Powder Blue Sky

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Mourinho Departed (メスト・エジル)

2013-06-10 00:16:35 | メスト・エジル(Mesut Oezil)


ジョゼ・モウリーニョがチェルシーへ去ってしまい、元気なくしているpale mintです。









CLドルトムント戦セカンド・レグで、試合には勝ったけれどチャンピオンズ・リーグ敗退が決まり、TVインタヴューで『来シーズンはいないだろう。』と発言したと聞き、その頃から沈み始めました。(ズブズブ・・)








昨年から選手達との確執が伝えられていて、半信半疑だったけれど、まったくの噂でもなかったのかなぁ。







モウリーニョの誕生日にキャプテンと副キャプテンがバースディ・ケーキを用意したりして、選手たちとのトラブルはないことをメディアに向けてアピールしていたのですが。
何があったかよく分かりませんけど、とにかく去ってしまいました。
残念です。この喪失感は大きい。






去ってしまうと、モウリーニョさんて、私がレアルを応援している大切な要因のひとつだったのだなぁ、とつくづく感じたのでした。






一年目はコパ・デル・レイ、二年目はリーガ優勝を果たし、三年目こそチャンピオンズ・リーグのタイトルを、と期待が高かったのですが。。。






本当に残念な結果となりました。




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レアル・マドリード公式サイトからモウさん会見時の言葉をそのまんまコピーしておきました。

2013-5-1
CL敗退後の会見記事抜粋


マドリードの監督に就任した時、チームのCLの戦いのことを心配していた。何故なら第1ポッドのチームでなかったし、早期敗退する可能性もあったチームだった。自分の周りを見た時、ベスト8でプレーをした選手達がいなかった。リヨン戦、1年目だが、セルヒオ・ラモスは初めてCLのベスト8をプレーした。だからこそ心配の種はあった。自分の文化から言えば大会に勝つことが出来なければ満足することは出来ない。それは間違いない。タイトル獲得は望んだ時以上に物事が上手くいっている時の方が難しいものであることを自分たちは知っている。1年目は決勝に進出することが許されず、2年目はPK戦の末敗れた。今回はドルトムントで最悪な試合をしてしまったことが敗退の理由。

ー 中略 -

いくつものTVのインタビューをこれまで受けたが、質問と全く同じことを言ってはいない。自分が言ったのはシーズン終盤に考えたい。もちろん、何の色眼鏡もなしに自分のことを欲している場所で監督をしたいし、色々な部門の後押しがあるところで監督がしたい。去就に関してはシーズン終了後にわかるだろう。一番大事なのはレアル・マドリードであり、自分ではない。自分のことを心配する必要はない。まだ監督として自分には多くの時間が残されているし、一人で歩いていくことが出来る。マドリードはファンタスティックなクラブ。一番大事なことは大会を勝ち続ける事、自分達が3年前から見せていることを続けること。国王杯のタイトルを取りにいかないといけない。スーパーカップのタイトルだけではあまりにも寂しいものだ。

決断を自分はまだ下していない。契約があるし、それ以上のものが自分にはある。サッカーでは契約は破棄されるものだが、クラブ、会長に対するリスペクトから言っても決断はしていない。自分は国王杯で勝利を目指したいし、2位でリーガを終えたい。その後、フロレンティーノ・ペレス会長と話をする。自分の会長であり友人である彼と決断する。イングランドが自分のことを愛していることは知っている。批判をする必要がある時は批判をするし、自分の働きが相応しい時には評価をしてくれる。いくつかのクラブが自分のことを望んでいること、中でもある一つのクラブが欲していることは知っている。スペインは自分のことを憎んでいる人がいる。その多くがこの記者会見場にいる。イングランドとは状況が違う。決断を取るのは難しい。今のクラブの状況を自分は気に入っている。ファンタスティックなチームを形成している、大きなことを達成することが出来る。正直でありたいから言うが、シーズン終了後に話をしたい。

