江上天主堂の歴史は、1881(明治14)年、
西彼杵郡などより移住した4家族が洗礼を受けたことに始まった。
現教会は、1918年、40~50戸あまりの信徒が共同し、
現教会は、1918年、40~50戸あまりの信徒が共同し、
キビナゴの地引網で得た資金で建てられました。
日本における教会建築の父・鉄川与助に依頼し、設計施工。
クリーム色の外壁や水色の窓枠がアクセントの、
今では少ない木造建築の素朴な教会です。
コウモリが羽を広げたような天井は賛美歌の声を美しく響かせるためのもので、
柱に描かれた文様や光を巧みに操る技法など、
文化財としても価値の高い建築様式です。
また、手描きの木目の柱や花の絵の窓ガラスに、
また、手描きの木目の柱や花の絵の窓ガラスに、
信徒の苦労の結晶を見ることができます。
2018年登録となった世界文化遺産「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」の構成資産です。