貿易の世界でアメリカは常に暴君である。
自動車特にトラックは自らの聖域として25%もの高率関税
を据え置いて、他国には平然とすべての品目に例外を認めない。
予定されてる、日本を含めて12ヶ国が、すべて快く思う筈がない。
アメリカは、農業大国でもあって、乳製品・砂糖などは自国品の
保護に特に熱心である。
豪州は、日本からみて、米中韓に次ぐ台4位の貿易対象国だ。
特に原子力発電の再開が何時に成るのか、個々の原発の精査が
進まない現状に於いて、安定した石炭・天然ガスの供給国としての
豪州との間に、TPPに先行して、経済協力を締結するのは国益に
叶う良い政策である。
全農は「日本の食を守る」と叫びはするが、小麦も大豆も生産量が
少なすぎる。それでいて、パンや麺類が値上がりすると大騒ぎする。
牛丼屋チエーンの大手が、競って値下げ競争に走り出した。
農水省が、ミニマムアクセスとかで、無理に買わされている米国産米
が、外食産業に押しつけられている。牛丼屋が安売り出来るのは、
コメの価格が安く手に入るからだ。
起業戦士たちが、脂まみれの肉を煮た、ぶっかけ飯をかきこむ姿は
豚が餌を食う姿に似て、見るに堪えない。
安売りされる為に、多数が殺されて食肉にされる、若い牛たちも、
まことに気の毒なハナシだ。
牛丼という食物を、いまだに一度も食べたことがない。
ただ油まみれの、汁掛けメシの常食は、メタボ体質につながるとは思う。
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