【 安倍内閣が本格始動 】

年末年始の休暇も明けて、昨日が第一月曜日。
先ず２０１２年度の補正予算が、１２兆円を超える
大型の骨格が決まった。

為替レートは88円に達し、株価も１万円を軽く突破。
市場は安倍内閣の始動を待たず、日本快復を先取り
した格好で、三年三月の民主党支配の閉塞感は、
早くも消えた感がある。

相変らずマスコミの反応に、冷ややかな空気があるが、
何もスタートを切る前から、これから走り出す選手に
ケチを付ける体質が理解できない。

お前らは、民主の閉塞感漂う空気の方に安住感が
あったのかと問いたい。

アベノミクスの三本の矢は、金融緩和と財政出動に、
民間の投資を促す公共事業で、実体経済を好循環で
廻す事にあるが、始動していきなり、みんなの給料が
上る道理もある筈が無い。

経済界は挙げて安倍内閣歓迎ムードだ。去年の新年会
とは、明らかに違った空気がそこには流れていた。
去年までは新年会というよりも、葬儀の如き沈鬱な空気
が流れ、出席者の顔も明るさが見られなかった。

景気は「気」の一種である。街頭で庶民の声を集めても
まだまだ景気回復の実感が湧かないとの声が多いと、
為にするケチ付けで、足を引っ張るテレビ出演者の態度
は解せない。

大企業に先ず成果が出て、順次下請け工場にも発注が
増えて、最後に給与や賞与にも分配が増える。
日本経済再生本部が発足したばかり。自国の内閣を信用
できない輩は、せめて黙って見ておれ。

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