作家 小林真一のブログ パパゲーノの華麗な生活

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【 南沙諸島をめぐる中越の激突 】

2011-06-28 17:37:51 | 02 華麗な生活

かつて中国は人民解放軍を以って人海戦術でベトナムの
領土侵略を企て、手痛い敗北を喫した苦い経験を持つ。

豊かな経済力を背景に近代的な海軍を
整備した今こそ、
ベトナムに対しリベンジを果たしたいとの野望が見え見え
である。

更に中国は南部の空港の大拡張に乗り出し、それらは
当然軍民共用となるであろう。空軍基地の大整備である。

13億の人口を抱え、内陸部に沙漠化の問題点を持つ
中国は、いやでも領土を
拡張する方向に進まざるを得ない。

覇権主義が表に出てくるわけである。

その矢面に立つベトナムでは、四週続いての反中デモが
起きている。国民が敏感に反応しているわけだ。

ベトナム軍の動向が定かじゃないが、石油探索のケーブル
が切断される被害も
受けているベトナム海軍が、このまま
黙っているはずもない。

ベトナム人は誇り高い民族なのだ。仲を取り持とうとした
アメリカは、非当事者として
手を引かされた。
世界の警察官を以って自認するアメリカの面子も丸潰れだ。


中国の覇権主義が、いつ如何なる形の牙を見せるか、
そんな大変な時に、
アホ管は己の権勢保持のみを考え、
党内での孤立の道を選んで突っ走っている。

他に頼る相手もいないアホ管に、妙に優しい亀井は案外
策士なのかも知れない。

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