小樽のパパの子育て日記

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清水町若手職員訴訟雑感

2022-10-05 05:30:00 | 雑感

昨日の新聞に興味深い記事があった。

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短大卒相当なのに高卒の給与 清水町職員5人が賠償請求(出典:北海道新聞)

短大卒相当なのに高卒の給与 清水町職員5人が賠償請求
十勝管内清水町の町職員5人が、短大卒として給与を受けるべきところを高卒と扱われ、本来の額より少なく支給されたとして国家賠償法に基づき、同町に不支給分の一部計498万円の損害賠償を求める訴訟を3日までに、釧路地裁帯広支部に起こした。
訴状によると、提訴したのはいずれも専門学校卒の20代~30代の行政職員。
人事院規則によると、専門学校卒は短大卒として扱うことができるが、5人は採用時から高卒として本来より月額1万数千円少なく支給されていた。
1人が近隣町村の専門学校卒職員と比べて給与額が異なることに気付き、2020年7月に不支給が分かった。
町は職員からの指摘を受け、同年9月に専門学校卒の給与を短大卒に相当すると見直した上で、発覚後の同7~9月までの差額分の支給を申し出たが、5人は「採用時にさかのぼって全額支給すべきだ」と主張。
町は「人事院規則は『できる規定』で、高卒と扱っても問題はない」として全額支払いには応じていない。
支払いを求めている498万円は、町が示した5人の採用時から19年9月まで2~7年分の差額。
5人はさらに19年10月~20年7月分も町が計算して明らかにするよう求めている。
訴状を受け取った町は「法廷で適切に対応する」とコメントしている。

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人口が3000人あまりの町だから町職員の数も知れているはずだ。
ほとんどが顔見知りなのだから、何らかの同調圧力によって訴訟になるとは通常考えづらいところ。

若い5人が自分たちの信念に従い同調圧力に屈せず勇気ある行動をとったと考えれば、あっぱれとも言える。
一方で、この手の判例は多くあるから、訴訟の結果はある程度予想がつくはずだし、それでも訴えを提起しなれけば腹の虫が収まらないような特別な事情があったのか。

いろいろと訝ってしまう。

日本もアメリカのように訴訟社会になっていくのだろうか。


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