私ゲルトルート・バルクホルンには前世の記憶というのがある。
この世界については前世で二次元として認識していた。
語れば話が長くなるから言わないが本当に色々あった。
生きるはずの人間が、死ぬはずだった人間と一緒に死んだこと。
オリジナルの劣化に過ぎない私。
本来のゲルトルート・バルクホルンでないがゆえに起こった悲劇――――。
よそう、もう思い出したくない。
さて、いつもの日課。戦友のエーリカ・ハルトマンを起こすことから始めますか。
「起きろエーリカ。定時ぐらい起きて朝食食え。」
「あと50分・・・・・。」
「起きんかこらーーー!!」
がくがく、と揺さぶるがまったく起きる気配がない。
今でも朝に一度、昼に一度、夕方に一度私が起こしに来るほど寝るが最近はさらにひどくなってきた気がする。
初めて出会った時は結構真面目な可愛い子だったのに・・・これも全て伯爵のせいだ。
「う~。」
「さあ、まずは歯を磨け。」
「トゥルーデが磨いてよー。」
「お、おまえは・・・・・。」
床に寝ころびながらあーん、と口をあける。
慣れたとはいえこいつのズボラさは正直こちらが引いてしまう。
股間のマイ・サンもエーリカの下着姿の格好を見ても全く反応しないくらいに。
ん、おおう。言い忘れていた。
実は私は両性具有らしい、なので姿形は女性でも股間の息子がいるわけだ。
イメージ的には皇国の○護○に出てくる両性具有者みたいな身体性能を持っているみたいだ(つまり子孫を残せる)。
まあ、実際アクセリオンな英文字3字の行為をしたらどうなるかは知らんがね。
いやはや、初めこの世界を認識してから股間はヤバかったもんだ。
それとしばらくして見慣れてしまいしなえたのも逆にさびしかったよ。
話がそれたな。
さてさて、いい加減このズボラ娘をどう起こして――――。
ピン、と来た。そうだな。
あの女好き酒好きな享楽主義者の伯爵のスタイルでお仕置きするか。
さっきちょうど歯を磨いたばかりだし。あいつがエーリカにやりたがってた事を代わりに叶えてあげよう。
「エーリカ、そう言うなら本当に私がおまえの歯を磨いてやる。」
「ほんと~」
だらけて感じでエーリカが答える。
馬鹿め、お前はこれから地獄を見るというのに。
あの百合な元上官、ヴァルトルート・クルピンスキーの発想の変態さを思い知るがいい。
「あ、それ。トゥルーデの歯ブラシだけど。まっ、いっか。」
私の歯ブラシを見て疑問を口にしたが全くの無警戒。
くくく、カールスラント撤退戦並みの地獄を今から体験させてやろう。
「あーん」
「あーん」
口を開かせ、歯ブラシを差し入れた。
さあ、恐れよ。そしてその身をもって変態伯爵がしたがってた事を受けろ。
「も・・・ごお!?」
歯を磨きだして約40秒。
エーリカの顔に変化が現れる。いや、変化というより異変と表現すべきだろう。
快楽、快感、茫然、そんな表情が全て纏めて表情に表れている。
「とぅルーで、じぶんでみがくらわ・・・・。」
「駄目だ、愛する戦友のためにしっかり磨かねばな。」
自分でもしらじらしく、
もっともらしい事を述べながら口の中をいじりまわす。
「ひゃん・・・ふぁ・・・。」
手足をバタつかせるがこっちがしっかり固定しているのでまったく無問題。
ときおりヤバめの痙攣を起こしているがたぶん大丈夫だと思う。
ところで、読者の皆様は知っている、あるいは経験したことがあるのではないか。
髪を肉親以外に触れられて変な気分、気持ちなり心理的抵抗を感じたことは。
そんなわけで『体の中』を『直接他人に』触れられるとどうなるか?
心理的抵抗感は髪を触れられた程度では済まない不快感が『快楽』に変化する。
こんな発想ができるクルピンスキーまじ変態。
いや、史実からしてプレイボーイだったから、この世界でもそういったネタに熟知していて不自然ではないか。
「ひぁめぇええ・・・・ふぁああ。」
歯ぐきを磨いたら白目すら剥きかけた。
・・・・ローティーン相手に私は一体何をしてるのだろう。
意外と早く陥落するなと予想した瞬間。
「あれ・・・・・」
むくりと、股間の息子が起きた。
・・・・ままっま、まずい、エーリカに欲情してきた。
いつも顔を合わせているエーリカが愛しく感じる。
肉体、精神、感情の全てがほしい。いや、涎すらその場で舐めたいほど(変態乙)エーリカが愛しい。
だったら辞めればいいのに手が止まらない。
むしろよりエーリカに快楽を与えるべく
エーリカまじ天使、略してEMT。
「ふぅ・・・ルーで・・。」
「ひゃん」
うお!胸をつかむな!思わず変な声出しちまっただろーが。
「ふっるーで、びぅいんかん」
「きゃ!」
○首をつかむな!手を動かすなぁ!
