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「 九州 ・ 沖縄 ぐるっと探訪 」

九州・沖縄・山口を中心としたグスク(城)、灯台、石橋、文化財および近代土木遺産をめぐる。

佐賀県唐津市 「 唐津くんち・九番曳山 『 武田信玄の兜 』 」

2013-11-25 05:41:15 | 日記 ・ イベント




九番曳山 「 武田信玄の兜 」
木綿町 元治元年 ( 1864年 )



本来の「くんち」は、唐津神社の縁起にあわせて
旧暦9月29日の本祭(現在の本殿祭と神幸祭(御旅所神幸)とからなる)を中心として営まれていたが、
暦制の変更に対応して、大正2年(1913年)には本祭が新暦10月29日に、町廻りが翌30日に変更された。
10月28日に行われていた「前夜祭」(のちに「宵曳山」に名称変更)が正式行事に加わったのは
昭和37年(1962年)からである。
さらに、週休制の浸透や外来の観光客の招致といった理由によって、
昭和43年(1968年)には、本祭のうち本殿祭のみを10月29日に残して、
神幸祭(御旅所神幸)は祝日である11月3日に変更された。
この変更にともない宵曳山も11月2日に、町廻りも同4日に変更されており、
一般には、曳山の巡行をともなうこの11月2日からの3日間が
「唐津くんち」と呼ばれるようになっている。




沖縄県南城市 「 金武中城港安座間地区外防波堤灯台 」

2013-11-25 04:53:15 | 沖縄の灯台











低く見えるが高さが4.9mの灯台







揮毫者の知念小学校の仲里みさきさんが書いた灯台プレート







夕暮れの灯台頂部







久高島行きのフェリー 「 くだか 」 と安座間グスク






灯台の真正面に知名グスクがある 「 知名埼 」 が見える





灯台表番号 / 7049.8
ふりがな / きんなかぐすくこうあざまちくそとぼうはていとうだい
標識名称 / 金武中城港安座真地区外防波堤灯台
所在地 / 沖縄県金武中城港(安座真地区外防波堤外端)
北緯  / 26-10-52 
東経  / 127-49-33 
塗色 / 白色
灯質 / 単閃緑光 毎3秒に1閃光
光度 / 実効光度 19カンデラ
光達距離 / 3.0海里
地上~頂部の高さ / 4.9m
平均水面上~灯火の高さ / 9.1m 
地上~灯火の高さ / 4.71m
業務開始年月日 / 平成13年11月19日
光源 / LED(発光ダイオード)
電源 / 自然エネルギー(太陽電池)



金武中城港安座真地区外防波堤灯台は、沖縄南部の安座真港の防波堤に立つ灯台で、
旧・知念村の安座真港と久高島を結ぶ定期船が行き交う港の外防波堤に設置されている。
そんな灯台自体の歴史は浅く、初点が平成13年11月19日となっている。
灯台は小さく見えるが、防波堤の地上面から灯台頂部までの高さが4.9mあり、
その頂部に装備された灯器は単閃緑光で毎3秒に1閃光の割合で点灯している。


金武中城港安座真地区外防波堤灯台へのアクセス
金武中城港安座真地区外防波堤灯台へは、
旧・知念村にある 「 あざまサンサンビーチ 」 に隣接する港になるため、
国道331号線から知念海洋レジャーセンターの方に入って約1分のところにある。
灯台へは、港の横のフェンスの裏を歩いて5分ほどで行ける。



沖縄県南城市大里 「 稲福遺跡 ( 山グスク ) 」

2013-11-25 04:52:44 | グスク ( 城 ) ・ 遺跡



白い色が印象的な 「 稲福殿 」








グスクの森の中にある拝所







グスク入り口にある拝所





稲福遺跡群は、現稲服集落の北東丘陵部、小字稲福原に位置する。
この丘陵は知念半島の背骨のあたり、標高170~180mほどの高所である。
遺跡跡は、東、北、西側の三方を崖で囲まれ、南側は傾斜面が続き、
かつて稲福集落が立地していた上稲福が広がる。
遺跡の北、西側は露頭岩が目立ち、現在は山林となっており、
東側の崖は採石で削られて壊されている。
遺跡の範囲は広く、上御願から南東の中森御嶽や東の中村御嶽および
南の稲福の殿、その他旧集落を含めて稲福遺跡群と総称される。
遺跡群の中でもひと際高いところに立地する上御嶽遺跡には遺構こそ確認されないが、
天険の要地であり、グスクが立地してもおかしくない地形的景観を呈している。
伝承によれば、丘陵の頂部を 「 山グスク 」 と称している。

この稲福遺跡がある場所は、大城軍と大里軍の大合戦が行われた場所である。
戦は、大城軍が優勢であったが、自軍の旗を誤って倒したことにより、
自軍が敗北したと思い込んだ按司夫人と若按司は城に火を放してしまう。
それを知らずに勝利を確信していた大城按司が自分の城に目をやると
火に包まれているのを見て愕然としてしまう。
そこを大里軍に攻められた按司は、稲福の崖の下で自刃してしまう。


稲福遺跡(山グスク)へのアクセス
稲福遺跡へは、「ウェルサンピア沖縄厚生年金休暇センター」の上の道を
約300mほど行った突き当たりになる。駐車は、グスク近くの空き地に駐車できる。