
形が良くバランスの良い橋

当惑谷には砂防ダムから水が流れ落ちていた

裾の壁石の部分は高く積み上げられている

通水路に水を送り続けている

橋の裏には谷へ下りる階段がある

この路標から水路に沿って200mほどで橋に着く

橋の袂にある説明板

雄亀滝橋から甲佐岳方面を望む
所在地 / 熊本県美里町石野
架橋 / 文政元年 ( 1818年 )
石工 / 岩永三五郎
長さ / 14.0m
幅 / 2.0m 高さ / 10.7m
細い山道を登り、用水が続く道を抜けると、
当惑谷(とうわくだに)と呼ばれる雄亀滝の深い谷に遭遇する。
この深い谷に架けられた水路橋は、後の通潤橋のモデルになったといわれており、
通水橋では日本で2番めに古いものである。
雄亀滝橋は、野津石工の岩永三五郎が手掛けた石橋で、
熊本で最初に造られた水路橋である。
その水路の距離は、全長11キロにも及ぶ柏川(かしわごう)井手の要となり、
今も深閑とした谷間から約70ヘクタールの田畑を潤す水を送り続けている。
雄亀滝橋へのアクセス
雄亀滝橋へは、途中までは内山橋・県橋を参考にしてもらいたい。
県橋を過ぎて少し行くと、雄亀滝橋へ行く看板があり、右側に山へ登って行く道がある。
その道を道なりに登って行くと橋の入口の路標にたどり着く。
駐車は、路標付近の広いところに停められる。