【 読売ジャイアンツの自力優勝なくなる 】

先ずは目出度い。あのチームにだけは優勝はさせたくない。
東京ドームの観客数は、明らかに阪神タイガース・ファンの
方が読売を上回っている。なに、これが普通だ。

横浜でも神宮でも、そして広島でも阪神ファンの方が多い
のが今じゃ常識だ。
これはパリーグとの交流戦でも同じこと。

数年前から観客動員数では阪神が巨人を上回っている。
その阪神だが、先日の京セラドーム（大阪）で、観客数が
１８３００人となり、２万人を割ったと新聞記事になった。
無能な首脳陣のためである。誰が雨の中を負け試合を見に
行くものか。

下柳は仕方がないとしても、桜井や杉山の放出は早過ぎ
ないか。
タイガースのガンは久保というピッチングコーチ。
今年はヘッドも兼ねている。

今期開幕前に最も下馬評が高かったのが阪神タイガース。
それが今頃４位に低迷している。
誰の所為か？　首脳部の所為だ。特に久保だ。
野村の暗黒時代と変らぬ、特定投手の酷使によって、
七・八回を投げる投手がいなくなった。
久保田・桟原など意気の良い球の速い投手を壊したのは
久保だ。

球団幹部も悪い。巨人の真似をして阪神の生え抜きが
居なくなった。
鳥谷は特に守備範囲が広くなったが、国内ＦＡを取得済み。
早稲田の主将だったし、在京球団に取られはせぬかと
心配でならぬ。

金本・新井・平野・城島・藤井・小林宏など、他球団からの
もらい物が多すぎる。まるで一時の巨人だ。
その巨人は阿部・高橋由のベテランをはじめ、坂本・長野・
亀井・鈴木などの子飼いを育て、さらに藤村・寺内などの
新鋭も出てきている。

阪神で低迷しているのは桜井だけじゃない。
林など一時は巨人の若手が羨望の眼差しで、試合前の練習
を見つめていたものだった。そんな逸材が埋もれている。

タイガースの若手は、上本・柴田・俊介・大和などドングリ
ばかり。ここ数試合は柴田が目立っているが、俊介だって
４月には打率トップを争う選手だった。

先発にも榎田をはじめ秋山・西村を育てきれていない。
これで契約が切れる外人４名が居なくなったらどうする気
だろう。

真弓は確かに良い選手だった。
が、監督としての手腕は見えた。

落合を惜しげもなく放り出す中日と比べて、阪神球団の
意図が分からない。

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