鳴りもの入りで導入されたはずのTOTOが、
売れ行き不振にあえいでいる。
従来から存在した「宝くじ」と切り離し、
わざわざ「スポーツ振興」を目的とする
特別行政法人が、この運用に当っている。
お定まりの「天下り」受入れのために
出来た(作った)特別法人である。
文部科学省と財務省から6人が天下り、
理事長1名と5名が理事。
この6人が年間1億円を得る。
累積赤字は200億円。
この「くじ」は、払い戻しの率が悪い。
たった50%だ。
つまり、最初から売上の半分しか当選賞金に
廻さない仕組みが出来ている。
だから「うま味」が少ないと、誰も買わんのだろう。
スタートの時点から、天下り役人が高給を得るための
設立だったと言われても、返す言葉もあるまい。
看板であるスポーツ振興には、年間やっと1億円が
出ているが、それとて「当たりくじ」の賞金を
もらいに来ない人たちの分が廻されているのが実情。
日本には、こんな趣旨で出来た特別法人が、山ほど
あるのだ。全部役人どもが勝手に作った法人だ。
パパゲーノ
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