図書館で借りた本
「プロ棋士の思考術」依田 紀基
美唄市生まれで岩見沢市で育ったという筆者は、小学校時代「オール1」だったという。
そんな劣等生がいかにして囲碁のトッププロ棋士となったのか。
物事の本質を見抜く勝負師の言葉には、人生にも通じる普遍性をもつ。
「勝ち続ける八つのK」
①感動
②繰り返し
③根本から考える
④工夫を加える
⑤感謝
⑥健康
⑦根気
⑧虚仮(こけ)の一念
いい手に感動し、ほれ込み、好きになる。
繰り返すことで素晴らしい一手のもつ意味が意識の表層から無意識の段階に染み入っていく。
知らないうちに、同じ手が打てるようになる。
無意識にまで落とし込めないようなら、それはものまねであり、本当の力にはならない。
根気よく続けていけば、技術が無意識のレベルまで深まっていく。
技術が「テクニック」ではなくなって、「心」になっていく。
そうなれば本物で別の世界が開けてくる。
虚仮の一念とは、愚か者でも一心に一つのことをやれば、目的を達せられるというほどの意味。一心不乱の心境である。
勝負は相対的なものだから、虚仮の一念のような強い心があるかどうか、ぎりぎりのところで勝敗を分ける。
勝つ理由がなくなったり、負ける理由が生まれたりすると、虚仮の一念は薄れてくる。
あっという間に読了。
「プロ棋士の思考術」依田 紀基
美唄市生まれで岩見沢市で育ったという筆者は、小学校時代「オール1」だったという。
そんな劣等生がいかにして囲碁のトッププロ棋士となったのか。
物事の本質を見抜く勝負師の言葉には、人生にも通じる普遍性をもつ。
「勝ち続ける八つのK」
①感動
②繰り返し
③根本から考える
④工夫を加える
⑤感謝
⑥健康
⑦根気
⑧虚仮(こけ)の一念
いい手に感動し、ほれ込み、好きになる。
繰り返すことで素晴らしい一手のもつ意味が意識の表層から無意識の段階に染み入っていく。
知らないうちに、同じ手が打てるようになる。
無意識にまで落とし込めないようなら、それはものまねであり、本当の力にはならない。
根気よく続けていけば、技術が無意識のレベルまで深まっていく。
技術が「テクニック」ではなくなって、「心」になっていく。
そうなれば本物で別の世界が開けてくる。
虚仮の一念とは、愚か者でも一心に一つのことをやれば、目的を達せられるというほどの意味。一心不乱の心境である。
勝負は相対的なものだから、虚仮の一念のような強い心があるかどうか、ぎりぎりのところで勝敗を分ける。
勝つ理由がなくなったり、負ける理由が生まれたりすると、虚仮の一念は薄れてくる。
あっという間に読了。