作家 小林真一のブログ パパゲーノの華麗な生活

歴史・エッセイ・小説・時事ニュース・・・なんでもござれのブログです。どうぞよろしく。

【 日本の今後を決める重大な選挙 】

2012-09-26 09:03:59 | 02 華麗な生活
今日の午後に開催される自民党大会は、谷垣に代わる
新総裁を、すなわち内閣の機能を失った日本の新内閣の
顔を決める、重大な選挙である。

すでに地方議員の投票は終わっており、石破が断然トップ
だとマスコミが騒いでいる。

石破は自民党のダーティな部分、党内派閥抗争の影響を
受けることなく、政策で勝負して今日の総裁選に出場するに
至った、もっとも自民党の古く汚い勢力の影響を受けずに
きた、貴重な政治家である。

ただし派閥に属さないから、親分衆が派閥の票を仕切る
国会議員票の奪い合いには、あまり関係が無い。
それが石破の弱点と言えないこともない。

そこで二位を争う、安倍と石原のどちらが決戦投票に残るか
その一点に、今日の自民党大会の最大の意味と興味がある。

良く事情を知らずに、「おなかが痛いからと内閣を放り出した」
男が安倍だとワルクチを言うのが居る。
軽薄な連中である。

安倍は小泉の無茶苦茶な政治の後始末に登場し、病気で一年
しか総理を勤めることが出来なかったが、それでも短期間に
重要法案をいくつかモノにした、政治家らしい政治家であった。

まだ若いし、病気も直ったようだから、間違っても石原の坊やに
二位争いで負ける事態は避けないと、民主党並みの弱体内閣
しか出来なくなる。

三年間、野党の総裁という損な役割に甘んじた谷垣を、幹事長
として支えながら、いざ総裁選となって、長老どものご機嫌を取り
谷垣を蹴落とした石原なんかに、決戦に臨ませるような結果に
終わると、自民党の三年間の雌伏が無駄になってしまう。

自民党は何故長期政権を失ったか。長老どもの胸の内に心当たりが
ある筈である。

石破でも良いし、安倍でも良い。

が、石原だけは絶対に駄目である。



 




「華麗な生活」目次へ≫     総目次へ≫







109← 応援 クリックお願いします




最新の画像もっと見る

コメントを投稿