いろんな意味で理性が吹き飛ぶからやめろおぉ。
「え、エーリカ――――。」
自然に彼女の薄い胸に手が伸び、そっと触れる。
「うっ」
僅かなふくらみを持つそれはやわらかく、気持ちよかった。
「トゥルーデ、いいよ。」
いや、なんでさ。何がさ。
普段ならつっ込んでいるセリフも今は口にできない。
理性なんて遥かイスカンダルへと旅たち当分戻ってこない。
「エーリカ・・・。」
「トゥルーデ・・・。」
徐々に顔が近付く。
脳みそは最高にラリっているからいけない事をしていても止まらない。
このまま――――。
「あら、二人とも仲がいいのね。」
その空気をぶち殺す!と言わんばかりに淡々とした銀様の声が耳に入った。
「ミーナ、いやその、その、これはだな。」
「あらあら、うふふ。」
やべえ、まじこええ。
ブラックでドロドロとしたオーラがあふれているよ。
さすが銀様(中の人的に)さすがババア
「ジャンク決定ね。」
こっちが碌に言い訳をのたまう前に向こうから死刑判決を下した。
つーか、気づいたら首を絞められていた。
ミーナのたわわに実った脚部装甲が触れて気持ちいいが、
メリメリ首が締まりつつあり、どうもあの世行きが先になりそうだ。
「ミーナ、ええと。」
「何?おばぁかさん
部下にいやらしいことをしたロリコン大尉に何か遺言でもあるのかしら?」
ミーナはすっかり銀様モードだ。
そんな状態でこれを言えば一撃であの世行きだどうせ後はないならがあえて地雷を踏もう。
「ブラ、してないんだな。」
キュッ!
後日隊内でしばらくロリコン扱いされた。
それとほかの連中がこの歯磨きプレイを真似しだし禁止命令が出たのはすぐだった。
だが、この話がどうしてか、ほかの部隊にも噂として広がり歯磨きプレイがコックリさん感覚で一時流行してしまう。
最終的に風紀の乱れを危惧した司令部により、
全軍に禁止命令が出てこの流行は終結したが、私は見事に変態扱い(い意味でも悪意味でも馬鹿という感じで)されるに至る。
・・・・不幸だ。
この世界については前世で二次元として認識していた。
語れば話が長くなるから言わないが本当に色々あった。
生きるはずの人間が、死ぬはずだった人間と一緒に死んだこと。
オリジナルの劣化に過ぎない私。
本来のゲルトルート・バルクホルンでないがゆえに起こった悲劇――――。
よそう、もう思い出したくない。
さて、いつもの日課。戦友のエーリカ・ハルトマンを起こすことから始めますか。
「起きろエーリカ。定時ぐらい起きて朝食食え。」
「あと50分・・・・・。」
「起きんかこらーーー!!」
がくがく、と揺さぶるがまったく起きる気配がない。
今でも朝に一度、昼に一度、夕方に一度私が起こしに来るほど寝るが最近はさらにひどくなってきた気がする。
初めて出会った時は結構真面目な可愛い子だったのに・・・これも全て伯爵のせいだ。
「う~。」
「さあ、まずは歯を磨け。」
「トゥルーデが磨いてよー。」
「お、おまえは・・・・・。」
床に寝ころびながらあーん、と口をあける。
慣れたとはいえこいつのズボラさは正直こちらが引いてしまう。
股間のマイ・サンもエーリカの下着姿の格好を見ても全く反応しないくらいに。
ん、おおう。言い忘れていた。
実は私は両性具有らしい、なので姿形は女性でも股間の息子がいるわけだ。
イメージ的には皇国の○護○に出てくる両性具有者みたいな身体性能を持っているみたいだ(つまり子孫を残せる)。
まあ、実際アクセリオンな英文字3字の行為をしたらどうなるかは知らんがね。
いやはや、初めこの世界を認識してから股間はヤバかったもんだ。
それとしばらくして見慣れてしまいしなえたのも逆にさびしかったよ。
話がそれたな。
さてさて、いい加減このズボラ娘をどう起こして――――。
ピン、と来た。そうだな。
あの女好き酒好きな享楽主義者の伯爵のスタイルでお仕置きするか。
さっきちょうど歯を磨いたばかりだし。あいつがエーリカにやりたがってた事を代わりに叶えてあげよう。
「エーリカ、そう言うなら本当に私がおまえの歯を磨いてやる。」
「ほんと~」
だらけて感じでエーリカが答える。
馬鹿め、お前はこれから地獄を見るというのに。
あの百合な元上官、ヴァルトルート・クルピンスキーの発想の変態さを思い知るがいい。
「あ、それ。トゥルーデの歯ブラシだけど。まっ、いっか。」
私の歯ブラシを見て疑問を口にしたが全くの無警戒。
くくく、カールスラント撤退戦並みの地獄を今から体験させてやろう。
「あーん」
「あーん」
口を開かせ、歯ブラシを差し入れた。
さあ、恐れよ。そしてその身をもって変態伯爵がしたがってた事を受けろ。
「も・・・ごお!?」
歯を磨きだして約40秒。
エーリカの顔に変化が現れる。いや、変化というより異変と表現すべきだろう。
快楽、快感、茫然、そんな表情が全て纏めて表情に表れている。
「とぅルーで、じぶんでみがくらわ・・・・。」
「駄目だ、愛する戦友のためにしっかり磨かねばな。」
自分でもしらじらしく、
もっともらしい事を述べながら口の中をいじりまわす。
「ひゃん・・・ふぁ・・・。」
手足をバタつかせるがこっちがしっかり固定しているのでまったく無問題。
ときおりヤバめの痙攣を起こしているがたぶん大丈夫だと思う。
ところで、読者の皆様は知っている、あるいは経験したことがあるのではないか。
髪を肉親以外に触れられて変な気分、気持ちなり心理的抵抗を感じたことは。
そんなわけで『体の中』を『直接他人に』触れられるとどうなるか?
