日本には「薬事法」という、天下の悪法がある。
新薬や新たな技術を承認するにあたり、信じがたい
時間と条件が付いて、遅れる間に他国が追いついて
来ている。
ここらの事情は、薬害エイズ事件に登場した、
阿部たかしと言う、老教授がマスコミ取材に対して、
怒りまくりステッキを振りまわしていた姿を、思い起こして
下されば、阿部のような、一握りの医療権威が、邪魔立てを
している現実が見える筈だ。
再生治療は山中教授の、iPS細胞だけではなく、
25日のBSフジに登場した、幹細胞を伴わずに、培養液
を患部に施すだけで、アルツハイマー等の不治の病にも
有効とされる技術も、名古屋大学を中心に進んでいる事が
報じられた。
韓国は遅れてスタートしたが、患者への投与はすでに認可
され、販売も許可されているのに、日本では、すべての含有
物質を明らかにせよと、無理な要求を受けて、研究者を悩ませて
いる状況と知れた。
iPS細胞の応用も、眼の網膜に続いて、腎臓の再生にも、
京都大学が実験に成功。
ボクも16年の透析患者だが、16年前には日本に20万人の
患者が居たのが、今では30万人が透析を受けている。
20万人で1兆円の医療費が掛かっていたから、今では更なる
医療費を透析患者だけで使っている訳だ。申しわけなく思う。
6月には79歳に達するボクには、新技術は要らないが、若い
患者には朗報の筈である。
天下の悪法「薬事法」の改定が、審議中と聞いた。
ミンスは、やたらに社会保障に熱心だったが、日本人を病人や
生活保護者にせず、健康で働く喜びこそを与えるべきである。
最新の画像[もっと見る]
-
【 年末の阪神ひとまたぎ 】 11年前
-
【 年末の阪神ひとまたぎ 】 11年前
-
【 ドイツには百万都市が三つしかない 】 12年前
-
【 小説・第二作「はぐれ狼が奔る」が登場 】 17年前
-
【 絶妙の天麩羅「新太呂」】 18年前
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます