ラミレスの先制２ラン空砲、沢村がリード守り切れず逆転負け。

原監督「沢村には荷が重かった」首位攻防第１Ｒは逆転負け ― スポーツ報知

◆ヤクルト４―２巨人（２日・神宮）

巨人が、首位攻防初戦を落とし、１１年ぶりにヤクルト戦の負け越しが決まった。２回にラミレスの１５号２ランで先行したが、先発の沢村が踏ん張れなかった。２点リードの３回に田中にタイムリーを浴び、５回には青木、田中に連続適時打で逆転を許すなど、要所で粘れずに１１敗目。四球が絡む、同じ打者に打たれる、序盤に失点―というミスを繰り返し、チームの連勝を４で止めた。ヤクルトとのゲーム差は３に開いた。

　悔しさ、自分への腹立たしさ、勝てないもどかしさ。沢村は、気持ちが整理できる状況ではなかった。試合後、ベンチ裏から姿を見せると、クラブハウスに向かう約１００メートルの間、一切、口を開くことはなかった。「大事な試合というのは理解していましたし、初戦を任された以上、何とかしたいという気持ちでマウンドに上がりました。先制点をもらったのに守りきれずに申し訳ありません」。クラブハウスに戻り、広報を通じてコメントを出した。

ラミレス先制弾も沢村踏ん張れず、巨人逆転負け ― サンケイスポーツ

ラミ先制２ランも…ヤクルトが逆転で巨人戦１１年ぶり勝ち越し ― スポーツニッポン

ラミレス先制弾も、痛恨の逆転負け ― 巨人軍公式サイト

【おとりんの一言】

一気に差を詰めるはずのヤクルトとの首位攻防戦、初戦はラミレスが先制２ランを放ったものの、先発の沢村が６回で３点を失い、逆転負けを喫した。

沢村、村中の投げ合い、ともに４安打７奪三振と結果は似ているが、村中は５回以降全て３者凡退と完璧な投球を見せての完投勝利である。
打線の援護が少ないといわれる沢村だが、いまだ克服できない詰めの甘さがあるようだ。

塩見、８回途中３失点で新人トップタイの７勝目。

あっパれ！楽天・塩見、７勝！パ５球団制圧 ― サンケイスポーツ

(ロッテ３－６楽天、２日、ＱＶＣマリン）

パ５球団制圧だ！　楽天のドラフト１位・塩見貴洋投手（２２）＝八戸大＝が２日、ロッテ１６回戦で、７回２／３を６安打３失点の好投。６－３勝利に貢献し、両リーグ新人トップタイの７勝目を挙げた。過去２戦２敗だったロッテからの勝利で、パ・リーグ全５球団から白星をゲット。ロッテのドラフト１位・伊志嶺翔大外野手（２３）＝東海大＝を４打数無安打に封じるなど、新人王レースでも勢いに乗る。

　イケメンに笑みが弾けた。九回二死満塁で八戸大の先輩・青山が工藤を二ゴロ締め。白星を手にした塩見が、ベンチで歓喜の輪に包まれた。

　「３連戦の初戦を取りたいという、強い気持ちで投げました。ストライクをとっていけました」

横風生かし直球をシュートに…塩見、頭脳的な投球光る ― スポーツニッポン

塩見、７回２／３、３失点で新人王大本命！…楽天 ― スポーツ報知