- 後略 -



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2013-5-18
国王杯敗戦後の会見


モウリーニョ:妥当ではないが結果は結果


モウリーニョ
この結果が妥当とは思わないが、アトレティコは勝利した。形はどうあれ勝利したチームであり、ただ出来る事は祝福する事だけだ。

自分の監督としてのキャリアは長いものであり、1年だけのものではない。名監督と言われている監督も毎シーズン、ファンタスティックなシーズンを残しているという監督を自分は一人も知らない。今シーズンは自分のキャリアの中で最悪なもの。一つのタイトルでは自分のキャリア、それだけでなくレアル・マドリードというクラブを満たすものではない。悪いシーズンだった。一つの決勝、一つの準決勝、一つのリーグ2位、一つのスーパーカップのタイトル。多くの監督にしてみれば良いシーズンだろうが、自分にとっては最悪なシーズンだ。





今シーズンは失敗に終わったと言える。1年目は長年勝てなかった国王杯のタイトルを取り、長い間たどり着けなかったCL準決勝に進出し、リーガもシーズン最後まで戦い、失敗といえるものではなかった。2年目も同様で、世界1のクラブに競り勝っただけでなく、素晴らしい結果でリーガのタイトルを勝ち取った。CLでは準決勝でPK戦の末敗れたが、自分がキッカーを出来るものではない。3年目は失敗、みじめなもの、好きなように呼べばいい。物事が上手くいくときは全員のものであり、物事が上手くいかない時は監督の責任だ。チームは成功に後一歩のところまではいた。けど、たらればはサッカー界にないもの。今シーズンは自分のキャリアの中で最悪なもの。多くの監督にとっては良いものだろうが、自分にとっては最低なものだ。何故なら自分はこれまでのキャリアで大事なタイトルを取り逃したことは一度もなかった。スーパーカップの重要性は小さい。責任を一人に求める場合、メディアは今シーズン、自分が失敗に終わったと言えばいい。

記者が正直なら、自分がこの3年間、チームの敗戦、引き分けの後に逃げ隠れしたという言葉を使うことはないはずだ。勝利したバルセロナでのリーグ戦後、タイトルを獲得したスーパーカップ後、大事な勝利後の記者会見で自分は会見に出席せず話をしなかったことはたくさんあった。試合前の会見に関しては自分には出席する権利も欠席する権利もある。逃げ隠れしたという言葉はネガティブな意味合いがある。その言葉を、意味合いを変えるべきだ。モウリーニョはいつも矢面に立っている。この3年間、チームの敗戦後にはメディアの前で質問を受けている。





- 中略 -


自分には3年の契約がまだ残っている。会長と去就について話をする席にはまだついていない。他の監督の話が出ることは普通な事だと思っている。自分は自分の正直さに約束する。会長と話をする時、落ち着いて話をして自分達の今後についてクラブは公式に発表するだろう。


- 後略 -




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2013-5-21

ペレス、モウリーニョとの契約解除を発表
Florentino Pérez, on Mourinho’s departure

監督との話し合いを行った結果、今シーズン終了後に契約を解除することで合意した。クラブ、監督共に今シーズン終了後に両者の関係を終わらせるのが一番だと考えた。レアル・マドリードの役員を代表して、彼の3年の働きに感謝したい。チームが成績も競争力的にもステップアップすることに務めてくれた監督だった。監督の新しい戦いで多くの成功があることを我々は望んでいる。







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2013/06/03 22:27:00
Goalcom.
チェルシーと正式契約

José Mourinho was officially appointed manager of Chelsea FC today. Reportedly, the technical staff following him are Rui Faria, Silvino Louro and José Morais.
モウリーニョは正式にチェルシーFCの監督に任命された。伝えられるところでは、彼と一緒にテクニカル・スタッフのルイ・ファリア、シルビーノ・ロウロ、ホセ・モライスも付き従う。


4年契約が決定 6年ぶりに復帰
チェルシーは3日、クラブの公式ウェブサイトで、ジョゼ・モウリーニョ監督(50)が次期指揮官に就任することを正式に発表した。契約期間は4年となる。

