「明日はどこがの山に行きたいね」と、漠然と話しはしていたのですが・・・
朝突然、夫に妙義山に行こうと起こされました。
急いでおにぎりを作り、家にあったあり合わせの食べ物をリュックに詰めての出発です。
祐見子先生から偶然にも、「妙義山はヒルがでるよ」と聞いたばかりだったので、ハイソックスは履いていきました。
※祐見子先生は実際にヒルに噛まれ、血が止まらなかったそうです。コワい怖い
いつもなら、登山アプリで地図をダウンロード、若干の下調べはしていくのですが、今回はできませんでした。
一般登山道の通行止めの箇所が多くあることから、思い切って「大の字」と「奥の院」へ行くことにしました。
いつもは、初級者登山コース専門なのです。
もう少しで「大の字」というところで、登ることを躊躇していると、上から声をかけてくださる方がいました。
鎖の使い方、足をかける場所を的確に教えてくださり、登ることができました。
そして、降りる時も、足のかける場所から、鎖の持つ位置、手の使い方など声掛けをしてくださり、何とか降りることができました。
その後のルートでは、マップには載っていない沢山の鎖場が出てきて、あの声掛けを思い出しながらなんとか乗り越えることができました。
命を懸けた天然のアスレチックです。
「あの時に、あの人とめぐり合っていなかったら」と考えただけで、恐怖がよみがえります。
本当にありがたい出会いを経験しました。
場所は違えど、的確なアドバイスができるよう私も見習いたいと思いました。
スタッフ 中里 でした