日韓紛糾の基になる、日本軍による朝鮮人女性の慰安婦問題を、
実際にあったかの如き、いわゆる「河野談話」が、韓国側の論拠に
されている。
93年に、当時の自民党政権で官房長官だった、河野洋平が
語ったとされる談話である。
韓国サイドに立てば、いわゆる従軍慰安婦問題に軍の関与があったと
認めたかに受け止められて仕方が無い。
河野洋平は、自民党の総裁に成りながら、折から細川内閣の時代で
総理になれなかった男である。
毎年正月の、関東大学陸連が行なう「箱根往復駅伝」で、折り返し点の
辺りで、関係者よろしく立っている中に、河野洋平の顔がある。
肝臓病で死に掛けたが、孝行息子太郎の献身で、肝臓の一部を貰い、
移植手術に成功して、未だに生きている。
政治家の中には、今も大勢いるが、得た知識をひけらかさんとばかりに
言い触らし、後で物議をかもす例が多くある。
河野談話も、典型的なその一例である。国賊だと断定する所以だ。
意見の合わぬ親父に、自らの肝臓を提供した太郎氏は、洋平とは
似ても似つかぬ、健全な思考の持ち主で、これからも期待できる
数少ない現政治家のひとりである。
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