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「 九州 ・ 沖縄 ぐるっと探訪 」

九州・沖縄・山口を中心としたグスク(城)、灯台、石橋、文化財および近代土木遺産をめぐる。

鹿児島県加計呂麻島 「 待網埼灯台 」

2013-02-07 04:50:18 | 奄美群島の灯台








































大島海峡の夜明け( 奄美大島と加計呂麻島の間の海峡 )






所在地 / 鹿児島県大島郡瀬戸内町 待網崎
塗色  / 白色
構造  / 塔形   構造材質 / コンクリート造
灯質  / 単閃白光  毎3秒に1閃光
光度  / 実効光度 560カンデラ  
光達距離 /  8.0海里       
頂部までの高さ / 9.4m
平均水面から灯火まの高さ / 17.93m
現用灯器  / LD管制器Ⅱ型    電球 / D-1
設置、点灯および業務開始年月日 / S34.12.18



待網埼灯台は、奄美大島の南にある加計呂麻島の待網崎の下に立つ灯台である。
この場所は奄美大島と加計呂麻島の間にある大島海峡の安全を守る重要な役割を果たしている。
岩の上に立つ灯台の高さは9.4mで、平均水面から灯火までの高さは18mとなっている。
灯台付近は岩場になっており、上陸するには小型船外機で満潮時に接岸することになる。
一度、待網公園から山を降りる方法をとったが、急斜面なうえ道も無く、
ハブの脱け殻があったので海からのルートに切り替えた。


待網埼灯台へのアクセス
待網埼灯台へは、古仁屋港から海上タクシーで瀬渡しをしてもらった。
料金は皆津崎回りで行ってもらったので、1万2千円だった。
ちなみに生間港までが3500円の相場となっている。
瀬渡しは事前に予約となっている。 ℡ 0997-72-3629



鹿児島県徳之島 「 金見埼灯台 と 金見埼トンバラ岩照射灯 」

2012-12-28 00:05:35 | 奄美群島の灯台

























灯台の上を飛行機雲が伸びる



















所在地 / 鹿児島県大島郡徳之島町 金見埼
塗色  / 白色
構造  / 塔形   構造材質 / コンクリート造
灯質  / 等明暗白光  明3秒暗3秒
光度  / 8500カンデラ  
光達距離 /  13.5海里       
頂部までの高さ / 11.46m
平均水面から灯火まの高さ / 43.23m
現用灯器  / LC管制器Ⅱ型    電球 / C-1
設置、点灯および業務開始年月日 / S47.3.15





灯台と照射灯を兼備した親子灯台







180万カンデラの高度のLEX60キセノン現用灯器















金見埼はソテツでも有名な場所である








金見埼からみた海




所在地 / 鹿児島県大島郡徳之島町 金見埼
塗色  / 白色
構造  / 塔形   構造材質 / コンクリート造
灯質  / 不動白光
光度  / 1800000カンデラ  
現用灯器  / LEX60キセノン   電球 / UXL-500
設置、点灯および業務開始年月日 / S47.3.15



金見埼灯台は、徳之島町の最北端に突き出た岬の上に設置された灯台と照射灯である。
灯台は金見崎付近の安全とその存在を知らせるために設置されたものだが、
照射灯は、金見埼灯台から北北東に4.1キロ離れた50mのトンバラ岩を照らすためのもので、
光度は180万カンデラになっている。どちらも初点は昭和47年である。


金見埼灯台および照射灯へのアクセス
金見埼灯台および照射灯へは、徳之島町を北に進むと山漁港がある。
その先にある金見集落のソテツトンネルの方へ右に入り、ソテツの方に行かず
真っ直ぐに海に向かって行くと突き当たりに灯台が見える。
駐車は、灯台の付近の広くなった場所に駐車できる。



鹿児島県沖永良部島 「 国頭岬 ( くにがみみさき ) 灯台 」

2012-08-23 19:06:01 | 奄美群島の灯台
















































所在地 / 鹿児島県大島郡和泊町 ( 国頭岬 )
塗色  / 白色
構造  / 塔形   構造材質 / コンクリート造
灯質  / 単閃白光 毎5秒に1閃光
実効光度  / 100,000カンデラ   光達距離 / 17.5海里
頂部までの高さ / 19.49m
平均水面から灯火までの高さ / 40.16m
現用灯器 / LB-M30   電球 / CDMランプ70W
設置、点灯および業務開始年月日 / S.48.2.12


国頭岬灯台は、沖永良部空港の北側にある沖永良部の最北端に立つ灯台である。
灯台の高さは地上から頂部まで19mで、平均水面から灯火までは40mとなっている。
シンプルでツーンと真っ直ぐに伸びた灯台は昭和48年の初点である。

