小樽のパパの子育て日記

日々のできごとを徒然なるままに2006年から書いて18年目になりました。
ヤプログから2019年9月に引越し。

遥のサラダ

2012-08-07 07:59:24 | インポート
遥の盛り付けたサラダ




おいしそうだね




女子サッカー最後までみました。
決勝進出おめでとうございます。
ハラハラしっぱなしでした。

PKを外したフランス選手。
ドンマイドンマイ。
そんなに責任を感じる必要はないよ。

こういう試合でいつも考えてしまうのはPKを外した選手のこと。
高校時代の抽選負けのトラウマなのかもしれません。


2時間だけ寝て朝ランへ。
30分だけでしたが心地良い疲労感。

今日も頑張ります






下山の思想

2012-08-07 00:47:21 | インポート
図書館で借りた本。



下山の思想 五木 寛之

どこへ下山するのか、その先に何があるのかとさまざまに想像すると、
かすかな希望の灯が見えてくるでしょうか。
色々と考えさせられました。


以下、印象的な部分を抜粋

私たち日本は高峯を目指して必死に登ってきた。それは世界を驚かす奇蹟の登頂だった。
しかし、(年間3万人以上の自殺が十数年も続くように、)相当な無理を重ねてきたことも事実である。
いま、復興の声がしきりにわきあがっている。だが、復旧をめざす努力は、どこか違うような気がする。
私たちは、新しい社会をめざさなければならない。経済指数とは別の物差しを探す必要がある。
節電の運動が普及して、街は暗い。アンチ自粛ムードを叫ぶ声もしきりだ。
しかし、最近ようやく夜の色の濃さを再発見したような気がして、節電の街があまり不安ではない。

下山する、ということは、決して登ることにくらべて価値のないことではない。
一国の歴史も、時代もうそうだ。
文化は下山の時代にこそ成熟するとはいえないだろうか。
私たちの時代は、すでに下山にさしかかっている。
そのことをマイナスと受けとる必要はない。
実りある下山の時代を、見事に終えてこそ、新しい登山へのチャレンジもあるのだ。


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下山の思想 (幻冬舎新書)
五木 寛之


どんなに深い絶望からも人は起ちあがらざるを得ない。
すでに半世紀も前に、海も空も大地も農薬と核に汚染され、それでも草木は根づき私たちは生きてきた。
しかし、と著者はここで問う。
再生の目標はどこにあるのか。
再び世界の経済大国をめざす道はない。
敗戦から見事に登頂を果たした今こそ、実り多き「下山」を思い描くべきではないか、と。
「下山」とは諦めの行動でなく新たな山頂に登る前のプロセスだ、という鮮烈な世界観が展望なき現在に光を当てる。
成長神話の呪縛を捨て、人間と国の新たな姿を示す画期的思想。

下山の途中で見えるもの

美しい風景
遠くの海、町の遠景、岩陰の花、
それらを眺める心の余裕にも気づく。

自分の来し方、行く末
いま自分はどこにいるのか、
行先はどこなのか、考えるとき。

成熟への道
ポルトガル、スペインなど
下山の先進国を見て、学ぶ。

希望
日は堂々と西へ沈み、また昇る。
下山の先には新たなスタート地点がある。

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オリンピック女子サッカーを見ようとこんな時間。
さあこれから一生懸命応援しますよ