作家 小林真一のブログ パパゲーノの華麗な生活

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【 混浴体験 】

2007-03-06 16:49:55 | 02 華麗な生活


艶っぽいハナシを、実に上品に書く達人が居る。

毎度ながら、その巧みさに感嘆する。

ボクには出来ない。リアルになり過ぎる。

そんなボクが初めて体験した混浴のおハナシ。

昔バナシか、おとぎ話みたいなモンです。

ボクはまだ25才ぐらいだったか、

出張で有田焼の有田に行き、先方の手配で、

お泊りは武雄温泉となった。

宴会になり、キャバレーに出かけ、冗談に口説き、

そして宿に帰った。もう夜も遅い。

こっちは三人組。で、風呂に行った。

暫くして4人の女性が入ってきた。

みんな宿の女中さん達だった。

先客の男がいるのに、平然と入ってきた。

灯りは暗いが、見えないわけじゃない。

洗い場でも、湯船でも、いとも自然な会話。

ボクはまだ「処女」とは言わず「処男」とも言わず・・

だから、その時初めてオンナの身体を見たわけで・・

それも目の前で、全身を。

だって7人が入れば湯船は満杯なんです。

洗い場だって、お互いがくっつくぐらいに狭い。

相手が慣れているのか、あっけらかんで、

だから明るい雰囲気で、息詰まることもなかった。

部屋に帰ったら、ジョーダンを本気にした、

オネーチャンが一人。

いかがですかと勧められたが、それがごつい

姐ちゃんで、遠慮して年長者に譲った。

それから数年後、噂の夜の歓楽街を持つ、

ハンブルグ勤務となって、夜な夜なのご接待。

白い全裸を間近に、イヤというほど見せられて、

最後にはゲップが出た。いや、ホントのハナシ。

あの仕舞い湯の、赤茶けた裸体が妙に思い

出された。

                                 パパゲーノ



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