作家 小林真一のブログ パパゲーノの華麗な生活

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【 幸せもののカンちゃん 】

2010-01-26 14:18:38 | 04 時事ニュース

印旛沼には淡水魚を捕る漁師がいるのだが、その漁師
たちが可愛がって育てているペリカンが一羽住み着いている。

元々は地元の金持ちが四羽を飼っていたらしい。
主人が死んで遺族がペリカン四羽の世話に手を焼いて
印旛沼に放流したのだという。

三羽のペリカンはどこかへ飛び立ったのに、一羽残された
のがカンちゃん。
ペリカンの餌の捕り方は、共同作業で魚たちを浅瀬に
追いやり、動きが鈍くなったところを頂くのだとのこと。
カンちゃんは一羽取り残されたから、魚を浅瀬に追いやる
こともできず、そこで漁師の漁獲の一部を分け与えてもらって
生きている次第。

このカンちゃん、なかなかのグルメで、立派に売物になる
魚は喜んで食うのに、印旛沼にも生息する外来魚となると、
ペッと吐き出して食べようとはしない。
贅沢なヤツだ。

最近琵琶湖の汚染や外来魚の繁殖のハナシを聞くことが
ないが、改善されたわけでもなかろう。

元新党さきがけの代表であった武村正義氏は、滋賀の
県知事当時に、琵琶湖の再生に力を注ぎ、洗剤の使用を
石鹸の活用に変える運動を行い、その効果で琵琶湖が
一時かなり綺麗になったと言われた。

琵琶湖の水に水道の源泉を依存している者の一人として、
琵琶湖の汚染問題は他人事じゃないのだ。

名知事として名を高め衆院議員になった武村氏はらいの
細川内閣で大蔵大臣の要職にも就いた。
鳩山由紀夫は、それこそ母のカネで弟とも協力して民主党の
基礎となる新党を設立した。そこへ旧社会党の面々をも
受け入れたのに、何が気にいらなかったのか武村氏を排除した。

有名な「排除の理論」は、このことを指す。
一見お坊ちゃま風であるが、あの鳩のような顔の内側には
猛禽のそれが潜んでいる。


                          パパゲーノ

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