かつて中国は人民解放軍を以って人海戦術でベトナムの
領土侵略を企て、手痛い敗北を喫した苦い経験を持つ。
豊かな経済力を背景に近代的な海軍を整備した今こそ、
ベトナムに対しリベンジを果たしたいとの野望が見え見え
である。
更に中国は南部の空港の大拡張に乗り出し、それらは
当然軍民共用となるであろう。空軍基地の大整備である。
13億の人口を抱え、内陸部に沙漠化の問題点を持つ
中国は、いやでも領土を拡張する方向に進まざるを得ない。
覇権主義が表に出てくるわけである。
その矢面に立つベトナムでは、四週続いての反中デモが
起きている。国民が敏感に反応しているわけだ。
ベトナム軍の動向が定かじゃないが、石油探索のケーブル
が切断される被害も受けているベトナム海軍が、このまま
黙っているはずもない。
ベトナム人は誇り高い民族なのだ。仲を取り持とうとした
アメリカは、非当事者として手を引かされた。
世界の警察官を以って自認するアメリカの面子も丸潰れだ。
中国の覇権主義が、いつ如何なる形の牙を見せるか、
そんな大変な時に、アホ管は己の権勢保持のみを考え、
党内での孤立の道を選んで突っ走っている。
他に頼る相手もいないアホ管に、妙に優しい亀井は案外
策士なのかも知れない。
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