近事変々

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谷保天満宮例大祭(1)・・・万灯行列

2011-09-29 09:32:55 | 民俗・行事
25日の日曜日は国立市の谷保天満宮例大祭の2日目であったが、万灯行列と古式獅子舞が奉納されるというので、前々から見に行こうと計画していたところであった。
谷保天満宮は、いうまでもなく学問の神・菅原道真公を祀る天神様である。
東日本における天満宮としては最も古く、湯島天神、亀戸天神とならび関東三天神と称されるお社である。



谷保天満宮(やぼてんまんぐう)/ウィキペディア
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%B0%B7%E4%BF%9D%E5%A4%A9%E6%BA%80%E5%AE%AE

正午から始まる万灯行列の時間を見計らって、武蔵野線経由で南武線の保谷駅に降り立った。
駅前ロータリーには、すでにたくさんの万灯と氏子が待機していた。





万灯行列は各町会から一基ずつ、子ども万灯も数基加わり 約12~13基が谷保駅前から谷保天満宮境内まで約2時間にわたり勇壮に練り歩くものである。
9つの町会から一基ずつが参加する万灯には、「手隠し」と呼ばれるさまざまな絵を描いた額が付いており、中には重さ百キロにもなるという万灯もあって、氏子たちが力の限り振り回しながら練り歩く姿には、観客も思わず力がはいる。





南武線の踏切を越えた通り際にはお囃子屋台が並び、お囃子連の子どもたちが囃子と手踊りを披露していた。
その前を、万灯行列が天満宮の境内へと進んで行くのである。



谷保天満宮は山裾にあって、参道から階段を下りた底地に拝殿があるという珍しい構造のなっているが、万灯も階段から拝殿前に下りてくるのである。
拝殿前でひとしきり万灯回しを披露した後は、万灯を解体し、花飾りのついた竹竿は氏子たちにお守りとして渡されるのである。
こうした形態は、初めて見るものであった。



万灯行列が終了してから古式獅子舞が始まるまで、小一時間ほど待機していたが、何もすることがなく手持無沙汰であった。

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