予想外の盛り上がりを見せたチャールズ・テイラー氏の記事と同じ LE POINT の科学欄に興味深い記事が出ていた。地球に似た大きさで、地球のように水があり、したがって生命の存在が期待される星が見つかったという。太陽に当たる星 (ホスト) からの距離から計算すると地表の温度が0-40℃で、われわれのような生命が生れるために必要となる水が液体として存在しうる温度である。
ホストの星 Gliese 581 は、われわれとは20光年位しか離れておらず、太陽の1/3の体積で1/50の光しか発していない。そこを13日で巡る、半径が地球の1.5倍の惑星が、Gliese 581 c と名付けられた今回の主役である。スイス、フランス、ポルトガルのチームがチリにあるヨーロッパ天文学研究機構 (ESO) の望遠鏡で発見した。もし本当にわれわれのような生命体がこんなに近くにいることになれば、われわれのものの考え方にも計り知れない影響を及ぼすものと予想される。天文学者たちは空のクリストファー・コロンブス Christophe Colombeを目指して凌ぎを削っているというが、今後の進展を興味を持って見守りたい。
発見者の話は以下のサイトで聞くことができます。
European Organisation for Astronomical Research in the Southern Hemisphere (ESO) のビデオ
もし生物が生息しているとしたら、、一体どんな生物が、、一体どんな生活の営みが、、など興味は尽きません。
しかし下手に刺激すると逆に地球が攻撃されるかも、、、って映画の見過ぎでしょうか?(笑)
②次の目的地は、www.education.gouv.fr/rapport/lecourt(2000)。
しかし、7年前のレポートは、20光年より遠く、行き着けず。
おかげで初めて見るwww.education.gouv.frに再訪を約したのは今秋最大の焦点「大学改革政策」の牽引力。
が、開いた時点で内容を全く読まないのは、アルファベットを読むのが苦労だから。どうも「模様」様にしか見えなくて。外国産のTシャツ上に漢字が柄模様になっているアレに相当する症状。米仏の文盲率の高さの根本は、この「模様」性のせい。25人の学級に1人の割でdyslexie(識字困難症)の生徒がいるとか。
アドレナリンが出すぎる子供も識字困難症状を起こすように見える(私見)。私は逆にアドレナリン不足で困難を回避するので、無知を引きずりがち。「自覚がある以上」と、勇気を奮ってもう一度。「教育省」のサーチ・エンジンを使って、pdf文書(295ko)にたどりついたので以下にご連絡。社会党政権時代のもので、研究者向き文献というか、単に古文書というべきか。
http://www.education.gouv.fr/cid1946/l-enseignement-de-la-philosophie-des-sciences.html
ftp://trf.education.gouv.fr/pub/edutel/rapport/lecourt/lecourt.pdf
「段々いろいろなことができるようになるものですねェ。牽引力のおかげで!」
ところで、我々地球が属する銀河系、、ローカルな太陽系からは想像できないほどの星の集団らしいですが、この巨大な銀河系が宇宙の中ではとんでもないほどの田舎というくらいに、途方もない全宙、、、、、そのド田舎(?)の地球だけに人間をはじめとした動植物が生息しているとは、とうてい考えにくいのですが。。。