国頭岬灯台へのアクセス
国頭岬灯台へは、沖永良部空港から更に北へ進み、
約500mほど行くと目の前に灯台が見える。
駐車は、灯台下の道路に駐車した。




鹿児島県沖永良部島 「 和泊港導灯 ( 後灯 ) 」

2012-08-21 21:34:29 | 奄美群島の灯台

































所在地 / 鹿児島県大島郡和泊町和泊 ( 和泊港 )
頭標  / 白色三角形頭標付き
塗色  / 白色
構造  / 塔形   構造材質 / コンクリート造
灯質  / 不動赤光
光度  / 400カンデラ   光達距離 / 7.5海里
頂部までの高さ / 9.7m
平均水面から灯火までの高さ / 20.86m
現用灯器 / LC管制器( 蛍 )   電球 / 40WX4
設置、点灯および業務開始年月日 / S.42.3.12



和泊港導灯 ( 後灯 ) は、沖永良部島の玄関口である和泊港の繁華街から
道路を隔てたところから約50mほど後方に立つ導灯である。
竣工は前灯同様に昭和42年3月12日で、灯質も不動赤光と同じであるが、
高さが前灯の7.2mに対し、こちらは9.7mである。

和泊港導灯 ( 後灯 ) へのアクセス
和泊港導灯 ( 後灯 ) へは、前灯の50mほど後方になるため、
前灯を参考にしてもらいたい。駐車も同じである。



鹿児島県沖永良部島 「 和泊港 ( わどまりこう ) 導灯 ( 前灯 ) 」

2012-08-20 21:56:31 | 奄美群島の灯台





























所在地 / 鹿児島県大島郡和泊町和泊 ( 和泊港 )
頭標  / 白色三角形頭標付き
塗色  / 白色
構造  / 塔形   構造材質 / コンクリート造
灯質  / 不動赤光
光度  / 400カンデラ   光達距離 / 7.5海里
頂部までの高さ / 7.2m
平均水面から灯火までの高さ / 16.54m
現用灯器 / LC管制器( 蛍 )   電球 / 40WX4
設置、点灯および業務開始年月日 / S.42.3.12



和泊港導灯は、沖永良部島の近くまで来ると
船上から確認しやすい場所に設置されており、
その姿を一目で確認することが出来る。
前灯は家屋と同じ高さくらいの台地の畑の中に設置されていて、
その存在を表している。

和泊港導灯 ( 前灯 ) へのアクセス
和泊港導灯 ( 前灯 ) へは、和泊港の目の前にあり、
後灯とは県道を挟んで前後して立っている。
駐車は、導灯下の道路に駐車した。



鹿児島県沖永良部島 「 伊延港導灯 ( 後灯 ) 」

2012-08-18 16:35:18 | 奄美群島の灯台
































前灯の左後ろに小さく見えるのが後灯





所在地 / 鹿児島県大島郡和泊町伊延 ( 伊延港 )
頭標  / 白色三角形頭標付き
塗色  / 白色
構造  / 塔形   構造材質 / コンクリート造
灯質  / 不動黄光
光度  / 830カンデラ   光達距離 / 8.5海里
頂部までの高さ / 13.0m
平均水面から灯火までの高さ / 29.00m
現用灯器 / LC管制器( 蛍 )   電球 / 低圧ナトリウムNX-35
設置、点灯および業務開始年月日 / H.6.3.19



伊延港導灯 ( 後灯 ) へのアクセス
伊延港導灯 ( 後灯 ) へは、( 前灯 ) の後方210mに位置している関係から、
伊延港導灯 ( 前灯 ) を参考にして頂きたい。
駐車は、導灯横の広くなった場所に駐車した。



鹿児島県沖永良部島 「 伊延港導灯 ( 前灯 ) 」

2012-08-16 20:08:16 | 奄美群島の灯台



沖永良部特産の“ ユリの花 ” をモチーフにした導灯 ( 前灯 )




















































伊延港にある 「 西郷隆盛の上陸の碑 」 。





所在地 / 鹿児島県大島郡和泊町伊延 ( 伊延港 )
頭標  / 黄色三角形頭標付き
塗色  / 白色
構造  / 塔形   構造材質 / コンクリート造
灯質  / 不動黄光
光度  / 830カンデラ   光達距離 / 8.5海里
頂部までの高さ / 15.5m
平均水面から灯火までの高さ / 22.26m
現用灯器 / LC管制器( 蛍 )   電球 / 低圧ナトリウムNX-35
設置、点灯および業務開始年月日 / H.6.3.19



伊延港導灯 ( 前灯 ) は、沖永良部島の北部西海岸に面した港の後ろに立つ導灯で、
この地は、かつて西郷隆盛が上陸した場所でもある。
この導灯は他の導灯や灯台に比べ、その形がとてもユニークに出来ている。
沖永良部の特産の 「 ユリの花 」 をイメージして造られたものらしいが、
どことなく聖火台のようにも見える独特な導灯である。


伊延港導灯 ( 前灯 ) へのアクセス
伊延港導灯 ( 前灯 ) へは、沖永良部島の北部にある国頭小学校の先を左に曲がり、
約2~3キロほど道なりに行くと、伊延港に突き当たる。
高さもあるし、形も独特なのですぐに導灯が確認できる。
駐車は、導灯前の港の広くなった場所に駐車した。




鹿児島県沖永良部島 「 ヤクニヤ埼灯台 」

2012-08-12 17:35:48 | 奄美群島の灯台




















































田皆岬の眺望







田皆岬の下の断崖






所在地 / 鹿児島県大島郡知名町田皆 ( ヤクニヤ崎 )
塗色  / 白色
構造  / 塔形   構造材質 / コンクリート造
灯質  / 群閃白光 毎7秒に2閃光
実効光度  / 15000カンデラ   光達距離 / 22.0海里
頂部までの高さ / 18.0m
平均水面から灯火までの高さ / 70.76m
現用灯器 / LC管制器Ⅱ型   電球 / C-1
設置、点灯および業務開始年月日 / S.49.3.15



沖永良部島西部の田皆岬のヤクニヤ ( 矢護仁屋 ) に立つ灯台である。
この田皆岬は公園化されており、芝生がきれいに整備されて景観のいい場所である。
沖永良部島には二つの灯台があるが、どちらも大きくて立派な灯台である。

ヤクニヤ埼灯台へのアクセス
ヤクニヤ埼灯台へは、和泊港から県道84号線知名町役場方面に進み、
そこから県道620号線で約5~6キロ行けば田皆岬まで行き着く。
駐車は、公園内の無料駐車場が利用できる。




鹿児島県沖永良部島 「 知名指向灯 ( ちな しこうとう ) 」

2012-08-11 13:57:24 | 奄美群島の灯台










奥に九州電力「 新知名発電所 」 がある




















































知名港指向灯は、九州電力・新知名発電所の敷地内に設置された指向灯である。
平均水面からの高さが32mで、地上から頂部までの高さは14mとなっている。
初点・設置は昭和56年10月15日で、業務を開始してから27年になるが、
使用年数よりも新しく見える。
また、灯質は白光が可航水路表示で、緑光が左舷側表示・赤光が右舷側表示となっている。


知名港指向灯へのアクセス
知名港指向灯へは、沖永良部島の知名町役場から屋子母方面に300mほど行って
左に下りた場所にある。九州電力・新知名発電所の施設が目印となる。
駐車は、指向灯下の湧水があるシャ川付近が広くなっているので駐車できる。

( 鹿児島県大島郡知名町知名 )




鹿児島県与論島 「 与論島赤埼灯台 」

2012-08-10 13:27:58 | 奄美群島の灯台














































灯台の近くにある「百合ヶ浜」






所在地 / 鹿児島県大島郡与論町赤埼
塗色  / 白色
構造  / 塔形   構造材質 / コンクリート造
灯質  / 単閃白光 毎4秒に1閃光
実効光度  / 8300   光達距離 / 13.5海里
頂部までの高さ / 13.9m
平均水面から灯火までの高さ / 23.45m
現用灯器 / LC管制器Ⅱ型   電球 / C-1
設置、点灯および業務開始年月日 / S.46.3.3




与論島赤埼灯台は、与論島の最東端の赤埼に立つ灯台である。
この灯台の南にはアメリカの統治下にあった沖縄県との境界があった場所でもある。
そこでお互いが船の灯りを点し、日本本土復帰を願ったという。


与論島赤埼灯台へのアクセス
与論島赤埼灯台へは、与論島の東にある与論民俗村 の方へ向かって
約5~6キロ進んだ突き当たりの海岸の丘の上に立っている。
赤埼海岸サンライズビーチの左側になる。
駐車は、ビーチ入り口に駐車したが、
海水浴シーズンは別な場所に駐車しなければならないかもしれない?





