３・１１の原発事故発生の段階から、専門家筋から流れていた
１号機のみならず２～３号機炉心がメルトダウンを起しているのが
本当のことだろうとの観測が今や確定的になった。
この間の菅や枝野の楽観的な発言は、東電にも被災地域の
人々にも多大な被害をもたらし、菅の如きは「歩く風評被害」とまで
酷評されるに至った。
仕方が無い。菅・枝野・玄葉が自ら招いた人災である。
何もかも東電に押し付けるのは明らかな責任転嫁である。
新たに総理補佐官に選ばれた細野が、また細野らしいバカを言う。
炉内の温度は百度程度まで下がっているから、冷却は順調に
進んでいると。そんなもん、肝心の燃料棒が空焚きになり、
メルトダウン状態になれば、工程表なんか見直さざるを
得なくなって当然だ。
早く国会を打ち切りたい菅とその側近だけの都合で国会を夏休みに
持っていくわけには行かない。４兆円の第一次補正予算だけでは
到底足りない。
６月末までに第二次を１５兆円から２０兆円規模で組み、
７月にはカネが被災地に廻るようにするのが、日本の
政治家ってもんだ。
東電も菅や海江田ごときに頭を下げっぱなしではなく、堂々と
政府の失態を追求すれば良い。少しは中部電力の社長に
見習ったらどうだ。
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