作家 小林真一のブログ パパゲーノの華麗な生活

歴史・エッセイ・小説・時事ニュース・・・なんでもござれのブログです。どうぞよろしく。

【 日本の再生医療に政府の支援を 】

2013-01-26 17:42:39 | 02 華麗な生活

日本には「薬事法」という、天下の悪法がある。

新薬や新たな技術を承認するにあたり、信じがたい
時間と条件が付いて、遅れる間に他国が追いついて
来ている。

ここらの事情は、薬害エイズ事件に登場した、
阿部たかしと言う、老教授がマスコミ取材に対して、
怒りまくりステッキを振りまわしていた姿を、思い起こして
下されば、阿部のような、一握りの医療権威が、邪魔立てを
している現実が見える筈だ。

再生治療は山中教授の、iPS細胞だけではなく、
25日のBSフジに登場した、幹細胞を伴わずに、培養液
を患部に施すだけで、アルツハイマー等の不治の病にも
有効とされる技術も、名古屋大学を中心に進んでいる事が
報じられた。

韓国は遅れてスタートしたが、患者への投与はすでに認可
され、販売も許可されているのに、日本では、すべての含有
物質を明らかにせよと、無理な要求を受けて、研究者を悩ませて
いる状況と知れた。

iPS細胞の応用も、眼の網膜に続いて、腎臓の再生にも、
京都大学が実験に成功。

ボクも16年の透析患者だが、16年前には日本に20万人の
患者が居たのが、今では30万人が透析を受けている。
20万人で1兆円の医療費が掛かっていたから、今では更なる
医療費を透析患者だけで使っている訳だ。申しわけなく思う。

6月には79歳に達するボクには、新技術は要らないが、若い
患者には朗報の筈である。

天下の悪法「薬事法」の改定が、審議中と聞いた。
ミンスは、やたらに社会保障に熱心だったが、日本人を病人や
生活保護者にせず、健康で働く喜びこそを与えるべきである。

「華麗な生活」目次へ≫     総目次へ≫

356← 応援 クリックお願いします


最新の画像もっと見る

コメントを投稿