モウリーニョ監督は2004年から2007年までチェルシーを率い、就任1年目から50年ぶりとなるリーグ制覇に導くと、翌シーズンも連覇を達成。だが、ロマン・アブラモビッチ・オーナーの夢であるチャンピオンズリーグ(CL)は制覇できず、同オーナーとの衝突も騒がれ、2007年9月に事実上の解任でチェルシーを去ることとなった。

その後、インテルでイタリア勢初となる3冠を達成したモウリーニョ監督は、2010年夏にレアル・マドリーの指揮官に就任。初年度でコパ・デル・レイ、2年目でリーガエスパニョーラを制したが、3シーズン目となった今季は無冠に終わり、クラブの悲願であるデシマ(10度目の欧州制覇)も達成できず、先日、今季限りで退任することが発表されていた。

新天地として最右翼と見られていたのが、チェルシーだ。最近では、マドリーのフロレンティーノ・ペレス会長が、モウリーニョ監督はチェルシーに戻ると発言。週末にロンドン入りした同監督自らも、スペインのメディアで「今週中にチェルシーの監督になるだろう」と話すなど、実質的に正式発表を待つのみという状態だった。








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モウリーニョへ向けたレアルの選手達からのメッセージをいくつか見かけました。




モドリッチとアルべロア







『おんぶの仲』のカジェホンからも。





そしてケデイラは;





さようなら、ジョゼ・モウリーニョ。

みんなも、もう知っているよね。
僕たちの監督ジョゼ・モウリーニョが、今シーズン限りでレアル・マドリードを去ります。

僕たちは皆、彼の決断を尊重します。
そして個人的にも僕は彼に感謝しています。

彼がレアルで僕に与えてくれたチャンスが有難かったし
彼が与えてくれたサポートも有難かった。

彼はいつも僕を支えてくれました。時々僕はメディアから非難を浴びたりしたからです。
支えてもらったこの期間、いつも有難く感じていました。
僕はここレアル・マドリードで、彼の下でプレーヤーとして成長することが出来ました。
そして人間としても成熟することが出来ました。
これからの彼の成功を心から願い、その素晴らしい人柄に感謝の気持ちを表したいです。

サミ・ケディラ







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In professional soccer it's normal that you stay together only for a certain period of time. Then you move on. Three years ago you brought me to Real. During the past three years you taught me a lot, trusted in me and you gave me the confidence I needed. Therefore I want to thank you very much and I wish you all the best for your further career.
Thank you very much


プロフットボールにおいては、ひとつのクラブには一定のある期間しか留まれない、というのが通常の形です。そして次へと進んでいきます。
3年前、あなたは僕をレアルへ連れてきてくれました。
この3年間、あなたは沢山のことを僕に教えてくれ自信を与えてくれました。
このことに僕は感謝したいし、あなたの今後の挑戦が成功することを心から祈りたいです。

メスト・エジル






モウリーニョのことを『レアルでは父親のような存在』と繰り返し言っていたエジル。







最後となったオサスナ戦でパパ、モウりーニョに労われました。




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私も感謝の気持ちを込めて、モウリーニョがレアル・マドリードで過ごした3年間のフォトをベタベタと貼っておきます!



















またいつかCrackoviaのモウさんを見る日がくるでしょうか(^^)。


試合の一番の決め手は『幸運、や、つき』じゃなかったんですよ。
レフェリーだったんです。


でもレフェリーについては話したくありません。
だから、もうこれ以上レフェリーのことは尋ねないでください。
もうレフェリーの話はしたくないから。



レフェリーは完璧にバルセロナ側についていました。
だけど、もうこれ以上、一言も言うつもりはありません。



あの、きたない泥棒め。



でも何も起こらない。(誰も不満、苦情を言わない)
な~んにも。



私の笑顔を見てください。




このコメディアンの方、しばらく失業しちゃいますね(^^)



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この二人、それぞれに異なる国へと移りますが、お互いの戦いは続きますね。







8月30日、プラハで行われるUEFAスーパーカップ。

モウリーニョはチェルシー監督として、グアルディオラはバイエルンFCの監督として、再び合いまみえることになっている。
因縁対決は続く・・・




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後任監督は誰になるのでしょうか。
アンチェロッティでしょうか。それともハインケス。
(二人ともバラックの元監督だわ。)
誰がなるにしても、モウリーニョじゃないのだ。


彼が抜け、ポッカリ大きな穴が空いてしまいました。








“Defeat, for me, is far from being a drama. Defeat is just about returning to a starting point in order to evolve and now that is the case for me more than ever.”
“My targets are simple – I only want to be happy. One cycle comes to a close and another begins. I always try not to talk about the negative aspects of the cycle which has come to an end. I am going to try to maintain that belief now and I am going to try not to deal with the Spanish press.”

