作家 小林真一のブログ パパゲーノの華麗な生活

歴史・エッセイ・小説・時事ニュース・・・なんでもござれのブログです。どうぞよろしく。

【 キリンが増収減益、サッポロは赤字 】

2012-08-09 11:20:00 | 02 華麗な生活

日本のビール会社は、大手4社による寡占状態である。

水分摂取を制限されている、透析患者にとって、ビールのCMは
はなはだ迷惑な代物だ。

減益や赤字になる会社が、なぜ多額の広告費を支払う。
その上、イオンなどの高圧に屈して、採算に合わぬ売上げを行なう。

日本のデフレを、日本を代表する大手飲料会社が、促進していたんじゃ、
デフレ抑制の日銀談話は、単なる念仏に終わるじゃないか。

イオンが不当な取引条件を要求してきたら、その事実を公開して、
断固要求をはねつけてこそ、大企業の面目が保てるってもんだろう。

かつてダイエーの、バイヤー連の納入業者イジメは目に余るものがあった。
ボクは創業にあたり、募集に応じてきた営業マンたちに向って、
「ダイエーから、どんな誘いがあっても、絶対に取り引きを拒否せよ」と
命令したことを、明確に覚えている。

日本の仕入れ担当者は、「バイヤー・イズ・キング」の意識が高すぎる。
彼等は、仕入れが不能になると、経営者から無能者としてクビになるのだ。

価値ある商品を、バイヤー意識で叩きに叩いて、不当な安値納入を要求する
不良の言いなりになる必要はない。

電器の大手も、むざむざと量販店の圧力に屈していたら、日本のデフレ現象は
いつまでも続くことになる。

ボクの会社は、33年もやっていて、スーパーに納入したことなく、それでも
立派に生きている。

多くの百貨店にも、納入したが、値切られた事は一度もない。
正当な対価が通らない、理不尽な相手には、納入しなければ良いのである。

「華麗な生活」目次へ≫     総目次へ≫

37← 応援 クリックお願いします


最新の画像もっと見る

コメントを投稿