小樽のパパの子育て日記

日々のできごとを徒然なるままに2006年から書いて18年目になりました。
ヤプログから2019年9月に引越し。

王将戦第2局 雑感

2016-01-26 05:22:52 | インポート
9筋の端の位が活きる展開になるとは。
難解な角換わり、これだから自分には到底指せません。
飛車取り金取りに構わず6三歩と垂らし、6三銀不成と活用する手順はさすが。
壁銀の悪形にはこれで間に合っていると数十手前から見切っている羽生四冠の読みの光った一局でした。
星がタイに戻って王将戦も俄然面白くなってきました。

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出典:毎日新聞
島根県安来市の「さぎの湯荘」で24日から繰り広げられていた第65期王将戦七番勝負第2局(毎日新聞社、スポーツニッポン新聞社主催、囲碁・将棋チャンネル協賛、安来市、安来市王将戦開催実行委共催)は25日午後5時23分、99手で挑戦者の羽生善治名人(45)が郷田真隆王将(44)に勝ち、1勝1敗のタイにした。残り時間は羽生1時間15分、郷田18分。第3局は2月4、5日、栃木県大田原市の「ホテル花月」で指される。
激しい攻め合いになったが、羽生が堅実に郷田玉を寄せきり、初勝利を挙げた。
角換わり腰掛け銀の序盤戦から羽生が仕掛けたが、封じ手の3七角(45手目)の直後に長考を重ねた郷田が思い切りよく攻めに転じた。昼食休憩をはさむ1時間41分の本局最長考で4七歩成(54手目)から迫った。これに対し羽生は、郷田の玉形をとがめた6六角(57手目)から反撃、郷田陣を壁銀の悪形にして優位に立った。最終盤になっても羽生は6三歩(85手目)から手堅くと金で攻め、読み切って郷田陣を受けなしに追い込んだ。
郷田に誤算があったのか、最後は一直線に投了に追い込まれてしまった。
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