鹿児島県与論島 「 与論港導灯 ( 後灯 ) 」

2012-08-09 15:37:56 | 奄美群島の灯台



























所在地 / 鹿児島県大島郡与論町( 前灯の南東方約45m )
頭標  / 白三角形頭標つき
塗色  / 白色
構造  / 塔形   構造材質 / 鉄造
灯質  / 不動緑光
光度  / 1000  光達距離 / 9.0海里
頂部までの高さ / 9.05m
平均水面から灯火までの高さ / 19.44m
現用灯器 / LC管制器(蛍) 電球 / 40W×3
設置、点灯および業務開始年月日 / S.40.4.1



与論港導灯は与論島の中心街のある本茶の港にある導灯である。
導灯は道路に面して前後して立っており、
後灯は小高い丘の上に木に囲まれて立っている。
そのため地元の人でも前灯に比べて目にかかりにくいが、
“ 奴さん ” のような頭標掲げて立っている。


与論港導灯へのアクセス
与論港導灯へは、与論島観光ホテルの横に立っている。
道路を隔てて海側が前灯で、丘の上にあるのが後灯である。
駐車は、導灯近くの広くなった場所に駐車した。





鹿児島県与論島 「 与論港導灯 ( 前灯 ) 」

2012-08-07 20:56:55 | 奄美群島の灯台

































導灯の近くにある 「 茶花港 」







近くにあるヨロンマラソンのスタート地点「県道623号(与論島循環線)」





与論港導灯 ( 前灯 ) は、白色塔形の鉄造で、
白色三角形頭標つきの導灯である。
高さは9.65mで、平均水面から灯火までの高さが14.18mとなっている。
灯質は不動緑光で、現用灯器はLC管制器(蛍)を使用している。

そんな導灯は与論町役場から与論空港に向かう
島のメインストリートに立っており、
目の前に公園化された広場とコバルトブルーと
エメラルドグリーンの海が広がる風光明媚な場所である。
空港方面からだと木に隠れて見つけにくいが、
役場側からだとたやすく見つけ出せる。
導灯の初点は前後とも昭和40年4月1日になっている。


与論港導灯 ( 前灯 )へのアクセス
与論港導灯 ( 前灯 ) へは、与論町役場から空港方面に向かって行くと、
左側に与論島観光ホテルがあり、その真向かいになる。
駐車は、導灯付近に駐車できる。

( 鹿児島県大島郡与論町幸名波 )




鹿児島県与論島 「 与論港供利指向灯 ( よろんこう ともりしこうとう ) 」

2012-08-06 20:42:27 | 奄美群島の灯台







































与論港供利指向灯は、与論港供利と与論空港の滑走路の間に設置された指向灯である。
この港は特に波が強く、台風などが来た時にいろんな物を波がさらって行くので、
待合所などの施設は船着場の上の丘にある。
指向灯の下のライトが入港時には緑色の左舷表示になっているが、
出航時には赤色の右舷表示に変わった。


与論港供利指向灯へのアクセス
与論港供利指向灯へは、船で与論港へ着けば目の前に見えるし、
空路だと与論空港から与論港へ行く途中に立っている。
駐車は、指向灯前に駐車した。

( 鹿児島県大島郡与論町供利 )







鹿児島県与論島 「 与論港灯台とプリシアリゾート・ヨロン 」

2012-08-04 20:46:55 | 奄美群島の灯台


































































灯台がある兼母から見たチチヒナ灘








プルシアリゾートから5分もかからない与論空港




台風に接近で大荒れだったので青空とはいかなかったが、
それでも 「 晴れたらキレイだろうな 」 と思わせるものだった。

与論港灯台は、与論空港の滑走路のすぐそばにある
プリシアリゾートホテルの中に立つ灯台である。
灯台は兼母海岸沿いに立っていたことから、かつては兼母灯台と呼ばれていたが、
平成12年の改築にともない 「 与論港灯台 」 と改名されたものである。
この灯台は他の灯台に比べて、赤白に色分けされた色彩と独特な形がインパクトを与え、
ホテルの宿泊客の印象に強く残ることだろう。


与論港灯台へのアクセス
与論港灯台へは、与論空港の滑走路の先端の右側にあるため、
空からでも海からでも見つけることが出来る。
灯台が立つ場所は、プリシアリゾートホテルの敷地内にあるため、
海側から通路を通って灯台まで行くか、
事前に連絡をして正面ゲートから入るかのどちらかであるが、
どちらにしてもホテルへの事前の連絡が必要である。


プリシアリゾートでは、バカンスのスタイルにあわせて4種類のコテージがあり、
どの部屋も滞在される方のニーズに応えた快適な空間を提供してくれ、
開放的な室内で波の音を聞きながら、ゆったりと兼母海岸を満喫できる。


( 鹿児島県大島郡与論町兼母埼 )