十年にわたるサハリンB開発の記録文書と
割り切れば、それなりの価値があると思うが、
経済小説の体は為していない。
登場人物に、英雄がいない。
ある意味では英雄がいない財閥系商社の
実態をよく表している。
英雄とまではいかずとも、せめて登場して
欲しいのが「炎の商社マン」である。
所詮は組織で動く、感動のない世界に失望。
実際にこのプロジェクトは、プーチンに強奪
されて終わった。
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