作家 小林真一のブログ パパゲーノの華麗な生活

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【 国民新党の実態が見えない 】

2012-02-21 10:13:49 | 02 華麗な生活

あれで連立与党と言えるのか。下地幹事長と亀井政調会長
との口喧嘩で始まった党内不一致だが、党首の筈の亀井静香
が、まるで立ち上がれ日本に籍を移したかの行動と、連立与党を
懸命に支えようとする下地とは、まるで別の党の人間にしか
見えない。

いち早く民主党政権に愛想をつかした亀井静香が、
大臣枠を離れたのは良いとしても、何を言いたいのか、
何をやりたいのか、サッパリ見えなくなっている。今では
石原都知事の応援団に化したかの如くである。

亀井政調会長がNHKで言ったことが本当であろう。
どうせ野田提案の与野党協議は何も進まない。
税と社会保障の一体化なんてスローガン自体がヘンなの
である。
社会保障を思い切り削らずに、要る分だけは増税するでは、
若い層に絶望感を与えるだけで、何も国家の発展に寄与する
ところがない。

マニフェストは明らかな選挙目当ての詐偽文書であったと、
ハッキリ認めるべきじゃないか。
衆院に比例区が残るかぎり、連用か並立かで揉めるのが
当たり前。
各党の存続を賭けての争いだから、いつまで論議しても
結論は出ない。

結論が出ないと定数削減が出来ない。
国会議員が先ず身を切るとは口先ばかりで終る。
年金問題も、もう論議は終った。ならば消費税の引き上げも
棚上げでよかろう。

民主党という小沢・鳩山の私党には、
所詮国家の政権を担うだけの力量がなかった。

日銀の金融緩和策が、折からの米大統領選を控えての
好景気と、欧州の一応の落ち着きで、久方ぶりに円安、
株高を呼んでいる。
とは言っても、まだ日本の孤立は明らかである。

特殊条件が揃ったという理由はあっても、1月の貿易収支の
悪化は危険信号である。






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