José Mourinho


『敗戦、それは私にとって、ドラマチックな出来事とはおよそかけ離れたものだ。負ける、というのはただスタート地点へ戻ることでしかない。そこからまたやり直すことでしかない。
そして今の私には、この敗戦はそれ以上の意味がある。

私の目指すもの - それは至って単純だ - 私はハッピーでいたい。周期が一巡りしてその終わりに近づき、また新しい周期が訪れる。終わりに近づいている一つの周期について、ネガティブなことを話そうとは思わない。
その考えを変えるつもりはないし、スペインのメディアには対応しないよう努めるつもりだ。』

ジョゼ・モウリーニョ


José Mourinho


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2 Comments

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チェルシーで再び ()
2013-06-11 17:58:02
レアルの試合はCLくらいしか見てなかったんですが、この3年間、モウリーニョはよくやったんじゃないかと思うんですけど・・・。レアルファンのpale mintさんとしてはどうでしたか?

私は今回モウがチェルシーに戻って来てくれるのが、嬉しくてたまりません。
毎年監督が代わり、不安定ながらも結果を残してきたチェルシーにとって、願ってもない監督だと思います。

バラックがいなくなった後しばらく、チェルシーの試合を見ても面白く感じない時もありましたけど、今ではすっかりチェルシーファンの私。
モウリーニョで再びCL優勝を成し遂げてくれるんじゃないかと期待してるんです!
その前に、バイエルンとのUEFAスーパーカップがありますけどね。
モウ対ペップ。
マスコミがまた色々因縁めいた事を書きたてそうですけど・・・・。

今から来季が楽しみで仕方ないです!
pale mintさんも、またチェルシー見てみませんか?
バラックはいないけど、ステキな選手がいっぱいいますよ!
返信する
プレミア・リーグでの成功を! (pale mint)
2013-06-11 23:56:25
光さん、こちらにもありがとうございます。
モウリーニョ体制は一年目で国王杯優勝、二年目でリーグ優勝を果たし、今年はCL準決勝進出、国王杯決勝進出、リーガ2位という成績でしたから、普通の監督なら十分な戦績じゃないでしょうか。でもそこは、なにしろスペシャル・ワンのモウさんですからねぇ。やっぱり本人が目指していたものや、クラブから求められていたものとのギャップが大きかったのかな、と思います。
ペレス会長も会見でそのようなことを言っていましたし。

モウさん自身は『イングランドは自分を愛してくれている。』とか『批判もするけど評価もしてくれる。』などとイングランド・ラブの発言をしていますけど、チェルシーを辞めた時も辞める前も結構イングランド・メディアと衝突してませんでしたか。
またイングランドのスポーツ紙は手ぐすね引いてモウさん復帰を待ち焦がれているのではないかな・・・(*_*;

チェルシーいいですね。もしモウさんがエジルとケディラをセットで(ついでにベンゼマも^^)一緒にチェルシーへ引っ張ってくれるようなら、応援隊に加わっちゃおうかな(笑)
シュールレを狙っている、という噂もありますが、そうなったらドイツ・パワー炸裂です。そのうちバラックが助監督に迎えられたりしたら最強ですね。
ア、助監督はカランカさんがいるからダメだ。じゃ、コーディネイターとして・・・ア、でもバラックがコーディネイターでは、まとまる物もまとまらなくなるか・・・などと妄想は果てしなく広がるのでした(*_*;。

そういえばアブラモビッチ・オーナーとモウリーニョとの関係って、その後修復改善されたのでしょうか。
どちらにしてもモウリーニョさんのプレミア・リーグでの成功を、これからも陰ながら応援してます!
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