小樽のパパの子育て日記

日々のできごとを徒然なるままに2006年から書いて18年目になりました。
ヤプログから2019年9月に引越し。

ささやかな休日

2020-07-26 05:07:49 | 雑感
朝8時30分、湯の花手宮殿の駐車場に車を停めて、高島方面へ走り出す。
トンネルの手前にある信金の角を曲がって高島小学校に向かう。
ここからずっとゆるやかな上りが続く。
こんがり屋のあたりで平になるから一息つけた。
そのまま真っすぐに進み、冬だけ一方通行になる赤岩の住宅街を抜けて幸方面を目指す。
道路の真ん中に木が立つ峠を超え、雪捨て場にまだ黒い雪の塊が残っているのを見ながら走る。
この辺りからは下りが続く。
先日新聞に載っていた幸のスーパー前を通り、旧国道に出る。
旧国道に出れば、いつも走っている定番コースとなる。
長橋十字街、砂留、稲北十字街を超え、色内川下のバス停を過ぎれば、ここからはいわゆる手宮だ。
住所で言えば、稲穂5丁目までが小樽で、錦町から手宮。
小樽と手宮の境目となるランドマークは、セブンイレブン。
これが古くから小樽に住んでいる人の共通の感覚だろう。
手宮ターミナルを超え、新しい消防署が建つという工事現場を超えて湯の花へ。
ここまで1時間10分ちょっと。
90分走ると決めていたので20分足りない。
湯の花を通り過ぎて、そのまま高島トンネルの手前まで走り、引き返して湯の花に戻り、ぴったり90分。
風呂道具を車から取り出し、汗びっしょりのまま一目散お風呂へ。
入念にかけ湯をして、まっすぐ水風呂に飛び込む。
ザブーン。
火照った体が一気に冷やされる。
この瞬間の気持ち良さったら、ありゃしない。
水風呂に2、3分浸かったら、冷水機の水を一口飲んでサウナへ。
あれだけ汗をかいたはずなのに、サウナに入るとまだ汗が出るから不思議だ。
サウナの中には自分だけだから、あずましい。
湯の花は午前中11〜12時が一番空いている時間帯だと思う。
おそらく、オープンの9時に合わせて来るお客さんたちがちょうどこの時間帯に一旦引けるからだ。
サウナから出たら、かけ湯で汗を流し水風呂へ。
これを5往復繰り返すと汗がだんだんと枯れてゆく。
体を洗い、髭を剃り、歯を磨きスッキリしたところで、仕上げにサウナと水風呂をもう2往復したら終了。
脱衣所へ出る前に、全身を拭いて水分をしっかりと拭き取るのが自分流。
体重計に乗ると、約2キロ落ちていた。
そそくさと着替え、2階の自販機でリアルゴールドを買う。
当たりつきの自販機なのでピピピと数字が回って、なかなかお釣りが出てこない。
どうせ当たらないのだから、早く出てきてくれと、ちょっとイラつくのもルーティーン。
奥の座敷に腰を下ろし、おもむろにリアルゴールドのフタを回し、ここから一気にゴクッごクッとやる。
このうまさったら、ありゃしない。
車でなければ生ビールなのだが、リアルゴールドも捨てたものではない。
リアルゴールドを飲み干し、フーと一息ついた。
小さな幸せを満喫する中年オヤジのささやかな休日。