散歩が大好きだったピース
夜はゲートで仕切っていた
廊下でウトウトと寝ていた
廊下を自由に歩けるようにした時に作った合成写真
庭で自由に遊んでいた
ピースはきれいな毛並みをしていた
晴も雪も雨もいつも自由に外に出ていた
追いかけごっこも好きだった
何か訴えるときの表情
ピースと同じ部屋を共有していたので自分でドアを開けていた
よく廊下で寝そべっていた
ヒンヤリとした廊下が好きだった
ピースは前脚を使って上手に遊んでいた
「 ピース 」 と声をかけると座って指図を待った
コンセントのカバーが好きでよく外して噛み割っていた
ピースはいつも助手席に座った
いろんな場所にピースの水を配置していた
夏の暑い日は部屋に居ないときは玄関の大理石に寝そべっていた
いつでも部屋から外へ出れるようにしていた
5年間毎日ピースと寝起きを共にした
ピースのお墓
ピースの祭壇
今も捨てきれずに取ってあるピースのリード
今日はピースの一周忌である。
ピースの命の明かりが消えてから丁度一年になる。
去年の7月。夏バテだと思っていたピースが吐いたので
慌てて病院に連れて行ってレントゲンとエコーで検査すると
胃と肝臓に腫瘍が出来ていて、肝臓は通常の3倍もの大きさに腫れあがっていた。
それでも助かる可能性があれば、「どんなことでもして助けてやりたい!」。
その一心だった。
それから1分でも1秒でも、ピースと同じ時間を共有したくて、
仕事も沖縄行きも全てキャンセルしてピースの介抱をした。
日に日に弱ってくるピースに 「 頑張れ!頑張れ! 」 と声をかけながら
一緒に頑張ろうと一生懸命病気と闘った。
目に見えて食が細くなって行くピースに
少しでも食べてもらおうと、手をつくして口に運んだ。
ひと口、ふた口と食べてくれると嬉しくて、奇跡を願ったが、
数時間すると食べたものを全部吐いてしまっていた。
さらに一度吐いたメニューは二度と口にしなくなった。
それでも内臓に負担をかけないで、栄養のあるものをと思い
テールスープなどを作って飲ませたが、
大さじ一杯飲むのがやっとで、最後は水さえも吐いていた。
あれだけ食べるのが好きだったピースなのに、
苦しい思いやひもじい思いをさせることが可哀想で
涙が止まらなかった。
少しでも良くなればと、
家庭療法と平行して点滴にも通ったが、
ピースは病院通いを嫌がった。
それでも「 ピースごめんね! 」 と何度も何度も言いながら車に乗せた。
観念したように助手席に座るピースを見て涙が溢れて止まらなかった。
ピースの明りが消える1週間前に、
もう苦しいことや嫌な思いをさせずに
涼しいところでピースの好きに過ごさせてやろうと決めた。
そして5日の早朝、ボクの隣でピースは静かに息を引き取った。
ピースはかけがえのない家族だったし、ボクの生き甲斐だった。
そんなピースが生後2ヵ月で我が家に来たとき、
「 一生守ってやる! 」 って約束したのに、
一生守ってやるどころか、ピースの病気に気付いてやれなかったことで、
わずか5年の生涯に幕を閉じさせてしまったことを後悔している。
いつの日か、ボクが天国の階段を昇った場所にピースが待っていてくれたら、
約束が守れなかったことを詫びたい。
そして思いっきり抱きしめたい。