本日2012年度の予算案が閣議決定に持ち込まれる。
表の数字は90兆3千億円で、昨年度を2兆円ほど下回る。
だがこれは財務省が考えだした粉飾予算なのである。
安住は日本憲政史上初の、粉飾予算を作った者として
歴史に名を残す。
粉飾というのは、予算総額の外に、交付国債の発行が
2.6兆円と決まっていることを示す。
今年度これを許したら、来年度もその後も、どんどん交付
国債が増えていく。
交付国債とは、現金の代わりに発行される国債で、いわば
借用書である。
しかも利子は付かない。ただの借用書だ。
日本政府は、民主党に政権を任せ、遂に借用書を出して
当然と言わんばかりの財務大臣を作ってしまった。
基礎年金に充てる国庫負担分だと言うが、国民は借用書を
渡されてまで、国庫負担を上げてくれと頼んだか。
国会議員定数是正は、予期した通り、全く前に進まない。
当然、国家公務員の人件費削減も進まない。
何が社会保障なのか、内容の説明が無いままに、サラリーマン
の給与から源泉で盗ろうとしている。どこに税の改正がある
のか。全く無いじゃないか。
歳入が足らなければ、社会保障も減って当たり前。それが
健全な国民の意識だ。
民主党に政権を任せていたら、日本は必ずギリシャの跡を
追うことになる。
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