ボクが南アを訪れたのは、今から四十年も
前のこと。
日本人は「名誉白人」という微妙な扱いを
受けていた頃で、アパルトハイトという
厳しい人種差別が吹き荒れていた社会だった。
ボクはいま、その南アの思い出を振り出しに、
新たなロングエッセイを執筆中なのです。
最近は衛星放送の画面が格段と美しくなり、
居ながらにして、世界旅行ができる感じ。
昨夜は南アの長距離列車と、ケープタウンの
街中、それに喜望峰が放映された。
町の背景にあるテーブルマウンテンに掛かる、
朝霧をテーブルクロスと呼ぶとは初めて知ったこと。
それにしても、いまだに白人が上層階級を
占めている場面ばかりが写り、マンデラの
黒人解放は、白人での復讐を伴わない軟着陸
だったんだとの思いを強くした。
パパゲーノ
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます