おうちパン屋

八ヶ岳の麓で、田舎暮らし16年目。ママパン屋しています。

ケルニッシュブロート

2011-01-26 18:19:02 | ドイツパン
「ドイツパン=固い・酸っぱい」というイメージがあるけれど、
それはライ麦と小麦の配合率で固さが、乳酸菌が主なサワードゥの配合率で酸っぱさが左右され、
かなりパンの出来上がりが変わってきます。


左は何度も夢見るくらい焼き続けた「ベルリーナ」永遠の相棒(笑)
クセの強いドイツパンとして知られています。ライ麦の量は65%。

右は何度か焼いている「べーマーバルトブロート」
最もクセの強い部類。と言うことは酸味が強い。ライ麦量は90%。




↑今日初挑戦した型焼きの「ケルニッシュブロート」。
クセの弱い食べやすいドイツパン。ライ麦量は40%。


一見固そうだけどスライスすると中はキメが細かくもちっとした感じ。
サンドやトーストでも素材の味を引き立て食べられそう。。
切り口も白め。

食べやすさやニーズに応えて数種のドイツパンを
安定して作れるようになりたいな。


そして大切なノート。ホシノもフランスパンもコレで何冊目になるだろう。。。?!
気づいたことは何でも書き留めていて、ずっと後になって
こういうことかぁ!!と気づくこともあります。

教室でも感じるときがありますが、パン作りが初めてでも、
センスがあると本当にきれいに焼き上げられるタイプの方もいます。羨ましいくらいにね!

でも私にはそのセンスはない方だと思います。
繰り返しやらなければ自分の物にできないタイプ。だからハマルのかな。

でも飽きずに続けられるのは、生きものが相手ということ。
基本は粉と酵母なのにあんなに多種多様なパンが世界中に生まれるんですもの。
教室でも持ち帰った生地は、そのときからみなさんそれぞれのパンになるんです。
みんなが「おうちパン屋」さんなんですね!





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