


で、薔薇ジャム。
シェークスピアが大好きで、
書斎にシェークスピアの肖像画を飾っている方に
イギリスの紅茶とセットにしてプレゼントしようと思う。
どうせチョコは段ボールに一杯になるほどもらうはずだ。
昨年は、そう思ってあえて
ゴディバの「チョコ」ではなく「フレーバー珈琲」
を差し上げたらとても喜んでくださった。
というわけで、今年はこれ。

自分のアイディアにひとり悦に入っている。

なぜ「宝くじ的バレンタインプレゼント」なのかというと、
どうせ当たらない(思いがかなわない)のは見えている。
ライバル多すぎだし。
けど、買わなきゃ当たらない宝くじ。
で、当選発表があるまでの間、
当たったらどうしょうか、こうしようかと考えているのが楽しい。
実際当たったら、かなり面倒なことのほうが多いように思う。
宝くじが当選して、不幸になった話しをよく聞く。

この薔薇ジャムを贈る方とも、
当たったらやっぱり不幸になりそうな気がする。
でも当たったらどうしよう、こうしようと
妄想している楽しい時間のためにプレゼントをするのだ。


当たる確立の低い宝くじより、
町内の商店街の福引きをひいたらどうだという友人もいるが、
スケールの小さい景品や商品じゃ面白くないし、
ワクワク感もない。
だからそういうのはひかない。

臆病なくせに、心中は結構大胆不敵な乙女な私である。

さて、ラッピングはどうしようかなぁ。
こういうのを考えている時が一番幸せ。


自慢

2010年01月14日 | 日常
今日の記事は、いくつか自慢を書きたい。

人の自慢が不愉快な人は読まないでいただきたい。

では。
ひとつめの自慢。

新年4日から禁煙をしている。
10日目現在、全くいらいらもしていないし、
吸いたいとも思わない。
禁煙のきっかけは、佐藤浩市とかトヨエツみたいな人に
「やめろ」と言われたわけではない。
そこは残念だ。
きっかけは、年末年始宴会にたくさん出て
お酒を飲みながら、煙草を吹かし、大笑いをすることが続いたら、
さすがに鋼鉄のノドと言われた私も声がかれた。
で、うす風邪もひいた。

喘息の薬をのみつつ、煙草を吸う愚かさを反省し、
4日の朝煙草がきれたことをきっかけにやめてみた。
吸いたくなったらまたいつでも吸えばいいくらいなかんじで。

はい、ふたつめ。

誰もがびびる気むずかしい偉い人と
久しぶりに仕事をすることになったが、
なぜかメチャクチャ話しがはずみ、
冗談の応酬をし、仕事の打ち合わせもとてもスムーズにいった。
周囲のスタッフから、とても感謝された。
恐いもの知らずだから出来ることなのかもしれないが、
私はわりと「あ、この人大丈夫」と思うと、
すっと懐にとびこんでいける。
この人は犬好きだと直感した時の犬みたいなものだ。

みっつめ。
仕事で、黒い中振り袖を着る。
袖はもしかして少しなおしてちょいと短くなるかもしれないが、
とりあえず中振り袖でOKが出た。
言っておくが、漫才師の役とか演歌歌手の役ではない。
地の私として、舞台で着る。
衣裳合わせの時、ひとめで気に入り、
ダメもとで冗談半分で羽織らせてもらったら、
意外に似合ってしまったのだ。

もう一枚、年相応のものも着たのだが、
断然自分が気に入った中振り袖のほうがいいと言われた。
ふふふふ。
私の年齢で、こんな着物が着られるのは
まじで漫才師か演歌歌手くらいだろう。
うれしい。まじ、うれしい。

自慢の最後。
先日からパソコン講座に行き始めた。
自己流で適当にやっていたのを、
きちんと習おうと一念発起したのだ。

仕事と仕事の合間に通うので、日中ということもあり、
シニア世代ばかりだ。
90歳のおじいちゃんまでいる。

おじいちゃん、おばあちゃんに混じって、
ひとりうきまくりながらも、
頑張っている。
一念発起した自分が自慢。
講師がイケメンだったら、もっとやる気満々になるところだが、
そこは残念だ。
おばさんみたいなあんちゃんと、
「あんた、オタクなのにムリして明るくしてるやろ」
と言いたくなるあんちゃんと、
可愛らしいお姉さんが講師である。
お金をかけたので、多分続くはずだ。
しかも、ここで自慢しちゃった以上は
途中で投げ出すわけにはいかないし。

あ、もうひとつ自慢があった!
けど、長くなったからそれは明日の記事
「宝くじ的バレンタインプレゼントの巻」
で書くことにしよう。

つづく。