心理的抵抗感は髪を触れられた程度では済まない不快感が『快楽』に変化する。
こんな発想ができるクルピンスキーまじ変態。
いや、史実からしてプレイボーイだったから、この世界でもそういったネタに熟知していて不自然ではないか。
「ひぁめぇええ・・・・ふぁああ。」
歯ぐきを磨いたら白目すら剥きかけた。
・・・・ローティーン相手に私は一体何をしてるのだろう。
意外と早く陥落するなと予想した瞬間。
「あれ・・・・・」
むくりと、股間の息子が起きた。
・・・・ままっま、まずい、エーリカに欲情してきた。
いつも顔を合わせているエーリカが愛しく感じる。
肉体、精神、感情の全てがほしい。いや、涎すらその場で舐めたいほど(変態乙)エーリカが愛しい。
だったら辞めればいいのに手が止まらない。
むしろよりエーリカに快楽を与えるべく
エーリカまじ天使、略してEMT。
「ふぅ・・・ルーで・・。」
「ひゃん」
うお!胸をつかむな!思わず変な声出しちまっただろーが。
「ふっるーで、びぅいんかん」
「きゃ!」
○首をつかむな!手を動かすなぁ!
いろんな意味で理性が吹き飛ぶからやめろおぉ。
「え、エーリカ――――。」
自然に彼女の薄い胸に手が伸び、そっと触れる。
「うっ」
僅かなふくらみを持つそれはやわらかく、気持ちよかった。
「トゥルーデ、いいよ。」
いや、なんでさ。何がさ。
普段ならつっ込んでいるセリフも今は口にできない。
理性なんて遥かイスカンダルへと旅たち当分戻ってこない。
「エーリカ・・・。」
「トゥルーデ・・・。」
徐々に顔が近付く。
脳みそは最高にラリっているからいけない事をしていても止まらない。
このまま――――。
「あら、二人とも仲がいいのね。」
その空気をぶち殺す!と言わんばかりに淡々とした銀様の声が耳に入った。
「ミーナ、いやその、その、これはだな。」
「あらあら、うふふ。」
やべえ、まじこええ。
ブラックでドロドロとしたオーラがあふれているよ。
さすが銀様(中の人的に)さすがババア
「ジャンク決定ね。」
こっちが碌に言い訳をのたまう前に向こうから死刑判決を下した。
つーか、気づいたら首を絞められていた。
ミーナのたわわに実った脚部装甲が触れて気持ちいいが、
メリメリ首が締まりつつあり、どうもあの世行きが先になりそうだ。
「ミーナ、ええと。」
「何?おばぁかさん
部下にいやらしいことをしたロリコン大尉に何か遺言でもあるのかしら?」
ミーナはすっかり銀様モードだ。
そんな状態でこれを言えば一撃であの世行きだどうせ後はないならがあえて地雷を踏もう。
「ブラ、してないんだな。」
キュッ!
後日隊内でしばらくロリコン扱いされた。
それとほかの連中がこの歯磨きプレイを真似しだし禁止命令が出たのはすぐだった。
だが、この話がどうしてか、ほかの部隊にも噂として広がり歯磨きプレイがコックリさん感覚で一時流行してしまう。
最終的に風紀の乱れを危惧した司令部により、
全軍に禁止命令が出てこの流行は終結したが、私は見事に変態扱い(い意味でも悪意味でも馬鹿という感じで)されるに至る。
・・・・不幸だ。