作家 小林真一のブログ パパゲーノの華麗な生活

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【 ニューイヤーコンサート(続) 】

2007-01-02 23:00:00 | 02 華麗な生活


NHKが教育テレビとBS2の放映時間を
ズラせたもんだから、途中で切り替えたり
何だかんだで、混乱しました。

教育テレビでは、とっくにラデッキー行進曲
で終わってるのに、BS2では漸く第2部に
入るといった具合。

23時にいったんブログを書き、またBS2に
戻ったら、それから面白いことがいろいろあった。

バレリーナの中に日本人女性が居ると解説陣
が言っていたが、誰がそうなのか判然としなかった。

「エレンストの思い出」というワルツの父の
演奏では、メータが各パートのソロ演奏をや
らせて、各楽器の特徴を引き出してみたり、
また楽団員がそれに応じて、存在をアピール
したりで、観客の笑いをかっていた。かつて
こんな遊びを取り入れた演奏は無かったと思
います。この時点では楽団員もワインなどが
身体に入っていたらしい。

ズービン・メータが、こんなに茶目っ気のある
人とは思わなかった。なれるものなら友達に
なりたい。ハナシが合うと思います。

ヘルメスベルガーの曲は、メータが特に希望
したらしい。アンコールの最初の曲に再び
ヨーゼフ・ヘルメスベルガーの「軽いあしどり」
が使われた。軽快で愉快な曲でした。

ヘルメスベルガーは、「ヘルメス山の人」とい
う意味になる。ヘルメスという山があるのか
どうか知らないが、ヘルメスはギリシャ神話の
神々の中で、ボクが最も愛する神です。

アンコール定番の「美しき青きドナウ」では、
またバレエ・ダンサーたちが登場し、今度は
シェーンブルン宮殿だった。

教育テレビとBS2の時間のズレで、一時混乱
させられたが、結果として今までに無い楽しい
コンサートで、ヘルメスベルガーを覚えただけ
でも得をした感じ。


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