日本のビール会社は、大手4社による寡占状態である。
水分摂取を制限されている、透析患者にとって、ビールのCMは
はなはだ迷惑な代物だ。
減益や赤字になる会社が、なぜ多額の広告費を支払う。
その上、イオンなどの高圧に屈して、採算に合わぬ売上げを行なう。
日本のデフレを、日本を代表する大手飲料会社が、促進していたんじゃ、
デフレ抑制の日銀談話は、単なる念仏に終わるじゃないか。
イオンが不当な取引条件を要求してきたら、その事実を公開して、
断固要求をはねつけてこそ、大企業の面目が保てるってもんだろう。
かつてダイエーの、バイヤー連の納入業者イジメは目に余るものがあった。
ボクは創業にあたり、募集に応じてきた営業マンたちに向って、
「ダイエーから、どんな誘いがあっても、絶対に取り引きを拒否せよ」と
命令したことを、明確に覚えている。
日本の仕入れ担当者は、「バイヤー・イズ・キング」の意識が高すぎる。
彼等は、仕入れが不能になると、経営者から無能者としてクビになるのだ。
価値ある商品を、バイヤー意識で叩きに叩いて、不当な安値納入を要求する
不良の言いなりになる必要はない。
電器の大手も、むざむざと量販店の圧力に屈していたら、日本のデフレ現象は
いつまでも続くことになる。
ボクの会社は、33年もやっていて、スーパーに納入したことなく、それでも
立派に生きている。
多くの百貨店にも、納入したが、値切られた事は一度もない。
正当な対価が通らない、理不尽な相手には、納入しなければ良いのである。
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