作家 小林真一のブログ パパゲーノの華麗な生活

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【 人災に最たる者は菅直人 】

2012-07-06 10:56:00 | 02 華麗な生活

黒川委員会の報告書は生々しい。
だから事故当時の現場の状況が良く分かる。

「おまえ、海水注入は」
「やってますよ」
「おいおい、やってんのか。止めろ」
「何でですか」
「おまえ、うるせえ。官邸がもうグジグジ言ってんだよ」

これが12日夜に、現場で指揮を取っていた吉田所長に掛かった電話。
掛けてきたのは、官邸に詰めていた武黒フェローだった。

(武黒ってフェローかなんか知らんが、日ごろからこんな言葉の男なのか)

菅直人が武黒に、五月蝿く噛みついていたことが良く分かる。

現場では、吉田所長が独自判断で、海水注入を続けていた。

菅直人は、15日早朝にも東電本社に乗り込み、怒鳴り廻したと報告書に明記。
「撤退などありえない。日本が滅亡する。命がけでやれ」

吉田所長は「現場は逃げてなぞいなかった」

とんだ菅直人の、ひとり目立ちたかったサル芝居だった。

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