長崎県民は賢明であることを証明した。
小沢に加え、民主党第二の悪党、石井の恫喝にも屈することなく、
自らの判断で投票率も前回を7.8ポイントも上回る60%と関心も
高く、小沢求心力など有りはせぬことを鮮明にした。
当選した中村氏は前副知事で59歳。
時の流れとしては、農水省官僚上がりの、40歳を立てた民主党に
有利と見られていた。
昨夏の総選挙で、長崎県にある四つの小選挙区のすべてを抑えた
民主党は、その四名をはじめ、百名にも及ぶ衆院議員を動員して、
民主党支持こそが、県民が欲する道路建設につながると、露骨な
利益誘導までくちにしたが、カネまみれの小沢が権力を握る姿に、
嫌悪感を明らかにしたと見ていいのではないか。
長崎県民によって、日本の民主主義が守られた意義は大きい。
時を同じくして、東京・町田市長選でも、自民・公明が推した候補が、
ほぼ同年齢の民主党支持候補にダブルスコアに近い大差を付けて
圧勝した。
町田市にも、小沢自身が姿を見せ、小沢ガールズを動員したが、
効果は出なかった。
長崎県では、赤松農水省が農政連に対し、露骨な予算付けを
仄めかしたことが裏目にでて、選挙を予算で買おうとするのは
卑怯だとの声が高まったという。
日本人の政治判断力は健全である。嬉しいことだ。
パパゲーノ
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